ポスト安倍について、以前からとかく噂になってきたが、
当ブログの見解は、米国トランプ大統領が再選すれば、安倍晋三首相の四選が
実現すると見ている。トランプ大統領の政治路線に合致した政策とは、首相が交代すれば
従来と同じと見るのは、疑問である。安倍首相四選の鍵は、トランプ大統領の再選にあると
考える重要な因子である。
四選がないとすれば、ポスト安倍の行方は、今後の政治体制を占う因子となる。
時事通信の18日の世論調査では、小泉進次郎環境相が一番、石破茂氏が2番と言うが
メデイアの推す人物には、不都合があるし、小泉進次郎氏はメデイアでは、不評を買っているとも
言われている。
週刊ポストは「河泉敏信」と具体名を挙げて、最近河野太郎防衛相は名乗りを上げたそうである。衆目の一致する、岸田氏の不評は菅官房長官など他者の名乗りを許す情勢である。
総裁選の世代交代とポスト紙は評論する。石破茂氏はメデイアの評判も良いようだが、
安倍晋三首相の後継者としては、政治路線が異なると見られて、ネット界隈では、
民主党に行けば、、、、と批判される。実際、メデイアの評価とポスト安倍候補には
乖離がある様で、その期待値には驚くばかりである。
2019.09.25 07:00 週刊ポスト
ポスト安倍候補に「河泉敏信」 岸田氏、石破氏から世代交代
https://www.news-postseven.com/archives/20190925_1455657.html
安倍政権内の権力構造は改造をきっかけに大きく変質しつつある。安倍晋三・首相は第2次政権で返り咲いてからの7年間、官邸の実務を菅義偉・官房長官に任せ、自らは「外交の安倍」として外遊三昧だった。結果、内政の実権を「影の総理」の菅氏に掌握されてしまった構図が浮かび上がる。
その安倍首相と菅氏はこれまでは役割を分担し、互いに利用し合う関係だった。だが、ポスト安倍の後継者選びをめぐって、2人の利害がいよいよ衝突する。
自民党総裁の残り任期があと2年となった安倍首相は、岸田文雄・自民党政調会長と茂木敏充・外相と加藤勝信・厚労相を“後継者候補”として忠誠心を競い合わせるために重要閣僚に起用した。
内閣改造から早々に、菅氏の側近の大臣や岸田派、麻生派、二階派の新閣僚の新旧のスキャンダル情報が流出しているのも、自民党内がポスト安倍をにらんだ“仁義なき戦い”に突入したことを物語っている。
そこで菅氏が安倍首相の傘下にある岸田、茂木、加藤氏らに対抗する自前の総裁候補に育てようとしているのが河野太郎・防衛相と小泉進次郎・環境相だ。河野氏は麻生派だが、いまや麻生氏より菅氏の“庇護”下にある。小泉進次郎氏も大臣就任後の共同インタビューで菅氏のことを、「何かを変えようと思い、変えられるところを常に探している人。私もそういうタイプだと思っている」と絶賛するなど、すっかり“菅チルドレン”だ。
いつの間にか、ポスト安倍候補の顔触れも変わった。永田町では少し前まで、岸田氏と石破茂氏、菅氏に加藤勝信氏を加えた4人が「岸破義信」と呼ばれて有力候補に名前があがっていた。しかし、いまや菅氏が担ぐ河野太郎氏、進次郎氏と、安倍首相が引き立てようとしている茂木氏、加藤氏が「河泉敏信」と呼ばれ、新たな総裁候補として脚光を浴びている。
安倍首相と総裁選を争った石破氏、首相と当選同期の岸田氏は“過去の人”として扱われ、総裁候補の世代交代が行なわれたのだ。
新総裁候補「河泉敏信」の4人の共通点は、いずれも派閥領袖ではなく、党内・派内の基盤が弱いことだ。
まず河野氏。「麻生派のプリンス」と言われるが、これまで原発廃止を唱えるなど党内で「異端児」と見られ、菅氏と近いことから麻生派内でも浮いた存在だ。
進次郎氏は父の小泉純一郎氏が会長を務めた細田派には入らず、初当選以来、無派閥を通している“一匹狼”である。
茂木氏は竹下亘・元総務会長の病気療養で竹下派会長代行に就任したものの、前回総裁選では石破支持に回った派の方針に反して安倍首相を応援するなどスタンドプレーが目立ち、派内からは「派閥の正統な総裁候補」とは見られていない。
同じ竹下派に所属している加藤氏も同じだ。加藤氏は旧安倍派の大幹部だった加藤六月・元農水相の娘婿で、義理の母(六月氏の夫人)の睦子氏が安倍首相の母で「安倍家のゴッドマザー」と呼ばれる洋子夫人と親友という関係から、安倍首相の側近として要職を歴任してきた。しかしそれゆえ、“本籍”の竹下派内に自前の勢力はほとんどいない。
すなわち、4人とも政治的実力は安倍首相や菅氏らには遠く及ばず、「河泉」の2人は菅氏、「敏信」の2人は安倍首相の後ろ盾がなければ、総裁選出馬さえ覚束ない立場にある。だからこそ、安倍首相や菅氏には好都合だ。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が指摘する。
