TAKE-LOG 竹ログ

二俣川原の春

いつまでも寒いね、

今年は変だよ、

と、母はいう

今年の岩水寺の”星まつり”での運勢は真っ●だから気を付けないと、

 

テレビではウクライナの戦争の悲惨を伝え、

ウクライナ戦争で一万数千人の人達が亡くなっているそうだ

日本でもコロナ死者数が2万人を超えています。

ウクライナ戦争とコロナ戦争と物価高騰と、私達の命と生活はどうなのだろう、

 

テレビのニュースは桜の満開を伝えていた。

人が動けばコロナ感染は増える

 

それでも、これから何十回も見れない桜なんだからと

カメラを持って外へ出た。

 

おー!咲いてるよ、

綺麗だね

河原に人が居た

 

二俣川の水も増えて

気持ちの良い流れとなった

優しい春のせせらぎを見た

 

白の花びら、桃色の花びら

春だなー

綺麗だなー

 

桜、桜、弥生の空に

吹く風も優しい

良いなー、

 

苔むした古木の幹に咲く桜

私の子供の頃から古木出会ったから

何歳だろう

 

私が好きな緑を背景に咲く桜

艶やかで優しい女性のように

空の色に溶け込んでいた

 

苔むす岩の馬頭観音を覆う

私の祖父が営んでいた運送店の馬を祀る馬頭観音

 

小径を逝くと河原に出た

そこを行くと

桜の花びらに覆われた空に出る

 

曇り空に一輪開く赤木蓮

春に次の生命を託す植物も人間も

春を感じて幸せそう

 

枝垂れ桜だろうか 

小さな花弁がかわいい

 

 

川のせせらぎを聞きながら春の日を楽しむ

夏になれば子供の頃に泳いだ川だが

船明ダムからの送水管トンネル工事の結果、

二俣川の水量は減ってしまったのだ。

 

春の色に包まれて幸せを感じるが

歴史に残るような感染と戦争と経済の今

 

石仏に祈りながら道をゆく

 

秋野不矩の美術館の坂を登る

この道を何度登ったことだろう

 

時を経て味わいを増す秋野不矩の館

花の季節にまた来れるだろうか

 

橋の欄干は二俣祭りの紋様だが

今年は祭りが出来れば良いが

 

お祭りの囃子も忘れてコロナかな

 

ウクライナ戦争で一万数千人の人達が亡くなっているそうだが、

日本でも国内のコロナ死者数が2万人を超えている

ウクライナ戦争とコロナ戦争と、エネルギーと食糧難で

私達の命と生活はどうなることやら、

 

太平洋戦争終戦直後の経済と生活のどん底を生きて来た者にとって、

”戦争を知らない子供達” となっていく今、

コロナ感染と戦争と経済と生活を心配しながら眺めた桜であった。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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