吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

反省と後悔を書いておこう

2019-09-19 15:08:06 | インポート
さっちゃんと30年以上いっしょにいるわけだけど
さっちゃんが小学生の頃から24歳くらいになるまでの、約16〜17年間ほど
一時期、物凄く厳しく接してしまった頃があって
今になって考えてみると、それはさっちゃんが一番他害行為や自傷行為をしていた時期で
一番分かって欲しい、受け止めて欲しい母親に、分かってもらえなくて、受け止めてもらえなくて
それは、本当に、とても辛かったんだろうなと思います。

いま30才なら、人生の半分以上もしんどい思いをさせてしまったということだから
申し訳ない気持ちと、自分がどんなに駄目な母親だったかということで
反省と後悔の思いで、時々胸が苦しくなります。

そんな私の苦しさとは比べものにならないほど、さっちゃんは辛かったんだろうけど。

もちろん、年がら年中叱り飛ばして厳しく接していたわけではありませんが
絶対に、あそこまでする必要は無かったと、今なら確信できます。

「母親は無条件で子供を愛する」なんて言いますけど、それは希望を込めた妄想。
むしろ、無条件で愛して、許して、求めてくれるのは子供の方で
時々、昇級試験みたいに試すことはあっても、結局は傍にいてくれるのです。
(成長して青年期を迎えたりすると、親子の関係は「必要なものとして」違ったものになってきますが)

子供は、神様からの授かりものとはよく言った。
こいつら(おっと!表現が粗っぽいですね)、本当に天使なんじゃないかって、そう思う時があるのです。

この間、さっちゃんがうちに帰ってきた時に、こっそり聞いてみました。

「ねぇねぇ
天使でも雨が降ると冷たいとか、風が吹くと寒いとか思うの?」

さっちゃんは、私に甘えて抱きついたまま、にこにこ笑ってうやむやにしてしまいました。