光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2012.12.6) 刀剣

2012年12月18日 | アート 刀剣

久し振りに刀剣です。

本館2階の「日本の美術の流れ」のなかの「武士の装い」コーナに展示されている刀剣です。

まず、拵えの国宝から。   蛭巻の黒いいろが、力強さを感じさせます。

 

 

これも国宝 福岡一文字助真の太刀。   過去にも数回紹介している、美しい太刀です。

 

 刃のところを寄って撮って見ました。  

 

お隣には、 沃懸地葵紋蒔絵螺鈿打刀(国宝 太刀 銘助真の拵)  江戸時代・19世紀があったのですが、こちらは残念ながら撮影禁止でした。

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東京国立博物館(2012.7.28) 刀剣

2012年08月07日 | アート 刀剣

2階展示室の刀剣。

福岡一文字の国宝刀剣。   制作当初の姿が綺麗に残っています。

 

質実剛健という印象。

 

太刀の拵えです。  古風な感じがでています。

 

同じく、福岡一文字の貞真の作品。  以前に も紹介していますが、いい刀です。

 

拵えも立派。  有馬藩の大名用のものだからでしょう。

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東京国立博物館(2012.4.1) 国宝「太刀 福岡一文字助真」

2012年05月13日 | アート 刀剣

 トーハク本館2Fの「日本美術の流れ」で、国宝「太刀 福岡一文字助真」が展示されていました。
美しい刀で、国宝の貫禄十分です。  徳川家康の刀なんですね。
助真作のもう一つの国宝の太刀は、今年1月2日に訪れたときに展示されており、記事にもアップしました。 

 

 こちらが、その拵え。  秀吉のものは金で飾った派手なものでしたが、家康のものは質実剛健。

 

織田信長も名刀を集めていましたが、本能寺の変などで焼失してしまった。

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東京国立博物館(2012.1.2) 刀剣

2012年02月26日 | アート 刀剣

トーハクの刀剣も素晴らしく、正月の展示で国宝などが多く展示されていました。
通常、刀剣は1階の常設展示コーナにありますが、次の二作品は2階で展示されていました。


以前に紹介した作品ですが、青江次直の短刀。  備中や備前は昔から砂鉄の産地で日本刀の名品を産み出した。



 


こちらはピントが甘く、解説プレートもぶれて見づらくてすみません。



 


ここからは1階の常設コーナの展示品です。  古備前という名前のとおり、古武士的な風格があります。



 


この名物 厚藤四郎は以前にも紹介しましたが、国宝の貫禄があります。



 


来派は渡来人を出自とする刀工。 名前の響きがいい。 刀にもなんとなく凄みがあります。



 


シンプルですが美しい刀です。



 


国宝の福岡一文字助真。 こちらも以前に紹介しました。  *磨上げ(すりあげ):刀身をヤスリで磨いて短くすること。 本来の製作時の姿が失われますが、南北朝の後期あたりから戦闘様式が変化し、長尺の刀は多くが切り詰められてしまった。




次も国宝 長船長光です。  刃文をアップにしました。生き物のような感じです。 


 


 今回、短刀が結構ありました。 



 


切っ先が特徴的で、触れれば切れる感じです。



 


バランスの取れたいい刀です。 



 



 


俗に村正の妖刀といわれますが、切れ味にこだわった刀。  外見からは窺い知れませんが。 



 

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東京国立博物館 刀剣(2011年1月9日、30日撮影)

2011年07月07日 | アート 刀剣

トーハクの刀剣の紹介も何度か行っており、最近は 4月19日から4回シリーズで紹介しました。  そのときは2010年11月と2011年4月に撮ったものを採り上げたのですが、2011年1月(9日と30日)に撮った作品が残っていました。

正宗の弟子と伝えられる「江義弘」の作。  確かにきりりと締まった印象があります。



国宝  京都山城の地で作刀した京都来派の国光の作。  来という姓から、高麗からの帰化人が出自ですが、その鍛刀技術は日本各地に広まった。



福岡一文字貞真の太刀。   
全体に優美かつ力強さを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                
  



英彦山は私の生まれ故郷の町にある修験道で有名な山。  そこでも刀鍛冶があったのかと、驚きました。



さえた美しい太刀でした。

峰(きっさき)は蛇の鎌首のような冷徹な感じを受けます。

堀川国安の作品。  体育会系の刀というか、独特の押し出しの強さを感じます。



 峰(きっさき)と刃文が強烈な印象。
 

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東京国立博物館 刀剣(2010年11月、2011年4月)その4

2011年04月21日 | アート 刀剣

観世正宗といわれる名品。  今年2月2日の記事での正宗の作品も素晴らしく、共通するものを感じます。
正宗の刀で国宝は4口あり、そのうち2口がトーハク所蔵で、ここで紹介しているとおりです。 トーハクには正宗の刀が重文でもう1口あり、「名物石田正宗」と呼ばれています。  ついでに調べると、トーハク所蔵の国宝の刀剣は20口(うち短刀2口)あります。  凄いものです。 




