光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京富士美術館 常設展から

2024年10月05日 | アート 各分野

2024年9月18日(水) 東京富士美術館へ

以下の順で鑑賞。

① 常設展示

② 大使館の美術展  インドネシア共和国大使館

③ 印象派 モネからアメリカへーウースター美術展所蔵

 

今日は常設展から3作品を紹介。

最初に<フローラ>

背景の絵画とマッチして、美しかったので、向きを変えて、三枚撮影。

 

 

 

 

 

 

 

この背景にあるのは、マネの作品<散歩(ガンビー夫人)>

 

 

その、マネの作品です。

 

 

 

 

次はイブ・クラインの<青のヴィーナス>

私は、そそっかしいのです。

この作品と、キャプションを見たとき、フランスの一流ファッションデザイナーの作品と思ってしまった。

ウーン、ヴィーナスのトルソを、青い生地で覆ってオモシロイ!!

  

 

後で、この作品は、石膏のトルソに、青い顔料を吹き付けて制作していることがわかりました。

この青の顔料は、イブ・クラインが特許をとった、インターナショナル・クライン・ブルーという

ウルトラマリーンに似た青。

イブ・クラインの経歴も異色。 若い時は、柔道に熱中し、日本の講道館で四段を取得。

その後、20代の後半から芸術家を志すという、オドロキの転身。

34歳で、心臓麻痺で亡くなったのが惜しい。

 

なお、また失敗の話になりますが、この作品を撮影した最初の一枚は、透明ケースの反射で見ずらく

二枚目に撮った写真を掲載しました。 でも、ピンボケになっていて、仕方なく全体をソフトフォーカス

処理しています。

美術館のサイトにある本作品の写真は↓

この色と実際の色とは、ちょっと違う感じです。 実物は、ぐっとくる色でした。


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