テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

アジアCL、テレ朝より熱心な鹿島サポーター

2010-03-09 21:26:14 | サッカー
アジアチャンピオンズリーグは鹿島が全北とアウェーを闘った。韓国・全州は日本の空模様と同じ雨と雪。

ぬくぬくとテレビの前で、「生中継ご苦労さん」と思っていたら、BS朝日は、スタジオで韓国からの映像を見ながらの放送だった。解説松木安太郎さんのボルテージが上がらないわけだ。

はるばる出かけた鹿島サポーターが映る。そのうちの数人は上半身裸で声援している。テレ朝より熱心ではないか。そのサポーター魂が報われた。

70分、中田が右足で同点ゴール。89分、替わったばかりの遠藤が右足で決勝ゴール。左利きの2人が右足で決めた。進藤アナウンサーはよく分かっていて、「右」だと、きちんと伝えていた。

ゴール前でポンポンポンポンとダイレクトパスを通されて先制されたときは、鹿島はまた韓国チームに勝てないのかとあきらめかけたが、気持ちのいい逆転ゲームだった。

競輪日本選手権、村上博幸のガッツポーズ

2010-03-08 18:34:30 | 日記
NHK杯将棋を見た後、日曜日の午後はびわ湖毎日マラソン後半の1時間からハシゴ観戦をした。

福岡国際で期待を裏切った佐藤智之が復活の2位。とはいっても、エチオピアのツェガエと、いや世界水準と差がありすぎた。初出場選手も頑張ったというけど、伸びしろには疑問符が付いてしまう。

競馬の弥生賞は2000メートル2分6秒もかかる馬場でも本命ヴィクトワールピサが勝って、こちらは先が期待できそう。

競輪の日本選手権は先行する村上義弘につけた弟の博幸が優勝した。きわどいと思ったとたんに、博幸がガッツポーズ。あんなに喜んで大丈夫かいなと心配していると、やっぱり博幸が勝っていた。

さすがだ、乗ってる選手には分かるものなのだ、と感心しきりだったのだが…。インタビューが面白かった。

中野浩一さんが、これで暮れのグランプリが楽しみ。お兄さんも2着でポイントを稼いだし、兄弟で乗ってくださいと呼びかけた答えが。兄貴2着だったのですかという反応だったからだ。

よく見えているな。でも、自分が出ていることは分かっても、次にだれが来たかまでは見えないものなのか。

Jリーグ、大宮は3-0の勝利を、骨肉腫手術のため現役復帰絶望となった塚本泰史に捧げる。グラウンドに下りてきた塚本と選手たちが次々と抱き合う。頑張ってください。

右派渡辺竜王が左派糸谷哲郎五段に敗れたNHK杯将棋トーナメント準決勝

2010-03-07 13:49:42 | 将棋
NHK杯将棋トーナメント準決勝は、渡辺明竜王が放送時間を40分も余して糸谷哲郎五段に負けてしまった。感想戦は20分でうち切りになり、第一回NHK杯決勝、木村-升田戦回顧になった。

感想戦で分かったのは、渡辺竜王が楽観して手間がかかる手を避けているうちに、悪手を指してしまったらしいということ。分からないなりに見ていて面白かった。

私に分かることは? 渡辺竜王は右派で、糸谷五段は左派だった。

将棋盤に駒を置くときの癖だ。

渡辺竜王は、マス目の手前の線に沿って駒を置くことは以前見たときから知っていた。グラフィックのデザイナーによくいるんだけれど、線に沿わせないと気持ちが悪いんだと思う。

一方、糸谷五段はマス目の真ん中、上下左右、ゆとりを持たせて駒を置く。

そこまで見ていて、待ったとなった。渡辺竜王は駒を手前に置く上に右寄りに位置させている。右派だった。

これに対して、糸谷五段。駒を自分の左手  寄りに置いている。

駒と駒がぶつかる。先手渡辺竜王の歩が画面の右の方に寄っている。その前進を阻もうとするように、糸谷五段の歩も画面右の方に寄っているのだ。

我ながらつまらないことを見ているもんだ。これって昔、NHK杯をテレビ観戦して、有吉九段だったか島九段だったかの将棋で解説者に教えられてから、気にするようになった。

