本日はコミッククスで町屋はとこさん『恋とは呼べない2』
傍で見守る攻様に支えられて、元彼との別れを選んだ受様。
忘れたい過去を持つ受様もまた攻様の優しさに救われていた。
しかし会社社長と准教授との関わりが2人の関係を変え…
榎田さんと町屋さんのコラボ作「恋愛シリーズ」のコミックス第2巻は
攻様が元カノとの恋愛を乗り越え
新たな恋に踏み出そうとするまでが中心となります
受様は明るい攻様の存在で辛かった過去の恋を乗り越え
前よりも前を向いて生きられるようになります。
そしてそんな受様とともにいる事で
攻様も自分自身を肯定できるようになってきていました。
と言うのも攻様は大切にしていた恋人に裏切られた過去があり
彼女を許せないままに失ってしまった過去があったのです。
その傷を抱えたままにもてあましていた攻様でしたが
誘われた軽井沢で彼女が最後に選んだ男に再会します。
その再会で今までの自分を振り返り、
攻様は受様への思いを自覚するのです
しかし、受様がアパートの前で
会社社長と抱き合う姿を誤解した事から
受様との同居を解消し准教授宅に居候する事に
本当なら両想いなはずの2人なのに
一度ズレたボタンは次々にズレたまま
間違った場所にハマっていってしまいます。
2人の誤解が解けるのはいつ
1巻は受様の辛い恋をメインに
彼が立ち直るまでが描かれましたが
2巻は攻様事情がメインとなっています。
受様の恋にはかなり強気な攻様でしたが
攻様もなかなかにデープなトラウマ持ちでした
愛している人が余命宣言を受けた上
最後の時を過ごしたいのは別の人と言われたら
即座に相手を許せるかと言えば難しいでしょう。
そんな傷を抱えてただ生きてきた攻様を癒したのは
辛い恋を乗り越えて前向きに生きる受様でした。
お互いに惹かれあっている2人なので
このままハッピーエンドかと思いきや
会社社長と准教授カプのスレ違いが波及した結果、
お互いが恋する相手を誤解してしまったままに
以下次巻な展開となっております。
良い所で終わり過ぎな上に
『愛とは言えない』2,3巻と同時間軸で展開のためか
本作だけでは四人が交錯する別荘の展開が
ちょっと意味不明ぽかったです
小説版だと単品読みできてるので
期待度が高いからかもですがちょっと残念でした。
でもソレは手法的な事も有ると思うので
しかたがないかな~っても思うのですよね本日のランキング・9908位/1724195ブログ