行われた天竜区産業観光祭りの[蔵シック]に出展参加させていただきました。
天竜区中心商店街の600mにテントが並び歩行者天国には
天竜区の物産品や町おこしサークルの物品やクラフト作品も
出品されていました。
近くに秋野不玖美術館や本田宗一郎の記念館もあり
見処いっぱいのところです。
ポンポンの町浜松市ならではのクラシック オートバイの展示や,
日本で数台しかないクラシックカーが日本車・外車200台が並び、
エンジン音を響かせての展示走行は見応えがありました。
ここ二俣は古代律令制の頃には[壬生郷]と呼ばれていました。
その後、徳川家康の嫡男岡崎三郎信康が母築山御前と武田方に謀反を起こしたと
織田信長の怒りをかい、この二俣城で切腹させられたのです。
そんな二俣は天竜川の水運で明治時代には蚕の繭は日本一の
集産地でありました。
そして肥沃な天竜川の土で栽培された棉や桑から作り出された
絹や木綿の栽培も、繊維織物産業も、今や消滅しようとしています。
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二俣は古い蔵の街でもあります。その 蔵をギャラリーにして
竹島クラフトセンターで織り上げた各種手織り作品の展示と
綿繰から手紡ぎ、手織り体験をしました。
壬生の時代から江戸明治昭和にかけてあった遠州の織物を、
二俣の土地から壬生織、壬生木綿として新しい視点から
作り出してみたいと思う1日でした。
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