正宗の作風が、各地の刀工達に影響を与えたことは間違いなく、彼の作風に似た刀工が出てきます。



備前秀光の作品。


「大悲多聞天」と彫られたところ。



関の孫六で有名な兼元。 孫六は兼元家の屋号ということです。 実用性が高い刀として知られる。



 





大阪正宗といわれた井上真改の作品。


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東京国立博物館 刀剣(2010年11月、2011年4月)その3

2011年04月20日 | アート 刀剣

日本刀の作刀方式は、鎌倉時代に発展し、五箇伝と呼ばれる、五つのグループに大別される。
山城・大和・備前・美濃・相模の5か国でそれぞれ山城伝、大和伝と呼ばれる。 相模は慣例的に相州伝と呼ばれる。
まず、相州伝から





大和伝の太刀。



山城伝。 素人の私には違いがよく分かりませんが、いい刀だなというのは感じます。



備前伝。 昨日紹介した、長船派など備前には、多くの刀工グループがいた。

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東京国立博物館 刀剣(2010年11月、2011年4月)その2

2011年04月19日 | アート 刀剣

備前長船は古来からの刀剣の名産地。
その長船派の実質的な祖といえる長船光忠の作品。 鑑定した本阿弥光忠が、金象嵌を施して銘をいれているため、同名でややこしい。
長船光忠の作品は華やかで、織田信長が愛好し、20数振りを集めた。 なかでも実休光忠という作品を特に好んだが、本能寺の変で焼失した。


刀身中央部を拡大


備前長船は天正19年(1591年)、吉井川の大洪水で壊滅状態となった。



相州伝の祖、新藤五国光の弟子である国広の作。 当時、鎌倉幕府は各地から作刀の名工を集めた。



貞宗は正宗の子ともいわれているがハッキリとしない。



 太刀などを納める拵え

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東京国立博物館 刀剣(2010年11月、2011年4月)その1 

2011年04月19日 | アート 刀剣

■ 転倒事故
自転車での転倒は、段差を乗り越えるときの車輪のスリップによるもので、過去にも経験があるので普段は注意して、乗り越えるのですが、今回は注意が甘くなり、あっという間の転倒で、右顔面と肩をアスファルトに打ちつけました。 幸い、車で通りかかった方が、救急車を手配してくださり、処置できましたが、病院をでるときの自分の姿を見ると、こめかみが切れて出血し、まぶたが赤紫に腫れ上がったボクシングの選手でした。  一応、脳内や眼底なども検査し、異常なしで安心しました。
事故には必ず油断があります。   皆さんもどうかお気をつけください。



■ さて、東京国立博物館シリーズ。 刀剣に素晴らしいものが多いので、昨年11月と今年の4月に撮ったものをご紹介します。 なお、昨年9月に撮った刀剣(3回シリーズ)も良かったらどうぞ。
日本刀の歴史です。  なお、刀剣の専門用語の解説を末尾に付けています。



力強い造形で鋼の美しさがでていました。(2011年4月撮影)



古雅という言葉がぴったりです。。(2010年11月撮影)



反りのついた刀の先達といえる安綱の作品。(2010年11月撮影)



整った美しさが抜きん出ていた作品。(2010年11月撮影)



日本刀の専門用語の解説です。(2011年4月撮影)





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東京国立博物館 刀剣 その3

2011年02月03日 | アート 刀剣

長船 盛光の太刀。
私も知らなかったのですが、太刀は吊り下げて持ち歩くので、刀の反りとは逆にして展示しています。





 



こちらは長船 勝光・宗光作の刀。 刃文を見ていると、波が打ち寄せるような光景に見えます。



次は刀の鐔(つば)。  渋いけど、芸術的です。
 





瓢鯰図鐔の拡大。



小さな鐔もいろいろなデザインがあって面白い

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東京国立博物館 刀剣 その2

2011年02月02日 | アート 刀剣

トーハクの刀剣、今日は刀身を。  平成22年9月5日撮影。



鈍く光る重量感のある短刀



この短刀は光輝いていて、切っ先の滑らかな曲面が印象的。



そして正宗。  国宝の名刀らしい存在感があり、美しさ、剛(つよ)さを感じる。







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東京国立博物館 刀剣

2011年02月01日 | アート 刀剣

今日はトーハクの刀剣を。  写真は昨年9月に撮ったものです。
金を使った太閤秀吉ゆかりの拵え



武骨な感じに味があります。



和歌を題材にしたもの。 細かな工芸が施されていて、洒落た感じがします。



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東京国立博物館 刀剣

2009年11月20日 | アート 刀剣

刀剣の見方は知らないのですが、全体の形、バランス、力感、刃の輝きなど、確かに迫力を感じます。
来国次作

 

 

福岡一文字助真の作品

 

 

 

 

 

 

正宗の作品

 

 

 

 

 

 

 

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