将棋が弱いので、こんなことしか見えないのです。

名古屋ジャイアンツ快勝、J開幕3連続観戦

2010-03-06 21:22:00 | サッカー
えいっ開幕日だ、とJリーグ3試合を続けて観戦。名古屋がいい補強をしているようなので、興味があったのだ。

闘莉王が抜けた浦和は、最終ラインを鹿島にずたずたにされていたし…。

なんか名古屋はでかい選手が多いなと思った。これは偶然ではなかった。新加入6人、一番背が低いのが180センチもある金崎夢生なんだから驚く。文字通りの大型補強だ。その金崎が決勝点をアシスト。先制点も0.5アシストの価値はあると思われる活躍をした。他のJ1チームで、身長制限180センチ以上なんて補強をしたところはない。

すでに194センチのオーストラリア代表FWケネディが攻撃の主力になっている。チーム作りに一本芯が通っている。

名古屋は金のシャチホコに由来するという「グランパス」というより「ジャイアンツ」の愛称が似合いそうだ。ガンバ大阪に開幕戦2-1の勝利。目が離せないシーズンになる。


Jリーグ観戦ダブルヘッダー、NHKの反則礼賛

2010-03-06 18:20:25 | サッカー
Jリーグ開幕日。テレビ観戦ダブルヘッダーは、NHKの鹿島-浦和戦。

細貝、中田、小笠原、岩政、柏木…みんな反則して、解説の山本昌邦さんにほめられているみたい。

相手ボールになったとき、攻撃のスピードを止めようとファール、というケースだ。そういう戦術があるとは承知していても、正々堂々とやれ、と言いたくなってしまう。

別のシチュエーションだが、エスクデロのイエローカードに「悪気はなかった」。テレビで見ていてもその通りに思えたが、反則は反則ではありませんか。

NHKって、何で(N)反則(H)歓迎なの(K)。

そういえば、NHKテレビも一瞬ラジオになった。「野沢シュート」とアナウンスしているのに、画面は興梠がゴールを決めている。ボールが動いているとき、ビデオを入れるのはリスクがありますね。

不平たらたらのようですが、ゲーム楽しみました。テレビ観戦、よかったですよ。

Jリーグ開幕、TBSテレビがラジオになった

2010-03-06 16:15:18 | サッカー
中村俊輔どうかな、とチャンネルをTBSのマリノス-FC東京戦に。来週契約だとかでスタンドから観戦していた。

「さあ長友、右足のシュート」。アナウンスは聞こえるけれど、画面には映らない。これではラジオではないか。交代出場準備の赤嶺と城福監督を撮していた。画面切り替えのタイミングが悪い。

これはご愛敬として、TBSはサッカー試合の途中でCMを入れるのね。民間放送だから、CMは必須のものだ。よーくわかってます。けれど、CMの入れ方ってもんがあるでしょう。画面の一部を使うとか、工夫して欲しかった。

ケガでスタメンを外れていた梶山と石川が後半、交代出場すると、FC東京が見違えるようになった。

梶山の正確な縦パス。平山クン、ちゃんと処理しなきゃ。などと思ううちに、自陣から入ったパスを石川が猛スピードでドリブルし、折り返すと、平山が飛び込んで、終了直前の決勝ゴール。FC東京が幸先のよいスタートを切った。

