テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

二冠が三日天下に終わらなくてよかった、久保棋王

2010-03-20 11:16:47 | 将棋
きのうは棋王戦の進行をネットで観戦するつもりがつい失念。久保利明棋王が佐藤康光九段に勝って2-2のタイに持ち込んだことを朝刊で知った。失敗でした。

久保棋王は17日に王将位を奪取して二冠になったばかりというのに、19日にはカド番に追いつめられた棋王戦を戦わなければならなかった。王将を取ったときの「あさって勝たないといけませんが、瞬間でも二冠王は初めてなのでうれしいですね」という談話がなまなましくて、気にしていたのに、失念するなんて。

棋王戦中継サイトを今までのぞいていました。結果が分かっていてもこれが面白かった。

3月30日が最終第5戦だという。今度こそ同時進行で楽しまなくっちゃ。

マイケル・ジョーダン新オーナーの使用前使用後

2010-03-19 09:56:29 | バスケットボール
プレミアリーグのポーツマスが破産申請したもので、リーグ規定で勝ち点9を減らされた。貧乏チームは辛いね。ピッチの外の事情で、3勝分が消えてなくなるんだから。最下位だったのが99%降格の域に入ってしまった。

Jリーグの大分トリニータも、財政再建できないとたとえJ2で優勝したってJ1昇格は許されないと言う。現在1勝1敗のようだけど、選手のモチベーションにも影響しますよね。

約130億円の赤字を抱えたNBAボブキャッツをかつてのスーパースター、マイケル・ジョーダン氏が約250億円で買収した。元NBA選手として初の筆頭オーナーだという。

NBA理事会に承認されて後、初試合のサンダー戦。これを伝えるスポーツニュースがすごかった。試合前、ジョーダン氏がほんにゃら選手(名前失念、すいません)と立ち話。そしたらこの選手がシュートを入れまくりの映像。いいアドバイスをもらったんだろうというわけ。ダイエット商品の使用前使用後CMみたい。ジョーダン効果はすごいですね。

ヘッドコーチも、彼がいると選手たちに特別なエネルギーが宿る、と言っているそうだ。

以前から共同オーナーだったそうだ。「筆頭」と「共同」ではこんなに違うものか。オーナーが現場に口を出すチームはろくなことにならないと思うのだけれど、新興チームがプレーオフ進出を争っているそうだから、めでたしめでたしなのか。








本田圭佑のビッグマウスが痛快に聞こえる

2010-03-18 10:32:10 | サッカー
欧州チャンピオンズリーグ。CSKAモスクワの本田圭佑が8強に進出した。セビリアとの第2戦は、先制点アシストとFKでの決勝ゴール。文句のつけようがない活躍でした。

世代代表のなんかのゲームで、すごい無回転フリーキックを蹴れると紹介されていたのが印象に残ってますが、この世代は世界でぱっとした実績を残せていない。本田は日本代表でもスターターに定着していないし、オランダの活躍も2部だし、プレースタイルも代表のなかで批判されていたようだし…。

認識が甘かったようです。

左のアウトで出したパスもよかったし、キーパーのタイミングを狂わせてボールが落ちたらしくて、はじいたボールがゴールに入ってしまったFKは強烈でした。

それが日本人初かどうかは世界でプレーしている選手には関係のないこと。世界のトップを目指してやっていきたい。

こんなことずばりと言える選手って、日本にいたっけ?第2のヒデ?

でかいことを聞かされても、実績を見せてくれれば、ちっとも不遜な感じはしないし、痛快ささえ感じられます。

そういえば森本(M)早く(H)交代出場させろ(K)と、NHKがMHKになっちゃった先日のバーレーンとの代表戦、得点したのは本田です、とこのブログに書いたんだった。何者でもいいから(N)ヒーロー(H)恋いしい(K)のファンの過剰反応ではあります。

羽生が王将を失冠、先崎説が信憑性を帯びてきた

2010-03-17 22:43:13 | 将棋
覚えてますか。A級順位戦最終日一斉対局の生中継、解説の先崎学八段が、40歳は棋士の更年期の始まりと発言した話についてこのブログで書きました。名言でした。

