「刺し子織りを織りたい」
その一言で始まったIwakooさんの刺し子織りだ。
”柄を織り込む紋織刺し子織りを織ってみよう”
柄をデザインしてそれを織り出す組織を作り、
一段ずつ組織を織り出すという地道な作業が続く
現れてくる織り柄に感動しながら一心に織り続ける
一本の狂いもなく織り続ける
組織の一本の狂いが全てを駄目にする
そんな過酷な作業がつづく、
手芸と工芸の違いがここにあると思っている
柔道着と同じ織物組織で柄を織り出す作業は
緊張と根気が続く過酷な工程の中にいた。
そして今日は
「出来ました!」
「厚みも十分です バッグを作ります」
織り上がった布が織機から切り離され布として誕生した。
「良いね!」
「おめでとうございます」