初めて見た葦のふすまですが、ななか味があります。
ふすまの絵が落ち着いた印象を与えます。 左側の家具類も義兄の友人の方の作品。
床の間。 義兄も死を予期していたのでしょうか、左に自分用の小さな仏壇を作っていました。
2月6日(土)義兄の葬儀で京都市へ。
インテリアデザイナーだった義兄は享年70歳、まだこれからの年齢なのだが以前から持病があり、闘病も虚しく冥界へ旅立った。 葬儀は義兄がデザイン事務所として借りていた京都の古民家で行われた。
桂川が裏手を流れていて、江戸時代は舟運関係で栄えていたと思われる。 庄屋さんの家ということで文化財級の雰囲気を感じた。 強い風が吹き、雪が舞っていた。
葬儀は盛況であった。 親戚のみならず義兄の知人や仕事仲間が多く参列していた。
出棺後、古民家の事務所内部を撮影させていただいた。
土間の天井の梁と明り取り。 義兄は和の趣が好きだった。 作品はモダンなものも多かったように思う。
屋根裏部屋への階段。 椅子や調度品など義兄のセンスがよく出ている。
業界紙の「商店建築」などには、義兄の作品がよく掲載されていた。 入り口付近に義兄の作品数十点をビデオで放映していた。
昨日、九州福岡の両親を、大阪の姉の家近くの介護付賃貸住宅に、送って行きました。
父は、脳梗塞による半身不随と胃ろうがあり、寝たままの搬送です。
病院から新幹線博多駅まで、民間救急サービスで1時間半ほど。
新幹線は、多目的利用室を使って、寝せたまま移動。
新大阪の駅でも、民間救急サービスが待機していて、寝せたまま介護付賃貸住宅へ無事、移動完了。
また、母も一緒に連れて行きました。 認知症があり、91歳の高齢で足も弱っているため、駅では車椅子を利用させていただきました。 私と女房の二人で付添って行きましたが、民間救急サービスのプロの仕事と連携があり、なんの心配もなく完了することができました。
このようなケースで悩まれている方もいると思いますので、ポイントを書いておきたいと思います。
寝せたままの搬送:民間救急サービスでOK。 看護師もつきます。
新幹線の駅でも、別入り口から乗り込み、多目的利用室への患者
の運び込み、寝かせるところまで全部対応してくれます。 新幹線
の予約まで実施していただきました。 また、全国民間救急サービ
ス事業者連合を通じて、新幹線の降車駅での民間救急サービスも
手配していただきました。
料金は、私の場合、福岡側が約67千円、大阪側が約23千円でした
新幹線 多目的利用室 1畳半ほどの個室で、二人用の座席があり、スラ
イドできますのでフラットになります。 また、窓側の座席には足
置きがありますので、一人が寝たままで移動できます。 普段は、
急病人や赤ちゃんの授乳などで利用されるようです。
駅員の方も車椅子を押してくれ、丁寧に案内してくれます。
料金は、通常の指定席料金と同じです。 家族は多目的利用室近く
の座席を取っていただけます。
以上、病人の遠距離搬送の概要です。 航空機による搬送もできるようです。
病院やケアマネージャ、民間救急サービス、家族、親戚の協力の賜物です。 改めて感謝です。
ということで、昨夜戻ってきました。
預かってもらっていたワンコも元気です。
写真はワンコの和服の続きです。
父の病気看護で、九州福岡の故郷に帰っていました。
病気のほうの山は越えたと思うのですが、安心できない状態ではあります。
高齢で認知症もあり、母も認知症で足が弱っている状態のなか、姉二人と私の3人で何とか対処していますが、東京の私と、関西に住む姉との遠隔地からの看護・介護は何かと大変。
避けて通れない問題であり、いずれは我が身、懸命にやるしかない。
写真は、入院している病棟6Fから撮った「香春岳」(かわらだけ)です。 中央の平たい山が一の岳、左に二の岳、三の岳と続きます。
炭鉱節で謳われた香春岳の一の岳も山の2/3が石灰岩採取でなくなっています。 小さい頃は、頂上まで見えたのですが。 もう50年以上、月日は経ったのだ。 ふるさとの年月を測るバロメータとなっていますが、後ろにそびえる二の岳が削られる姿を見ることはないだろう。
昨日の新木場で、37年前に観た映画「忍ぶ川」の話をしましたが、今日、古い写真を整理していたら、この映画の写真が出てきました。
映画館で撮ったもので、(本当は撮ってはいけないのです。 スミマセン)当時、私はコマキストだった。
小説も読みましたが、映画は白黒で、見事にピュアな世界を映し出していました。
印象に残った木場のシーンです。
