真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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最強夫婦の活躍『クラッシュブレイズ海賊とウェディングベル』

2009-03-28 | 読了本review
本日は新刊で

茅田砂胡さん『クラッシュブレイズ海賊とウェディングベル』
 友人との会食前に会社に向かった女王様を引き止めたのは
 小さなレディ。結婚式を控えた「パパを返して」という必死の訴えに、
 辺境惑星ガリアナに向かう。救出劇の成果はいかに?!
 
クラッシュブレイズシリーズの最新刊です。
このシリーズは前のシリーズの主人公達が
入り乱れて話が進んでいますが、
今回は天使さん達は全く出てこず、女王様とその旦那様・キングのみ

今回彼女は海賊に身柄を拘束されたままの三人を探しに
海賊の本拠地に乗り込むのですが、
海賊の下っ端から徐々に接触していく中、
「姐さん」と呼ばれてしまう程、
型破りな行動力で次々に目当ての人に迫っていきます。

最後に海賊一派と宇宙で激戦を繰り広げるのですが、
軍艦が追いつくまでもかなり型破りというか
思い切りの良い戦闘ぶりを見せてくれました

天使さん達のシリーズも好きですが、
私としてはスカーレット・ウィザードと今のシリーズの
どんな障害も「有る」という事実として「乗り越える」、
女王様の大胆な発送と行動力が大好きです

もともと特殊な生い立ちと軍隊経験から
女王様は自分に出来る事を普通にしている「だけ」なのでしょうが
普通の人なら「出来ない」事でも彼女には「出来る=常識」なので
彼女を知っている人には出来る事は理解されますが、
知らない人には彼女の行動は無理・無茶・無謀にみえます。
旧知にとっても「非常識」である事には変わりませんが

海賊なのに常識派というか、
世間を知っているダンナとしてはたいへんな嫁さんですよ。
お船の官能頭脳・ダイアナもかなり非常識なので
キングの女性運は最高か、最悪かは紙一重ですね。

次回は天使さんメインに戻るのか、
はたまたミックス版か判りませんが4ケ月後が楽しみです
コメント
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