真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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憧れの地で出会ったのは『傲慢な王子といらいら姫君』

2011-08-12 | 読了本review

本日はプリズムで

森本あきさん『傲慢な王子といらいら姫君』
 親友を誘って北欧の小さな島に卒業旅行にやってきた受様。着いた早々、
 超親切な美形兄弟と知り合い、その屋敷におじゃますることになります。
 ところが2人は受様達を軟禁する気で連れて来ていて?!

目的のためなら犯罪にも手を染めて超ゴーイングマイウェイな攻様と
口が悪くて気が強くて猜疑心も強くて意地っ張りな受様のラブコメです

受様は普通の男子よりは可愛い顔ですが
人並み以上に口が悪く自分でも性格の悪さを自覚している大学生です。

受様は社会人になる前の思いで作りにと親友を誘って
気になっていた北欧の小島に卒業旅行に出かけます。

受様が目指す場所は
真っすぐに伸びた道路の先に
真っ青な海と水平線が広がるスポット。

しかし小島自体が日本ではほとんど知られていなくて
激貧ながらも十数カ国の海外旅行を経験する受様でも
不安がいっぱいです。

超天然でのんびりな親友は
海外旅行初体験なのに
海外でも日本並みの警戒心のなさで
案内について行ってしまうのです

受様の不安は嫌がおうにもますばかりですが
受様の入国審査を担当した男性が
宿まで送ってくれると言いだします。
この男性こそ受様のお相手になります

攻様は息をのむほどの超美形。
親切心から言ってくれているのかもですが
審査官がそこまでするのって有り

実は攻様兄弟は三年近く島に軟禁状態で
観光客をさらってきては自分達の暇つぶしに
付き合わせていたのです。

攻様は弟が親友を狙っているといい
阻止したいなら自分の言う事を聞けと言い出します

親友のためと攻様の条件をのんで
攻様に抱かれる受様ですが
受様の思いも知らず親友は弟と仲よさげです。

こんなで三週間も耐えられるの

攻様達兄弟は
裏世界との繋がる祖父の元
様々な英才教育を受けて育ちますが

祖父を出しぬきたい為だけに
犯罪行為を犯して大金を盗み出したが故に
祖父所有の小島に軟禁されていました。

客観的に見ると美貌の攻様達兄弟の城で
宿&食事代もロハなバカンスはそう悪くはないのですが

無邪気な親友が
好き嫌いで相手を陥れる攻様弟に狙われていると
知った受様は彼を守らずにはいられなくなり

受様は攻様のわざとらしい提案に
のってしまうのですよね。

まぁ、先は読めてますが
結末は次巻、明日のレビューで

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気になる本を

2011-08-12 | 小説

気になっていた本が安かったので

森美沙乃さん『奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター』
菱沢九月さん『飼い主はなつかない』

3月に本が買えなかった反動での
通販・店頭の大人買いに続き

特典フェアが続いた為に
新刊での買い逃しは無い状態でしたが
やっぱ乙女ロードを爆走すると
何も買わなんて勿体ない

気にはなっていても
どうしようかと思っていた本を買いました。

森さんの本、結構面白そうです

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