加藤剛演じる学生、哲郎と栗原小巻演じる料亭”忍ぶ川”の看板娘志乃が深川、木場へ行ったシーン。
こんな貯木場はもうない・・・
夏のシーンだったと思います。 小巻さんの涼やかな目と笑顔にノックアウトでした。若かったなー
このあと、二人は哲郎の故郷、東北の雪深い村で結婚式をあげるのですが、初夜に遠くで馬橇の音が聞こえるシーンなど、透明で美しい世界を映像で見事に表現していた。
ここから、2020年9月16日に追加投稿しました。(白黒プリント写真をスキャンしたもので、結婚式から夜汽車のシーンまで)
結婚式
初夜
夜汽車のシーンです。
熊井 啓監督、出演者、製作チームを讃えたい。
DVDも出ているようです。 映画の概要はこちら
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD19697/index.html
明日から1週間、九州へ帰省します。
両親や親戚関係で、やるべきことが多いため、とてもノンビリとはできませんが
薩摩半島の最南端までいきますので、写真も撮れればと思っています。
ブログのほうは、この間お休みします。
前菜のあと、まず「大イサキのエカイユ」。 ポテトをうろこのようにイサキに貼って、鉄板焼きしたもの。
左が、焼き始め、右が出来上がり。 ソースにオレンジが入っていてフルーティ
次に、牛の脂身を焼いたもの。 そしてステーキに
フィレとサーロインステーキ 付け合わせは玉ねぎとガーリック、わさび。 ポン酢と醤油の薬味
日本酒「惣花」をお供に
ジューシーでいい味です。 小柱のリゾット
ガーリックライス。 鉄板上での焼きあげは見事。 そうめん。 細くて腰があり食感がまるで違う。
この料亭は、江戸末期に富山の豪商・高田文兵衛が建てた迎賓館を移築したものだとか。
北前船で有名な高田屋嘉兵衛の縁者であろうか。 当時の家具が展示されている。
上の家具の写真は、デザートラウンジに移る途中のもの。 そしてデザートが
静岡県産クラウンメロン マンゴープリン
桃のマリネ ミントの香り メロンのおいしいところだけ
黒蜜とエスプレッソのパフェ
デザートと飲み物が勢ぞろい。
宴も終わり、駐車場から見た八王子の夜景。 ブレていますがご勘弁を。
八王子うかい亭という、1974年オープンの料亭からでした。
明日が女房の誕生日なのですが、一昨日に近隣の親戚を交えて誕生夕食会ということになった。
なぜか、高級レストランに。 (料理ブログをみれば、知恵と努力の愛情料理で溢れているというのにワンワン)
早速、案内されたのが待合室。 庭のテラスが洒落ていて、もう普通の世界からワープ。
個室、専任のシェフ付き。 厚さ25mmの鉄板が神々しい!
季節のセレクトオードブル(毛ガニとホッキ貝、石ガレイから選ぶのだ。ム、ム辛い)
毛ガニ ホッキ貝のグリエ
石ガレイのマリネ 鮑の海藻ジュレ
コチのマリネ トマトのゼリーよせ(全員)
冷製カボチャのスープ トウモロコシのスープ
私が食べたのは、トマト、石ガレイ、女房のホッキ貝を一口味見、カボチャのスープ・・・味は、さすがにうなります。
すっかり料理ブログになってしまったようです。 明日はメインの料理を
7月12日、夕刻前に近所を一周して、手当たり次第に撮ったものです。
玄関につるしてある女房のスニーカー。
暮れる前の青空。
微妙な雲の陰影。
アンテナやケーブルが居並ぶ景観。
親戚の犬、シャラちゃん。
窓ガラス
古民家から崖沿いに西に行くと、くにたち郷土文化館がある。
建物は1階部分から地階に降りる構造で、その地階から外を見たのが下の写真。
崖をイメージしたつくりだ。
展示ゾーンの写真は撮影禁止のため、通路に並べられた水槽を撮った。
多摩川に住む魚達だ。
こちらは、水車小屋の模型。 趣味でこうした模型をつくる方からの寄贈とのこと。
玉川上水からの分水では、水車が相当数あったとのことで、そのイメージで見さ
せていただいた。
展示ゾーンでは、大昔からの歴史のビデオや文化資料が並べられていた。
さて、くにたちの青柳崖線沿いはママ下湧水で有名。 くにたち郷土文化館から
西に向かって進むと、ママ下湧水がある。
ママとは崖の意味でハケとも呼んでいる。 下の写真がそのママ下湧水です。
湧水はこうして右上手の水路に流れていき、最後は府中用水に合流する。
昭和の初期までわさび田があったというのも納得。
池の南から弁財天方向。
屋台で一杯! いいですね。
子供は元気一杯。
上野の台地にまた戻って池を振り返ると。
イルミネーション動物園、子供は興味しんしん。