今年9月、40歳になる羽生善治王将が5歳年下の久保利明棋王に2勝4敗で王将位を奪取されたのです。毎日jpの経過を読むと、控え室も久保も詰まないと見切った手順で、羽生が詰ましにいったように思えて仕方がありません(この辺り、我が棋力は絶望的なのでこんなあいまいにしか書けないのです。すみません。情報元をみてね)。

これで、羽生三冠、久保二冠となりました。

で、久保の談話。「あさって勝たないといけませんが、瞬間でも二冠王は初めてなのでうれしいですね」

久保棋王は、40歳の佐藤康光九段にカド番に追い込まれている防衛戦を19日に戦う。厳しい世界だな。40歳更年期説、ここで試されるわけですね。

ほーら把瑠都、突っ張らなかった。でも心配が

2010-03-17 22:15:07 | 大相撲
把瑠都はクレバーだ。大相撲春場所4日目は、突っ張らなかった。やっぱり昨日思った通りでした。でも、そんなこと計算済みだったのかな、安美錦がうまく立ち回って把瑠都になかなか力を発揮させない。

天才把瑠都にこんな穴があったとは。と思わされたのは、勝ち名乗りを受けるとき、把瑠都が後ろに倒れそうになった場面。50秒の相撲。把瑠都にはスタミナに不安があるのか。すごい天才を見つけた、と思っていたテレビじじいには大誤算でした。明日からは、対戦相手が長時間勝負に持って行こうとするのではなかろうか。

把瑠都の明言、迷言?

2010-03-16 19:49:13 | 大相撲
「きのう突っ張ってみて、できると思った」だって。それって、けいこ場ではやらずに、本場所で試したって意味ですか。やっぱり天才は違うな。

把瑠都は稀勢の里を一突き、ふた突き。あっという間に押し倒した。解説の北の富士さんは「これを覚えると手がつけられなくなる」。満場をうならせる相撲だった。

ちらっと思ったのは、対戦相手が稀勢の里だったこと。初日に日馬富士の頭突きをあごに食らってダウンしている。あの対戦をビデオで研究。あごめがけて双手突きしたのではないか。稀勢の里が一瞬、腰を落としたようにも見える威力だった。突っ張りはにわか仕込みだと明言しているけれど、これは迷言ではないか。本来の意味ではなく、これからの対戦相手を迷わせるという意味で。

把瑠都が相手を見て、よく研究して作戦を立ててくるクレバーな力士に見えてきた。明日は明日で何をやってくるかは分からない。未完成の突っ張りのスキをついて、などと安美錦が作戦を立ててくると…。

早寝のテレビじじいはプレミアリーグ生中継が苦手

2010-03-16 08:52:24 | サッカー
ぐでんぐでんの酔っぱらいが、重大事件を目撃した。そばにいた人間が、その酔っぱらいに眠るな眠るなと水をかけたりひっぱたいたり。

そんな小説を読んだことがあります。すぐ寝てしまうと、大事な目撃記憶をなくす。1時間起こしておけば、そのあと寝てしまっても記憶はなくさないという説でした。マイクル・コナリーだったかな。

マンU-フルアム戦。日本時間22時30分ごろキックオフ。信じられないでしょうが、これがテレビじじいにとって深夜なんだな。眠い目をこすりながら観戦、試合終了すぐ就寝。翌朝出かけて、携帯でブログを書きました。なんとなんと大事なことを忘れているのですな。

で、ルーニーが百年に一人の男になれる?…は、こっそり修正しちゃった。すみません。見やすい時間帯が多かったNFLのシーズンが終わって、プレミアリーグも楽しみにしていますが、眠いですね。

オーウェンに続いてベッカムも負傷し、ワールドカップは遠のきました。ベッカムが4度目の出場で、イングランドが優勝でもすればマンU百年に一度の男になれたでしょう。それにしても、マンUのスターで1966年のロンドンワールドカップ優勝の立役者ボビー・チャールトンがいたのですね。ルーニーの実績では、今度のW杯優勝でも、まだこの男の上にはいけません。ということはルーニーも狙いは百年に二人目の男になるのかな。

ルーニーは百年に一人の男になれる?

