憂国のZ旗

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対中ODA、40年の歩みに、ストップ。

2018-10-27 13:29:46 | 政治

対中ODA、40年の歩みに、ストップ。

対中政策の間違いと、指摘されてからの長い年月をODAは生き延びてきた。
その生命が費えると共に、何故、こうした政策がまかり通って、しかも、長らく、不評を買いながら継続されてきたのか?

しかも、終了の合図には、マスコミは不思議な沈黙を守っている????
これも、マカ、不思議な現象である。同時に、対中政策の根幹が示される事になる。
こうした動きにも、無反応としたら、、、、我々日本人は、一体どういうメデイアを持って
いるのだろう?

対中政策の始まりが告げられて、これまでの反省の上に成り立つのが、通常の考えである。
すると、日本のメデイアは極めて異常な事態と、言う他はない。

翻って、対韓国を見れば、異常事態が是正されたであろうか?

対中国ODAの終了と言う事態に、同じく、日韓関係も是正されるべき事態と成っている。


日本が40年にわたる対中ODAを終了へ 経済大国への援助に疑
2018年10月23日 5時57分
http://news.livedoor.com/article/detail/15483572/
ざっくり言うと
日本がおよそ40年にわたって続けてきた中国に対する政府開発援助が終了する
日本は合わせて3兆円以上を供与し、中国の経済成長を支えてきた
中国が経済大国となる中、日本国内では援助を疑問視する声が高まっていた

対中ODA終了へ 経済大国への援助に疑問
2018年10月23日 5時57分
ライブドアニュース速報
日本がおよそ40年にわたって続けてきた中国に対する政府開発援助(ODA)を、日中両政府は2018年度の新規案件を最後に終了することになった。今後は対等な立場で新たな協力方法を話し合う「開発協力対話」を立ち上げ、途上国支援などで連携を図る。NHKニュースが報じた。

日本は合わせて3兆円以上を供与し、中国の経済成長を支えてきたが、中国が世界2位の経済大国となる中、日本国内で対中ODAを疑問視する声が高まっていた。

中国へのODA終了へ 世界2位の経済大国への援助に疑問(NHKニュース)



対中ODAは「戦後最大級の失敗」日本側の意図と結果に巨大な断層
2018年10月26日 6時4分
http://news.livedoor.com/topics/detail/15500133/
ざっくり言うと
日本の対中ODAは戦後の対外政策で最大級の失敗といえる、と筆者は指摘した
日中友好のための3兆円超の援助は中国で報道されず、認知もされていない
中国は「抗日」を煽り、巨額の資金で日本を脅かす強大国家となったと述べた

日本政府が中国への政府開発援助(ODA)の終わりを宣言した。
 40年近く合計3兆6千億円の公費の投入は日本になにをもたらしたのか。その軌跡を総括すると、戦後の日本の対外政策でも最大級の失敗といえる全体像が浮かびあがる。日本側の意図とその結果との断層があまりに巨大なのだ。(古森義久ワシントン駐在客員特派員) 
 1998年秋に産経新聞初代中国総局長として北京に赴任して、日本の対中政策の最大支柱だったODA供与の中国側の実態を知ったときはショックだった。日本側が官民あげて日中友好への祈りをもこめて供した巨額の血税はなんの認知もされていなかったからだ。
 日本からの経済援助は中国側の官営メディアは一切、伝えない。だから一般国民もまったく知らない。北京国際空港ビル、北京地下鉄2号線、南京母子保健センターなど、みな日本からの巨額のODAで建設されたのに開設式の祝辞や碑文にも日本の名はなかった。
 日本から中国への経済援助は実はODAだけではなかった。旧大蔵省と輸出入銀行から「資源ローン」などという名称で公的資金が中国に供されていた。その総額は99年までに3兆3千億円と、その時点でODA総額を越えていた。だから中国への援助総額は実際には7兆円だったのだ。
 出発点となった79年の大平正芳首相訪中で、大平氏は対中ODAの目的について「日中友好」を強調した。その後、ODA総額が大幅に増えた88年当時の竹下登首相は「中国人民の心へのアピールが主目的」と明言した。だが人民は日本からのODAを知らないから心に伝わるはずがない。
 中国政府がODAのために対日友好を増した証拠は皆無である。逆にODAがさらに巨額になった90年代をみても、「抗日」の名の下に日本への敵意を自国民にあおる共産党政権の宣伝や教育は激しかった。
 日本側からみての対中ODAの成否は政府の「ODA大綱」に照らし合わせれば明白となる。大綱は日本のODAが「軍事用途への回避」とくに相手国の「軍事支出、大量破壊兵器、ミサイルの動向に注意」、そして「民主化の促進」「人権や自由の保障」に合致することを規定していた。だが対中ODAはこのすべてに違反した。
 軍事面では単に日本からの資金が中国政府に軍拡の余裕を与えただけでなく、日本の援助でできた空港や鉄道、高速道路の軍事的価値の高さを中国軍幹部は堂々と論文で発表していた。チベットへの光ファイバー建設は軍隊が直接に利用していた。同じく日本のODAで完備した福建省の鉄道網は台湾への攻撃態勢をとる部隊の頻繁な移動に使われた。台湾の李登輝総統から直接に「日本の対中援助では福建省の鉄道建設だけは止めてほしかった」と訴えられたことは忘れ難い。
 日本のODAが中国の民主化や人権尊重に配慮しなかったことも明白だった。ODA大綱では民主主義や人権を弾圧する国には援助を与えないはずだったのだ。中国の非民主的体質はいまのウイグル人弾圧をみるだけでも実証される。
だから対中ODAとは日本政府が自ら決めた対外援助政策を無視しての超法規のような措置だった。日本政府は中国を特別に優遇した。中国の国家開発5カ年計画に合わせ、5年一括、中国側が求めるプロジェクトへの巨大な金額を与えてきた。中国には自国を強く豊かにするための有益な資金だった。
 その中国がいまや国際規範に背を向けて覇権を広げ、日本の領土をも脅かす異形の強大国家となったのだ。日本の対中ODAはそんな覇権志向強国の出現に寄与したのである。