中村俊輔は見られなかったが、いいゲームに満足した。




バルササッカーに古き良き柔道を見た

2010-03-05 08:58:29 | サッカー
なんでサッカーが柔道なんだ。

夢枕獏を読みながらバルサを見たらそうなった。

わがテレビ事情で生中継なしのスペインリーグ、2月末の試合を録画放送で観戦した。

後半やっと入った先取点は、らしくないミドルだったが、その後追いつかれての終盤10分間。流れるようなパスを回して、あっという間に2点目をとってしまった。

柔よく剛を制す。小よく大を制す。

相手を崩して投げる。相手を崩してシュート。

夢枕獏の小説と同じだ。

メッシはバルサでの得点がロナウジーニョを超えたという。
日本代表もこんなサッカーをしたいのだろうけど、メッシもイニエスタもいない。

サッカー日本代表、岡田監督の見るビデオは?

2010-03-04 08:52:11 | サッカー
バーレーン戦は海外組にとって、ワールドカップ前の最後のチャンスだったらしいですね。

NHKアナウンサーが森本に入れ込んだのも無理はなかった。

サッカー選手は日ごろビデオで研究すると言います。岡田監督がバーレーン戦を振り返って見るビデオってどんなビデオなんだろう。

まさか。あのNHK、いやMHK森本、早く、交代出場させよ、の放送そのままなんだろうか。

俺に指示するのかと、監督怒るんじゃないかな。ひいきの引き倒し。

本田の方が監督の覚えはよさそうだし。本田のゴール直後に試合終了になって、笑いがこみ上げてくるのを抑えられない監督インタビュー。本田は合格。森本は????

サッカー日本代表、MHK中継に首をかしげる

2010-03-03 22:09:35 | サッカー
サッカー日本代表のバーレーン戦を観戦した。

NHKの衛星放送。M(森本)H(早く)K(交代出場を)のアナウンサーにやや辟易させられた。NHKではなく、MHKではないか。

後半開始時のベンチが映し出される。森本がペットボトルの水を頭からかぶっている。出たくて出たくて、頭から湯気を立てている様子がよく分かった。イタリアからはるばる来たんだもんな。

たしかに私も見てみたい。アナウンサーは「森本はいつ出てくるのか、早く2点目を入れないと出る幕がなくなる」などなど、前半から入れ込んでいる。でも力こぶが入りすぎてませんか。

待望の交代出場。「森本、森本」の連呼だ。1度、解説の森島さんに「森本さん」と呼びかけなかったっけ。

後半ロスタイム、本田が内田の右クロスをヘッドで押し込んで、2-0で日本代表が勝った。このプレーにもすかさず、森本が相手ディフェンダーをニアで引っ張ったからだと放送席。

ほんと、その通りその通り。だけど現実に点を取ったのが本田なのは否定しようがないことだ。

日本代表は、久しぶりに相手を崩す場面を何度も見せてくれた。バーレーンは主力が3,4人来ていなかったというのが気にはなるが…。

将棋界の一番長い日を堪能。印象に残った言葉は…

2010-03-03 08:36:59 | 将棋
将棋のA級順位戦一斉対局を、NHKで午前、夕方、深夜とたっぷり観戦した。

49歳から最年少36歳までがずらりの10棋士が激突。これは私には少し高年齢化していると思っていたのだが、解説の先崎学八段から印象深い言葉を聞けた。

「40歳は棋士の更年期の始まり」

40歳ごろからどうしても終盤のミスが多くなるという。今度のバンクーバーオリンピックでも、一度現役引退した選手がメダルを取りに来て、見事成功したりやっぱりだめだったり、スポーツ選手の衰えの始まる年齢に興味があった。

種目ごとに違うのだろうけれど、カロリー消費は少なくても、15時間集中して考え尽くす将棋の世界では40歳なのか。

自身、今年40歳になる先崎八段の実感なのかな。

名人位挑戦者は、午前1時過ぎ、三浦弘行八段と決まった。先月36歳になったばかり。一番若い棋士だった。

深夜解説をしていた渡辺明竜王が来期はA級で闘う。4月でやっと26歳。10年の若返りだ。でも、すでに永世竜王の資格を手にしている。順位戦のシステムに問題ありかもしれない。各級の入れ替え人数を増やしたらどうなるのだろう、とか。

