真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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それぞれの思惑が絡み合い『砂漠の薔薇』

2009-03-22 | 読了本review
本日は最新刊で

天花寺悠さん『砂漠の薔薇』
 アラブの小国とあらたな国交を結ぶ為、かの国へやってきた外交官。
 だが空港に着いた途端、迎えを装った集団にさらわれてしまうが、
 さらにその集団が謎の騎馬集団に襲わてしまい?!

最近(でもないかな)流行のアラブものです。

私の好きな作家さんはあまりアラブのお誘いは無いようで
アラビアンなBLはあまり読んでいませんが、
この手のお話の受様は
本人が気に入られて攫われる場合と
犯人扱いされて捕獲されるかのぼぼ2パターンですよね。

しかもカップリングはオンリーワンな
強引な若手リーダー(王族系多し)の攻様と
攫われて陵辱されてしまう受様

本人限定でラチられると最初から本気モードですが、
犯人扱いの場合はちょっと突いて謝らせようとして
キッと睨まれてしまって絶対降参させるのだと意地になる攻様。

もともと思い通りにならないと切れやすい俺様系なので
これでもか~といたぶる内に
受様の悩ましい艶姿についつい一線を越してしまうという…。

そうなると受様を自分のものですからそばから離さない。
受様的にはイヤイヤなのですが、
もともと実力というか実行力の有る受様の働く様を見てしまうと
そのカリスマ性にコロンといってしまうのですよ

有る意味というかほぼ「王道」な展開なので
どんな事件が有るのかがお話を面白くするかどうかですね。

今回は受様的には攻様の側近が裏切っているのかも
というのが軸でややこしくなるのですが、
最後は丸く収まっています

アラブの王族系の良いところは
兄弟姉妹が沢山で跡取りに困らなかったり
既に息子がいたりして後継者問題が無い事ですね。

大きな財閥の後継者だったりすると
なんかまとまれば良いって感じだけじゃ納得いかない時が
まあBLはファンタジーなので
ソコまで考えなくても言われそうですが、
やっばりお話は「末永く幸せになりました」で終わって欲しいな。


先日某サイトの方からBL系のレビューにリンクしたいと
お誘いを受けました。
自分用の日記モドキで書いていたブログですので
ちょっと恥ずかしいですが折角のお誘い、ご縁は大切にしたい
ありがたくお受けしました

これまで感想と買い物をごっちゃにしてましたが
新カテゴリーとして「読了本review」を作りまして
頑張って区分けしなおしました。
思ったより書いてて、ただ今肩がちと痛いです

今後はコチラが増えるようにがんばって読みますね
コメント
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