極められた秘書業『秘書喫茶 -ビジネスタイム-』

本日はリンクスです

｛/hikari_blue/｝火崎勇さん『秘書喫茶 -ビジネスタイム-』
　父親の死で社長となった受様は社内の反対派に取引先のボンクラ息子という
　無能な男を秘書をつけられてしまい、辟易していた。そんな時、父と懇意にして
　いた他者の社長から秘書喫茶という不思議な人材派遣業をを紹介され・・・

会員制の私設秘書紹介所に属する秘書と
派閥争い激化中の会社を継いだ新社長のお話です

受様は大手商社社長の一人息子ですが父が急逝、
父の後継として社長に就任しますが
叔父である専務派の人事部長に無能な秘書を
押し付けられてしまいます

受様の行動を逐一専務に告げる秘書を使えず
受様は目が回る程の忙しさです。

そんな受様に父の友人である社長が
特殊な秘書斡旋業者を紹介してくれます。

その斡旋業者とは高額な会費ながらも
求めに応じて仕事面でも精神面でもフォローする
パーソナルな秘書を紹介する『秘書喫茶』

そこで受様の担当となった秘書こそが
今回の攻様になります

攻様との契約で功績をあげた受様ですが
受様の失脚を狙う専務の画策で
物取りを装って襲われてしまうのです

自社の社長すら襲う専務の浅はかさに
緊張の糸の切れた受様は味方のいない現実に
嫌気がさしてしまいます。

しかし、
襲われてもなお気丈に振舞う受様にこそ
攻様は興味がわくのです。

そんな時、
攻様との過去を匂わせる男が現れ
受様の会社の買収を持ちかけてきて

父の急逝で社長業を継ぐことになった
新人社長の奮戦記になりますね

社長子息とはいえ受様は
他社で修行中だった父の急逝で
社長に就任しますが

自身が社長を狙う専務は
受様の足を引っ張る事を狙い
父の片腕だった常務に頼れば
彼の立場を強める事になりかねず
難しい舵とりを迫られます。

そんな時に紹介されたのが
個人秘書を紹介する【秘書喫茶】であり
攻様という個人秘書でした。

社長就任を狙う専務は受様を追い落す為に
無能な秘書を押し付けならず者に襲わせたり
受様を人身御供にした買収劇まで用意したりで
どうなるのかとドキドキの連続でした

秘書と社長の組合せだと
秘書攻めってあまりないですよね。

年会費一千万の【秘書喫茶】設定の
特別というか秘密っぽい匂いが
MYツボでとっても面白かったです