前の日に予約の電話をいただいたご一家の手織体験記です。
「3人で綿から紡いだ糸を織り込む三河木綿フルコースを体験したいんですが」
子供たち3人とお母様の手織体験である
早速畑で採れた三河地棉の種取り作業から始まった
木製の綿繰り器の登場である
ローラーの間に種付き綿を差し込むと種と綿とに別れる
優れものの機械である
種が取れた綿を均等に解すためにワタ打ち作業をするのだが
今日は強風の為カーダーを掛けた綿を手紡ぎ車で紡ぐ
自分の手に握る綿から糸が回転しながら糸に変わる
「わー!糸が出来てる」
「すごーいフアフアの綿なのに」
子供たちの歓声が上がる
これがやりがいと言うのだろうか
教える私も同じように歓声が上がる
そしていよいよ織機を使って機織りが始まった
スタッフから織物は織れる原理と織機の操作を教わりながら
進んでいきます。
3人は自分の好きなカラー糸を選んで織り進めています
「私はブルーよ」
「私はピンク」
お母さんも綿繰りから始まり糸紡ぎも終えて機織りです
小さいお嬢様もお母さんの応援をしながらお手伝いです
ブルーの好きなお嬢様も自分で紡いだ糸を織り込みながら
「すごく楽しいです」
と、嬉しい言葉をいただきました
「私も自分で作った糸を入れます」
と糸変えをして手紡ぎした糸を織り込みます
「自分で作った糸だから嬉しいです」
と真剣な表情で織り続けます
ピンクが好きなお母さん
少し遅れていますが賢明に織り続けます
「織ってみて手織は好きです」
「いつでも竹島へ来て織ってください」
好きなものを好きな時間に来て織れる教室もある
竹島クラフトセンターでは織物専門家が指導しています
「私も織りたい」
と言うことでお嬢様と一緒に織っています
すっかり織物作家の気分で織れています
「最高に楽しいです」
いよいよ最後の紺色の糸に変わりました
「いつまでも織りたいわ」
終わりたくない雰囲気でいっぱいです
目の前の竹島の絶景を眺めながら手織です
観光客の人も覗き込んで見ています
全員もうすぐ完成です
「終わりたくないわ」
「近くだからまた来て織れば良いよ」
そして、コースターが完成しました
自分で紡いだ糸も織り込んだコースターです
「嬉しい!」
三人三様のポーズを決めて記念撮影です
おめでとうございます!
近くだからまた来てくださいね♪😄