2010-03-15 09:01:05 | サッカー
マンチェスターユナイテッドが本拠地オールドトラッフォード開設百年記念試合。

後半開始早々、ルーニーが先制ゴールを決めた。

マンUにチャンスは多いが、絶好調ルーニーでも外す時には外すのね。

その後、欲しいところで だめ押しゴールを決めたのはやっぱりルーニー 。

放送席は、このまま無事ケガをせずにいってと、ワールドカップの心配をしている。

今季32点目。この活躍がある限り、ワールドカップ優勝候補にイングランドをあげる人が いるのも不思議ではない。

優勝ならイングランドはほぼ半世紀ぶりになる。ルーニーは百年に一人の男になれるかもしれない。ケガだけはせぬよう願っている。

○大ナマズ 揺り倒し 大相撲●

2010-03-14 21:17:27 | 大相撲
大相撲春場所初日。今場所の目玉は、大関昇進を狙う把瑠都らしい。先場所、天才ぶりを大いに推奨したテレビじじいとしてはうれしい。

ところが、17時8分に東北で最大震度5弱の地震が発生し、NHK総合テレビは、地震発生のニュースに切り替わってしまった。

把瑠都の出番はもっと後だと思いこんでいて、ラジオをつけるとかじたばたしなかったのだけれど、15分ほどのニュース時間中に把瑠都の取り組みは終わってしまった。

その時間中に放送できなかった取り組み、4番だったか3番だったか、まとめて見せてくれた。

把瑠都が勝った一番も当然やってくれたのだけれど、仕切りから盛り上がっていく楽しみはもちろんゼロ。こちらも心の仕切り直しができないうちに放映されて、さて、把瑠都はどんな相撲を取ったのか。

相手が変わったのをものともせず、寄り切ったのだったか。全然記憶にありません。

ニュースになって10分ほどたってからだったか、チャンネルを変える。なーんだ衛星第2放送はいつも通り中継しているじゃないか。気づくのが遅れた。大ナマズに負けたのは、相撲協会ではなく、不肖私でした。

左派の羽生名人がNHK杯決勝進出

2010-03-14 13:30:58 | 将棋
将棋の内容を云々すると、王将戦第5局の失敗を繰り返すかもしれない。それで、きょうのNHK杯将棋トーナメント準決勝は、素人でも分かる、右派か左派か、でいきましょう。

羽生善治名人は後手。左派です。これは駒を盤面のマス目のどこに置くかという話。政治の話ではなく、右脳だ左脳だという学問的な話でもない。名人は自分から見て左寄り、画面だと右寄りに駒を並べます。

対する丸山忠久九段。右派です。先手だから画面では右寄りに駒が並びます。かなりマス目の手前の線にそろえるので、極端に言えば右下隅にそろえる感じ。

覚えてませんか。そう、先週の渡辺明竜王、糸谷哲郎五段の対戦にそっくりなのでした。

結果もそっくり同じ。後手の左派、羽生名人と糸谷五段が勝って決勝戦で相まみえることになりました。大名人と21歳の新鋭。楽しみな一局になりました。

左派同士が対戦すると、先手の駒は画面で左寄り、後手の駒は画面で右寄りになります。真っ向から駒と駒が頭をぶつけ合う形にならないんでは? 若手とベテランで読み筋が合わなくて…という将棋で面白い勝負になるのではないか、などと期待しております。


川崎フロンターレ魂の勝利 稲本もよかった

2010-03-13 18:43:45 | サッカー
後半頭から交代した稲本潤一がよかったといわれても…。

でもほんとによく見えたよ。

海外から復帰の3人に注目している。きょうはエスパルスの小野伸二が目立たなかった。どこか痛そうにも見えて…。中村俊輔は初戦となった。「小さいミスが大きく見えてしまう」ってどういう意味かな。期待されすぎているということなのか。大きな期待に、いつもどおりの高水準のプレーをしたと思う。

ジュニーニョ、中村憲剛、寺田周平の主力がケガで不出場。前半途中で菊地光将までが負傷退場する苦しい苦しい川崎。その中で稲本は再三放送席から賞賛の声が出るほど、相手のボールを奪い取る積極的な守備を見せた。3人組では一番のできだった。

川崎は前半、FKからの先制点をすぐ名古屋CKで取り戻されたが、またFKでリード。リードを前半守れたのが最後になって効いた。

後半、70分ぐらいから長身をそろえたジャイアンツ名古屋が怒濤の攻撃。川崎はとうとうFKでゴール前に入れられたボールを押し込まれ、同点に追いつかれた。

力尽きて名古屋が追加点を挙げるだろうという流れだったのに、勝ったのは川崎。チョン・テセが90分にあげたゴールをロスタイム4分間守りきった。ゲーム後、チョン・テセが「けが人をカバーしようという思いでやった」と語っていた。この窮状、いつもいつも魂で乗り切れるはずはないが、きょうの試合は気迫がよく見えた。