結果を知ってる宮里藍連勝より、知らないカーリング杯決勝を観戦

2010-03-02 10:01:32 | 日記
もしもし、これ留守電にしているけど、この後すぐ電話に出るからね。実は頼みがあるんだ。このアナウンスを聞いてくれ。俺は今からビデオできのうのカーリング杯決勝を見るんだ。だから電話の最中、カーリング杯のことは一言も言わないでくれ。いいね。

「ただいま留守にしています」の代わりに、こんな感じのことを吹き込む人がいるそうだ。

結果を知ってから試合を見ても面白くないからだ。テレビニュースで、画面の下にテロップが流れて、イラクの自爆テロのニュースだと思ったのに、サッカーの結果が分かってしまうことがある。

だからテレビ画面の一番下にはテープを貼って見えなくする。

そこまでやるか。私は携帯の待ち受け画面にニュースが流れないようにしている。似たようなものか。

というわけで、米ツアー連勝の宮里藍の勇姿より、深夜の生中継をさぼってしまい結果は知らないカーリング杯中継の2回目放送の方を選んで観戦。同点ゴールのオーウェンが大腿筋負傷かなにかでルーニーと交代。そのルーニーが決勝ヘッドを決めた。

オーウェンは早々とスーツに着替えて、後半戦を観戦していた。イングランド代表に戻るのは、いよいよ遠い夢になってきた。


テレビ観戦を大津波警報の日本地図で邪魔された。でもそれでいいのだ

2010-03-01 10:25:34 | 日記
バンクーバーオリンピック女子スケート団体追い抜き、ドイツの準決勝転倒シーンをもう一度みたいと思っても、チリ地震による大津波警報一色の放送になって、そんなビデオはやってくれない。

NHK杯将棋、先手山崎隆之七段の持ち駒が見えない。

ラグビー日本選手権は、劣勢とみられたトヨタ自動車が前半リードする面白い展開。結局、三洋電機が逆転で3連覇を達成したが、雨上がり泥だらけのところへ日本地図が重なった。

それでいいのだ。

今から50年前、1960年といえば何があった年だろう。テレビじじいの年代なら、安保闘争を思い出すだろう。6月15日、日米安全保障条約改定に反対して全学連が国会突入した際、女子学生が亡くなった、と。

その3週間前に、チリ大地震による津波に不意をつかれ、三陸沿岸を中心に142人が亡くなったことは思い出さないだろう。

だが、忘れなかった人たちがいた。この大惨事を二度と繰り返すまいと、今の津波防災システムが構築された。

昨日の津波警報放送は、この50年で日本の安全保障が進歩した証しだったのだ。

アイスホッケー・カナダ金、やっぱり決めたのはクロスビー

2010-03-01 09:30:31 | オリンピック
バンクーバーオリンピックのアイスホッケー男子決勝を観戦した。日曜の午後、地元カナダと米国の北米決戦。まさに夢の対決が実現して、NBCは笑いが止まらなかっただろうな。NHKと違って、チリ地震による津波注意報が画面に残ることもなかっただろうから。

試合展開がこれまた夢のよう。1点リードされた米国が1分以上残して、ゴールキーパーをベンチに下げ、6人攻撃を敢行した。なんと残り24秒で同点ゴールが決まったのだ。カナダの赤一色で埋まる場内が静まりかえったところで、3ピリオドは終了し延長戦へ。

押していたカナダが土壇場で追いつかれては気力は萎える。米国有利かとも思ったのだが、休憩が15分か20分あって、気持ちを切り替える時間があったのがよかったのではないか。「相手が終了間際にゴールを決めてきょうはほんとに大変だった。だが俺たちは復活した」サドンデスのゴールを決めたのはスーパースターのクロスビーだった。