朝、車を運転していると、交差点で幼稚園の送迎バスとすれ違いました。
バスの窓から、顔の半分がマスクで覆われたちびちゃんたち。
思わず、さやを開いたえんどう豆を思い出して、吹き出してしまいました。
なんて可愛らしい!
おちびちゃんたちが、どうか休むことなく幼稚園に通えますように。
今日は、お米とトイレットペーパーを父のところへ届けてきました。
母が去年はどうだったか、一昨年はどうだったか
二人で母の思い出をかき集めるように話してきました。
父は、母が家事を出来なくなってから、そうじ、洗濯、料理を全てこなしていますが
料理が一番大変なのだそうです。
同居している兄のために、同じメニューばかりにならないように
そこそこ栄養のバランスも考えながら、工夫しているそうです。
母のお見舞いに行った時に
「食事の支度って、大変なんだな」
と、父が言うと
「そうだよ〜」
と、母は答えたそうです。
「ありがとうな」
父が、長年の努力に感謝をつたえると、母は黙って頷いていたらしく。
その数ヶ月後に母が亡くなるとは、父は予想もしていなかったとは思いますが
妻の存命中に、素直に言葉で感謝を伝えることの出来る夫は少ないと思います。
特に、父の世代では。
きっと、母も嬉しかったはず。
今のところ、思い出は写真よりも鮮明。