スマホ版の表示がバージョンアップしたっていうんで、本文は更新してないくせに写真だけ入れてたですよ。前のがダクソ２の魔法剣士くんで今回のが…もちろんドラゴンズドグマ。やっぱりタイトルにいれるならうちはこれしかない(笑)。
更新もしないで何やってたかというと、唐突にトップに写真が挙がったりしてますが今回初めてドラゴンエイジ・インクイジションに手を出してみたですよ。ドグマやダクソやってた時も時々類似ゲーとして名前が挙がってるのを目にしてたから気になってたんだよね。来年ダクソ2の完全版が出るからやるなら今しかないからさ～。
今、魔法使いのエルフ乙女(以下エル子)はこのインテリオタクなハゲエルフの人といいムードになってる所で、本当なら大はしゃぎなはずなんだけど…実はどーもテンションが上がりきらない…。
いや強調しておきたいけど、ソラスはあたし的には文句なく魅力的で興味深いキャラですよ。コールのピュアっぷりにはキュンキュンしまくりだし、カサンドラ姐さんはじめ他の仲間達もホントに個性的なメンバーで一緒にいるのが楽しいよ。でもダクソやドグマの時みたいに時間を忘れてハマり込んでるかというと、残念ながらそうでもないとしか言えないから寂しいわ。
その理由を語る前に、ドラゴンエイジ・インクイジションって最近聞くけどおもろいの？という方に向けてちょっと解説。
ドラゴンエイジシリーズの３作目というのは説明するまでもないと思うけど、基本的には広大なエリア(シームレスなオープンワールドではない)を３人の仲間AIを引き連れて探索し、敵と戦うアクションロープレです。
シミュレーション風な「戦略テーブル」と、オープンワールド風なエリアを自由に歩き回って敵と戦う「通常フィールド」の２つのステージで構成されてて、
「戦略テーブル」でクエストを発生させ
↓
「通常フィールド」で敵と戦いクエストをこなして「勢力」ポイントを溜め
↓
その勢力ポイントを使ってまた「戦略テーブル」で次のクエストを発生させる
その合間に、仲間達との恋愛含むコミュニケーションが散りばめられてる…って感じのいろんな要素盛りだくさんのゲーム。
自キャラも自由にメイキング出来るし、ゲームのスタイルだけみればハマらない理由がなんも見あたらないくらいあたし好みであるはずなんだけど…正直なとこ、いろんな場面で意味不明な部分が多すぎて疲れるんだよね。(^^;
このゲーム、TESよりさらにテキスト量が多くてとにかく文章読まされるんだけど、四角い小さな窓に目一杯ぎっしり詰まった長文を読み続けるのは、活字中毒なあたしでも結構つらさを感じた。
しかもその内容も、この世界独自の名称が多用された断片的な情報なんで、これがドラゴンエイジ初めてってヤツには何が何だかさっぱりだよ。ルシがファルシでなんちゃら、っていうまさにアレ(笑)。
文章の意味不明さと言えば、仲間とのコミュニケーションでいろいろ選択肢が出るんだけど、それがモロ直訳なんで話の意図が分からず会話が成り立たない。よく分からないままに選んだら全然意図しない方向に話が進んだとかしょっちゅうなんで、大切な相手と話す時は事前セーブ必須。日本語と英語ってホント真逆なくらい感覚的に離れてるなーというのを実感したよ(笑)。
バトルに関しては、魔法職しかやってないとお断りしての感想だけど、なぜか爽快感はほとんどない。敵が謎なほど固くてザコ戦でも時間くうせいなのか、魔法が微妙すぎるせいなのか…。
これは、あたし自身がまだ魔法をよく使いこなせてないっていうのがあるかもしれない。魔法はすごく種類があっていろいろ効果もあるみたいなんだけど、これまた説明文が直訳過ぎて意味不明なのよねー。(^^;
効果がよく分かって使いこなせるようになったらまた印象も変わるかもしれないので、バトルの評価は置いとくことにして。
一言で言うと…仲間に萌える小説ゲーだな。フィールドでの探検要素はTESシリーズの方がずっと濃いし、アクション部分はドグマの臨場感とは比べようもない。そういうのを求めると騙された気分になるかも。とにかく文章読むのが苦にならない人じゃないとかなり辛い仕様、とは言えると思う。
だけど世界観とキャラはよーく作り込まれてるですよ。今の所嫌いなキャラが1人もいないよ。
魔法使いで精霊とかフェイドの話が大好きなエル子がソラスに惹きつけられてしまうのは当然の成り行きだけど、コールにもかなりやられたわ。だって「もーそんなことしちゃダメでしょ？」って優しく叱るだけで好感度がんがん上がるんだよ、かわいすぎでしょvvv
うちのパーティはソラスとコールが固定だけど、時々パニくるコールをソラスががっちりサポートしてくれてて和むよv
ジョゼは最初から好印象だったけど、カサンドラとレリアナは最初とイメージが真逆になったなー。なんだかんだでセラのノリも結構好きだし、ドリアンは嫌いになれる要素が1つもない人だよね。強いて言えば時々うるさいとこか(笑)。
ソラスは苛烈な人なんだよね…。目的のためには手段を選ばないと決めていて、それは何人も、恋人のエル子はもちろん彼自身ですらも変える事が出来ない。というより目的のために苛烈に厳粛に実行するっていうのが彼自身の存在理由なのかもしれない。
でもそれを全肯定している訳ではなく、そういう在り方しか出来ない事に疲れを感じていて、有益ではないと分かっていてもどこかで癒しや安寧を求めてしまう所もあるのかな…そういう気配を彼とのイベントを通して感じたよ。
ソラスの選択肢が難解だっていうのにはホント同意。ここ悩んだわーマジで。
審問官なら絶対止めるべきなんだろうな。こいつらは吐き気がするほど浅はかで愚かだけど、人間界の道義的には悪い事はしてない。だから止めなければソラスがただの人殺しになってしまう。
でもエル子は…2回やり直したんだけど、彼の心情を思うと、どうしてもどうしても止める事が出来なかった…。
たぶんこの精霊は、ブラックウォールとの会話で匂わせてた「彼がフェイドに入り浸る理由」だったんだろうな。彼にとっては恋愛を超えた唯一無二の存在…。時々コールとこの精霊について話してるけど、かなりロマンチックな関係だった雰囲気が伺えて、過去話でもエル子にとっては結構ちくちくくるよ。
この選択が後々2人の間にどんな影響を及ぼすのか…この後エル子はなにやら究極的な決意を固めたようですが。
果たしてエル子は幸せになれるのだろーか…？(DLC含めて(笑)
ああ～アンドラステ、どうかエル子にお導きをっっ……！