真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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隠される事で煽られるた不安『優しい痛み 恋の棘』

2011-08-20 | 読了本review

本日はリンクスで

火崎勇さん『優しい痛み 恋の棘』
 照明器具のデザイナーである受様は仕事の依頼に来た攻様に口説かれ
 恋人になりますが、気が強い性格から素直に甘えることが出来ずいます。
 攻様に誘われて新オフィスに引っ越したら更に悩みが増えてしまい?!

至ってノーマルな受様が誰から見ても極上な攻様に惚れられて
始まった恋物語の顛末になります

受様はある設計事務所で照明担当をしている時に
クライアントとして攻様と出会います。

攻様はオフィスビルをいくつも持つ経営者で
カッコよくてお金持ちで人の話もよくきいて
仕事に妥協も許さない人。

とりあえずはお友達からと始まった付き合いですが
一年後には行くとこまで行った甘々な恋人関係に

しかし、受様の中では
攻様が出資者である事が引っ掛かりになっていて
受様は攻様に対して微妙なジレンマを抱えていました。

そんな時、受様は
攻様が新しく手掛けた賃貸事務所に移りますが
何気ない日常で攻様がとっても持てる事を体感して
ヤキモキする事になってしまいます

その上、
受様の隣のスペースに入居した
インテリアデザイナーの美人な男性アシスタントと
攻様の間には何やら訳有りな雰囲気が

攻様と彼は本当に無関係なの

だいたいの恋物語ってまとまるまでが主流ですが、

本作は口説かれた受様が
徐々に攻様にのめり込んできたところで
攻様の浮気疑惑でヤキモキする
すれ違いを楽しむお話になります

受様に惚れて口説いて攻様ですが
過去の恋愛での失敗から
恋人は構い倒したい質を隠して
受様にはほどほどを心がけていました。

しかしそんな攻様の努力も
偶然攻様と再会した元カレの存在で大無しに

受様と今カレに内緒で色々と動いた結果
嫉妬と疑惑が入り乱れて誤解が解けるまで
受様と一緒にドキドキ満載でとっても楽しく読めました

余談ですが
本作の攻様は他作の攻様と親戚でして
同人誌でコラボなんかもしております。

後書きのアブナイ温泉旅行も企画も
とっても気になっていますけど
商業誌ではムリそうですよね

コメント
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