藤原定家が編纂した最古の「源氏物語」写本を発見 青表紙本の「若紫」
2019年10月8日 17時14分
https://news.livedoor.com/article/detail/17201597/
ざっくり言うと
冷泉家時雨亭文庫が8日、最古の「源氏物語」写本を発見したと発表
最古の写本「青表紙本」のうち5冊目の「若紫」が見つかったという
鎌倉時代の歌人である藤原定家が編纂したものだとされる
最古の源氏物語写本を発見 定家編さん青表紙本「若紫」
2019年10月8日 17時14分
共同通信

源氏物語の写本「青表紙本」5冊目の「若紫」
平安時代に紫式部が著した源氏物語(全54帖)について、鎌倉時代の歌人藤原定家(1162~1241年)が編さんした最古の写本「青表紙本」のうち5冊目の「若紫」が見つかり、冷泉家時雨亭文庫(京都市上京区)が8日発表した。
所有者は愛知・三河吉田藩主だった大河内家の子孫で東京都在住の大河内元冬さん(72)。青表紙本は1930年代までに花散里など4帖が確認されており、いずれも重要文化財。平安時代から鎌倉時代の紙が使われていることや、末尾に定家の独特の注釈が書かれている点などから判断した。
紫式部が書いた原本は残っていない。