アルペンまだやってたんだ、ボンとヤンカがワールドチャンピオン

2010-03-12 21:29:17 | 日記
うひゃー、だから素人はいけません。きのうの王将戦。116手で羽生王将が勝ったのだけれど、そのほんのちょっと前の113手目に久保棋王が5六桂ではなく3五桂で王手をすれば、「わからなかったですね」という羽生の感想。厳密に調べれば羽生よしだが、時間がないところで何が起こるか分からないくらいきわどかったのだという。

昨日書いたとおり、羽生強しと、感心してたんだけどな。きわどくても結局勝ちきるから羽生なんだよね。

それできょうは、スキーアルペンのワールドカップ生中継。オリンピックが終わったのにまだやってるの?。バンクーバー金メダリストの女子ボン(米国)、男子ヤンカ(スイス)が今季の総合優勝を決めた。

オリンピックで勝った上に、ワールドチャンピオンになってパーフェクトなシーズンだと、ヤンケ。フィギュアでもオリンピックシーズンに何で世界選手権もあるの、と感じているのだけれど、やっぱり、勝てば感激ひとしおらしかった。

強い!羽生 王将戦第5局

2010-03-11 21:24:54 | 将棋
羽生善治王将に久保利明棋王が王手をかけている王将戦第5局。王者交代が見られるかもしれないと、パソコンで盤面を見る。

終盤、久保が攻めている。羽生はさあいらっしゃいという感じだったのか。先手久保は2二に打った自分の香車が邪魔して、どうしても詰ませられない。

羽生は美濃崩しの急所5五に角を置いて、取られても馬のお代わりがある。3六に打つ桂馬もお代わりがいる。格闘技で言えば、関節技が決まって、久保は逃れようがなくなった。こういう状況を、羽生はどの段階から想定していたのか。「逆転、羽生よしか?!」の解説が途中で入った。ということは、久保がどこかで悪手を指したのだろうか。

動くのは盤面だけだが、テレビ観戦のような迫力があった。ほぼリアルタイムの中継。good.

欧州CL、新聞の読み方を間違えた

2010-03-11 08:55:50 | サッカー
羽鳥さんのズームインを見て愕然とした。

アーセナルとバイエルンミュンヘンが勝ち進んだ、というだけの感想しかなかった。

ところがところが、ハットトリックのベントナーはデンマーク代表、1点ずつ取ったロッベンとなんとやら、ごめんなさい名前失念がオランダ代表だというではありませんか。

その5点を全部見せて、日本代表の相手が大活躍、だって。
センスあるな。

なに? お前が鈍いだけだ。

その通りです。脱帽。それにしても日本代表の対戦相手ってすごいやつらなんだな。これにも脱帽!

広島、正々堂々のPK、でも試合に負けた

2010-03-10 22:15:07 | サッカー
アジアCL、広島がアウェーで浦項戦。

こぼれ球を浦項にことごとく拾われる展開。後半、一時いい時間帯もあったが、0-1でずるずる負けそうな雰囲気を感じた。

ところが、88分にPKを得て、ストヤノフが決めて追いついた。

日本サッカー協会から、J開幕の清水戦でトリッキーなPKを反則だったと認定されたばかりの広島。今度は、はっきりストヤノフがキッカーだと分かる布陣で、正々堂々のPK成功だった。

よかったと思う間もなく、ロスタイムに決勝点を奪われた。

柏木が浦和に行くなどした広島で、成功と思われるのはGK西川の補強だと思う。その西川がFKで放りこんできたボールに飛び出し、がら空きのゴールにこぼれ球を入れられてしまった。

あの判断がGKとして正しかったのかどうか。頼りの放送席も言ってくれなかったので、分からないのだが、2連敗の勝ち点0痛い。

何、このオリベイラ監督って、鹿島の監督にそっくりではないかと、つまらないところに興味がいって始まったテレビ観戦、そうか、鹿島のオリベイラの弟か。監督兄弟ってのもあるんだ。なんてことが、終了間際のゲームの盛り上がりで吹っ飛ぶ、けっこうな試合に化けてくれた。