ホントの初期に作られた「異界の狭間」の方には確かイベントでしか入れなかったんだよね。それが後から「異界の狭間・深層」としてちょっとマップ付け足したものが出て、いつでも入れるようになった。今回おぼじゃと黒魔くんが巡ったのも深層の方です
ご無沙汰した上にまた前回のファミ通ネタ引きずるんですけど、あの中で松川さんが「当時のスタッフにネトゲにするのとDDと同じ路線でやるのとどっちがいいって聞いたらDDと同じようにやりたいと答えた人が多かった」ってぶっちゃけたのは正直ちょっとびっくりしたよ。ドグマをネトゲとして盛り上げて続けていくなら言わない方がいい所だからね~。もちろん、終わっちゃったから言えたんだろうけど(笑)。
これはドグマはあくまでポーン主体のソロゲーであって欲しいあたしのような信者にはとても心地よく響く言葉だけど、多少言い訳じみて聞こえたというのは意地悪すぎるかな(^^;
城下の職人街のすみっこにあったグランシスのポーンギルドと比べるとかなり格式高い雰囲気のレスタニアのポーン郷。宿も店もみんなポーン達が担当してるしポーン自治区とも言えるかも。ポーン優遇設定というよりもネトゲとして覚者PT をメインにするためにポーン達を覚者依存にせず傭兵として独立させる意図があったのかもですが…
でもそれがまったくのリップサービスでもないんじゃないかと思える理由が、このポーン郷の存在だったりする訳です。ポーン救出イベントはポーンがクラフト要員ではなくバトルメンバーとしてPTにいる事が前提なんで、まだDDONがはっきりネトゲ路線に定まる前に作られた部分なのかもしれないと深読みする事もできそうなんだよね(笑)。もしかしたらDDでぼんやりとした語られなかったポーンの設定についてもっと踏み込んだ描写をしようとしてたのかも? そうも思えてしまってな…。
DDONにはDDON独自の世界観があって必ずしもDDの設定をそのまま踏襲してないかもしれない、っていう前提の上での考察なんですが、レスタニア初期の施設に何か「踏み込んだ描写」の痕跡が残ってないかな~…最後にそれだけは自分の目でしっかりと確認しておきたかった、そんな記憶のお話です。
フタが開いたりしてますが…ここから何かが這い出たのか(^^;
副葬品らしきものはあるんだけど遺骨はないな。ここにいた人は骨を残さず霧散したのか…だけど覚者が普通の人としてではなくポーンと同じように竜の理の円環の中で魂が輪廻するのだとしたら、骨が残らないのも辻褄は合う気はしますで。無理矢理すぎ?(笑)
初期の異界の狭間と共通なエリアにある入れ物のようなオブジェ…思い返すと当時はこれについて笑っちゃうほど思考停止でスルーしてたな。深層の方に行くと、このオブジェを囲む形で倒れてる遺体がある場所があるからやっと、これってやっぱり棺なのかなとぼんやり気付いたですよ。
と言うのも、ポーン達が帰る場所と棺っていうのが全然結びつかなかったからなのよ。
ドグマの基本設定では、ポーンは外の世界で死亡した状態になると竜の理の円環システムによって自動的にここに呼び戻され、死因になった怪我も全部回復した状態で復活する事になってるよね。その時覚者が迎えに来てくれなかったりして放置される時間が長くなると、ポーン達は徐々に記憶をなくして狂戦士化したり魔物に変貌したり、最後には消滅して異界のエーテルに還ってしまう。その設定をクローズアップして、覚者と離れたポーンや孤独のうちに狂った覚者は姿すら保っている事が出来なくなるんだよという事を示した恐ろしい場所が黒呪島だった訳ですが…。
異界には水が流れているように見えるけど、こうして座ってみると水とは違うテクスチャーが敷いてあるのが分かるですよ! 何か透明な気体のような…? これが何らかの設定の元にあえてそうしたんならここまで作り込んでくれて嬉しい
黒呪の話は置いといて、ポーン達はここにいる時はいつでもHP満タンで生きてるか、自己の存在理由を失って消滅してしまうかなんで、棺の必要なんかまったくないのよね。じゃあ一体これは誰の棺なんだと考えると、やっぱり覚者しかいないよね…???
どう考えても棺に入ってるのは覚者…とすると、白竜が元気ですべてが上手く回っていた頃のレスタニアには志半ばで死んだ覚者を異界の狭間に葬る慣習があったんじゃないかと思えてくるんだよ。
考えてみると、覚者になるっていうのは心臓がなくてもフツーに暮らせるゾンビというか人間以外の妖魔のような存在になる事と同義なんだよな~。ポーンを人じゃないと言うなら覚者だって同じなのよね。
あたしはDDの頃から、ドグマの世界観は握り寿司のようなものに見えてしょーがなかった。一般の人々やグランシスの原生動物たちの従来の輪廻転生システムをシャリ部分とするなら、界王養成チームの竜、覚者、ポーンが属しているのはその上に乗っかっているネタ部分のようなものなんじゃないかって。
覚者は一般的な生き物の輪廻サイクルには入らず、ポーンと同様に竜の理システムである異界の狭間に還る、そうあるべきとされていたとしても不思議じゃない気はするんだよなー…。
時々外のフィールドでも見かけるけど、装備が散乱してるオブジェ。ブーツや兜とか身につけていたものは転がってるんだけど遺骨がないのです。これは人じゃなくてポーンが戦闘不能になってリムに戻った、またはここで消滅した意味のものなんじゃないかと思うけど…どうなんだろ
グランシスとレスタニア、2つのドグマ世界を巡って改めて円環について考えてみた時、ふとこんな事が思い浮かんだですよ。
ドグマ世界では、一度覚者になってしまうとまた次も覚者になる存在として生まれて戦い続けなければならない運命なんじゃないか。「永遠の円環」の真の意味はそういう事なんじゃないか…?
ゲーム的には、プレイヤーはどんなキャラ作ってもゲーム始める毎に覚者なのは確定だから筋は通ってる(笑)。
もしかしてここに覚者の魂も集められるんだとしたら…覚者だった者のデータを使ったポーン、つまり死んだ覚者にそっくりなポーンが発現してもおかしくはないんじゃないだろうか。ポーンは魂のエコーというのはそういう意味じゃないのかな…と。
DDのエンディングはメインポーンが覚者の外見になり、周囲から覚者と認識されて世界に存在を始めるってオチだった。DDDAのあの人は、愛していた覚者のコピーと化していたその人のポーンを恋人のように扱って側に置いていた。やっぱり覚者=自我を得たポーンって解釈は公式認定と考えていいんだと思う。
今はポーンとして存在しているキャラが過去の覚者のコピーだったとか、実は記憶まで残っていたとか、記憶まで共有した個人のコピーはもはやコピーと言えるのだろうかとかそういう妄想もアリかな~…(笑)。
竜と覚者とポーンがいるドグマの世界観はホント奥深いからね~DDONのSSとゲームとして動かせるドラゴンズドグマがある限り、次作出るまでずっと妄想に浸っていられそうですおvvv
「あのさ黒魔くん…ヘンな事聞くけど、前にも2人でここに来たっけ…?」