朝、手織体験の予約が入っていた
神戸からご旅行のご一家の手織り体験です。
三河木綿のフルコースの予約で機材の準備をして
早速、綿繰り作業から学びます。
「わー、昔の機械だ」
ハンドルを回すと2本のローラーが回り棉と種に分かれて出て来る
「あれ、不思議だわ」
「なぜ?別れるのだろう」
その後、綿打ち作業に入る
弓の出現で
「これ弓でしょう?」
そうなんです、昔は獲物を射る弓も棉を打つ弓も
同じ原理を利用していたのです。
昔の人は多くの生活の経験の中から原理を学んできたのですね
次におなじみの紡ぎ車が現れた
スタッフの棉から糸に紡ぐ様子を見て
「不思議だわ、何で糸が出来ちゃうのかな」
綿に回転拠りの力を加えて引く力と合わせると糸に変わるのです。
皆さんにもこの後体験していただきます。
「わー、切れちゃいそう」
「あら、不思議だわ何故?糸になるのかな」
棉が糸に変わることが信じられない様子で
作業が続きます。
全員が紡いだ糸を持って織機に向かいます
経糸の奇数の糸と偶数の糸が交互に上がり下がりする間を
緯糸が通過しながら織物が織られてくる様子を体験します。
これも人類が森の中で体験の中で経験して学んだのです。
今日はアサリ採りがない日なので静かな竹島を眺めながら
手織り体験が進んで行きます。
「こんなところで織物体験が出来るなんて」
「楽しいです」
30分もすると織物に集中していた作品コースターが
出来上がってきました。
「わーい、出来たー」
「おばあちゃんすごく綺麗に出来たね」
岡崎に住むお祖母様も作品を織り上げて記念撮影です。
おめでとうございます。