「次期総裁レースの実態は安倍首相と菅氏の言いなりに動く、いわば“操り人形”選び。どちらの系列が総理・総裁になるかでキングメーカー争いに決着がつくが、菅氏が河野氏でも進次郎氏でも勝ち目がなさそうだと判断すれば、最後は二階氏と組んで自分が出馬する可能性も十分残っている」
政治の世界では、いったん権力闘争が始まれば雌雄を決するまで戦うしかない。途中で退けば、その途端に政治生命を絶たれてしまう。
古くは“加藤の乱”の加藤紘一氏、最近では現役の自民党総裁の立場にありながら、2012年総裁選への出馬を断念した谷垣禎一氏も大魚を逃した。
2年後に控える総裁選に向けて、キングメーカーの座を賭けた戦いに踏み込んだ安倍首相と菅氏による長い権力抗争が続く。
※週刊ポスト2019年10月4日号
小泉氏トップも5.6ポイント減=菅氏が伸ばす-「次の首相」時事調査
2019年10月18日17時05分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101800878&g=pol
時事通信の10月の世論調査で、次の首相にふさわしい人物を尋ねたところ、小泉進次郎環境相が18.8%でトップだった。前回同じ質問をした3月調査でも小泉氏は1位だったが、支持率は5.6ポイント減った。新元号「令和」の発表で知名度を高めた菅義偉官房長官が大きく支持率を伸ばしたのが目立った。
小泉氏に続き、自民党の石破茂元幹事長が15.8%(前回18.9%)、安倍晋三首相が10.3%(同14.2%)。上位3人は前回と変わらなかったが、いずれも支持率を下げた。
前回1.6%で7位だった菅氏は8.0%となり、4位に躍り出た。「ポスト安倍」候補では、自民党の岸田文雄政調会長が7.5%(同5.1%)、河野太郎防衛相が5.7%(同1.9%)、茂木敏充外相が1.7%(同0.1%)などとなった。
自民党支持層に限ってみると、安倍氏が20.8%の首位で、小泉氏15.2%、石破氏14.6%、菅氏12.6%の順。続いて岸田氏12.3%、河野氏9.4%、茂木氏3.2%などだった。
調査は11~14日に全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.2%だった。
no name
ID: b74aa1
>小泉進次郎環境相が18.8%でトップ
小泉進二郎内閣が誕生すれば、支持率90%は固い。
「きゃ~!!!!進次郎く~ん!!!進ちゃ~ん!!!」「うお~~~~っっっ!!!俺たちの進次郎おおおお!!!」などと国民が熱狂状態になっているシーンが目に浮かぶ。
そして、「痛みを伴う第二の構造改革」の旗を掲げた支持率90%の政権の下で、大幅負担増&大幅給付カットが断行されるだろう
...
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1日前
理瀬
ID: 8d75f5
先日、次期総裁選出馬の考えを明かした河野氏の動向が興味深い。
河野氏は石破、岸田、茂木各氏らより一世代下だが、安倍長期政権の間に次世代が台頭し、また折からの知名度に加え閣僚として外交、安保両分野を経験し存在感を高めたということだろうか。
河野氏が本当に出馬するなら所属する麻生派を母体とすることになろうが、それは岸田氏と利害対立することになるのではないか。岸田氏の支持拡大には首相からの後継指名と派閥の系譜的に「同根」の麻生派の協力を欠かせない。最近は改憲への積極姿勢を強調し、古賀元幹事長との距離が開きつつあるが、それも麻生副総理との距離が縮まっていることの裏返しかもしれない。今のところ主流派は岸田氏を推して河野氏との調整も行われるように思われるが、岸田氏が選挙の顔として不安視され、非主流派の石破氏が有利な状況となれば、主流派から河野氏が対抗馬に浮上することもあるだろうか。
河野氏は「エネルギーと社会保障」を重点政策とするという。エネルギーとは脱原発を指すのだろうが、脱原発を主張する小泉元首相を父とし、「子ども保険」を首唱して社会保障分野にも取り組む小泉環境相とは親和的かもしれない。
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1日前
no name
ID: a64542
化けの皮が剝がれる中身が無いピエロかもしれません
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1日前