秋津のゲーム部屋

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カムイ伝(嘘。そして激ネタバレ)

2008年12月13日 | アーカイブス
 アーカイブスにサガフロが来て嬉しびっくりって書いたばかりだと思ったら、もう次が来てるよ~! しかしサガフロ2は不思議な事に食指が動かない…今も当時も。客観的に考えて、自分的には別に地雷になる点はなさそうなのにな…何が基準でこうなるのかもう自分でもさっぱり分からん。
 だもんで、今回は妙に気になる「シルバー事件」をDLしてみた。

 うー何だろうこの猛烈に懐かしい雰囲気(笑)。それと、不思議に思う暇もなく突き進むとてつもなく勢いのある展開に、ついつい寝るの忘れるほどハマってしまった。
 アニメ見てるみたいにさくさく進むって事もあって、「transmitter」と「placebo」の両シナリオを一応クリアしたみたいなんだけど…。
 以下「シルバー事件」のネタバレが続きます


 うーむ…………。(^^;

 取りあえず言いたいのは、「談話室タムラ」……どうすんのコレ?(笑)

 完全に蛇足なんでは…と思って公式サイトを見てみたら、どうも公式的にはそんな風には全く思ってないらしい。
 なるほど…。
 だとすると、こういう事なのかな…。

 すべては、ハチスカが「天使」の存在とその意味を知った時から始まった。

 ナカテガワも言ってたけど、3勢力の対立なんてすでに実体のないものだったんだよね。少なくとも第二次箱子供政策が始まった時点で、フロンティア派は組織として機能しなくなっていた。すべては、本当の目的を覆い隠すためのハチスカの陰謀の一環で、みんなは本当の事は何も知らずに疑心暗鬼になって殺し合いをしてるだけ。

 勝手に天使と呼んだけど、これは2才のウエハラカムイに移植された眼球の持ち主…もとい正体不明の生物、もとい「宇宙人」なのは間違いなさそう。
 つまり、ウエハラカムイはジェノバ細胞を埋め込まれたセフィロスだった!(^^;
 と来たら、主人公やモリシマはまるっきりセフィロスコピーだよな~(笑)。
 
 クサビは、ハチスカが不老不死の力を手に入れるためにいろいろやった、みたいに捉えているようだけど、それはどうかね。クサビはシンプルな思考をモットーとする人だからそう考えて当然なんだけど、モリシマのストーリーをやったプレイヤーはもうちょっと違う印象が沸いてくると思う。本人と話もしてるしね。

 この話の根底にあるのは政治的な勢力争いや生体実験の狂気とかそういうものでは全然なくて、コンタクトとかアセンションとかみたいな…もっとアッパー的でオカルトチックな概念なんだと思う。ってか自分でも何言ってるかよく分かんなくなったきた。
 でも、そこに本質があると考えるとかなり飲み込みやすくなると思うんですがどーでしょう?
 
 面白いよね、この手法。登場人物たちは、自分の立場で自分の知ってる事しか語らない。だからそれが物語の真実とは限らない…。
 こういう話ってついつられていろいろ妄想しちゃう。例えば。
 最後の最後で現れた「カムイ」はモリシマなんじゃないか…とか。
 フロンティア派党首サンダンスとハチスカは実は同一人物なんじゃないか…とか(笑)。
 

こっ、この方はっっ…!!vvv

2006年11月30日 | アーカイブス
 やっと巡り会えましたな。「俺屍」。
 面白そうだと思っていたのになんで当時やらなかったのか…。実を言うと枡田さんのシナリオのエグい所がちょっと気になっていて、そういう雰囲気が濃厚に漂ってる辺りに腰が引けていたのかもしれない。
 気になっていたのはもう一つ理由があって、当時アンジェリーク関連でサイトに来てくれていた方々から、とにかくおまいはこのゲームをやってみろ、とプッシュされていたという事もある。その理由を今、時を越えて思い知りましたよ~。ううっありがとうございます、当時そう言って下さった方々!

 月光天ヨミ様…。
 ゲーム開始時は何となく胸騒ぎを感じつつ、まだ画像がなかったもんだから、プッシュの理由は黒曜斎様?なんてぼやーっとしてたけど、ゲームが進んで顔グラを見た時…さらに画像がカラーになった時の驚きと言ったら…。
 マズいよこれ…そのものじゃないですか~!!(笑) もう私には某闇様が髪をちょっと結ってそれっぽい服を着た所、としか見えないvvv これ絶対絵師の人はクラヴィス様の事知ってるよね…? 知らないとしたら、月っていうイメージだけでこれだけ激似のキャラを生み出した事になる。なんという神秘…むしろ私は知らずに描きだしたと思いたい(笑)。
 実際、男神の中では何気なく一番美形に仕上がってると言いきってしまうのはひいき目が過ぎるというもんでしょうか。いや氷の皇子も確かに麗しいけど…。

 当時大絶賛されたシステム面だけど、今やってみるとやっぱり少し今更感はある。とにかくキャラのスパンが短すぎだと感じた。あと1年くらい長くてもよかったんじゃないかと…それだと結構早く終わってしまって家系図が物足りなくなるからだろーか? 
 実はまだラストダンジョンに入った段階でクリア出来てない。3度も似たような事を繰り返しているとやっぱりちょっと飽きるというのはあるなあ。イツ花には早く悲願を達成しろとかハッパかけられちゃうんだけどさ。

穴掘り乙女ゲーというジャンル

2006年11月30日 | アーカイブス
 「砂のエンプレイス」…これいっぺんやってみたいとずっと思ってたんだよね。
 発売後少し経ってから近所を探したりはしてたんだけど、中古すら見つけられないまま今に至ってしまっていて。まさかこんな形で手に入れられるとはね。これからもこういう出会いを期待したいですよ。

 好きな人と穴掘り三昧の日々を楽しむ恋愛シミュレーション系RPG…一体どんな事になっているんだと驚愕しちゃうような設定だけど、でもこれがやってみるとなかなかいい。
 とにかく主人公のネーブルが、髪を洗濯ばさみで留めたりしてる大胆なデザインのキャラだけど、これが性格も含めてすごく可愛い。電波ヒロインに振り回されてげんなりする事が多い昨今、ネーブルみたいな正当かつ清純派ヒロインには癒される思いですよ。
 ネーブルの強い願いは、死に目に間に合わなかったおばあちゃんにもう一度会いたい、といういかにも中学生くらいの女の子らしいものなんだけど、これが恋愛要素(パートナー)と絡んで何とも萌えるEDに繋がって行くんだよね…v 

 でもやっぱりプレイしてると、中古でも見つけられないほど出回らなかった理由が少しずつ分かってくる。全体に渡ってみすぼらしさが漂っているのは否めないのよ~。
 「滅び行く地」が舞台なので、ほとんどのマップが荒野や砂漠だったりして殺伐としてるのは仕方がないのかもしれないけど、それにしても似たような風景ばっかりでなんとも味気ない。適当すぎるバトルに妙なセンスの敵キャラ達、一応恋愛系という事になっているのにパートナーとのイベントがほとんどない。中ボスでイフが突然しゃべり始めた時はおおっvと思ったけど、それ以降ラスボスまでパートナーの存在感がまるでないんだもん。
 かろうじて一人じゃないんだと分かるのは、穴掘りレベル(笑)がパートナー共々上がっていく所。あー一緒に掘ってるって設定なんだなと(笑)。
 惜しい…ホントにすべてに惜しいと言わざるを得ないゲームだよ。

 ああ…順調に続けられるといいなあ、このカテゴリー…(笑)。