昨日(2月7日)、講師の先生をお招きして、
『4歳から5・6歳児の発達と子育て』というテーマで
お話して頂きました。
ご自身の子育ての経験をまじえながら、
写真や絵を使い、分かりやすいお話でしたよ。
ギターを弾いてくださり、素敵な歌を披露してくださったり、
絵本の紹介があったりと・・・終始和やかな雰囲気~~♪♪
“発達には、順番があり、節目がある”ということでしたが、
4・5歳児は、ちょうど『けれども峠』の真っ最中・・・。
お兄ちゃん・お姉ちゃんになりたいという自立の思いとともに、
赤ちゃんに戻ってみたいという退行現象が見られたりする微妙な時期!
(やってみたい!・・・でもできるかな??
・・・失敗したら恥ずかしいな~~。でもやってみよう~~!!)
自分の思ったようにいかないのではないか??
と、不安に思ったり、つらくなったり・・・
心の中で葛藤し、悩み、思いをめぐらす4・5歳児なのです★☆
子ども達は階段をのぼるように、一歩一歩着実に大きくなっています。
でもその成長は、個人差があるもの・・・。
ゆっくり、じっくり、子どもと向き合い、子どもの思いに耳を傾け、
色々なことを乗り越えていく力を育てていきたいですね。
そして、良い時だけではなく、子どもが悩み苦しんでいる時にこそ、
ありのままの姿を受け止めてあげて、
子どもが前向きな気持ちで歩んでいける関わりが必要!!
手出し、口出しをしすぎずに、
子どもの内面によりそった、肯定的な言葉がけが大切!!
と、いうことを話して頂きました。
お母さんたちも日々の子育てを思い返し、
先生の話に耳を傾けておられました。
後に、お母さん方から感想を一言づつ聞かせてもらうと・・・
「~しなさい。早くしなさい。という子どもをせかすような言葉がけを
してしまっている。」
「兄弟同士で比べたり、周りの子と自分の子を比べたり・・・
ということが多かった。今後、一人一人とゆったり関わり、
思いを受け止めてやれるようにいていきたい。」
「子どもに対して、このくらいはできるだろう?という思い込みがあり、
子どもが出来なかった時に、
なんでこのくらいできないの~~?とイライラしてしまったり、
怒ってしまったり・・・という事があります。」等など
講師の先生のお話を聞いて、
「改めて、自分の子どもの姿を認めてあげたり、共感してあげたりしたい。」
「今後、先生の言われた事を気を付けていきたい。」
「焦らずに、じっくりゆっくり、しっかり見守って生きたい。」
と、いう声が聞けました。
新しい講師の方を招いての年中組の学習会!!
『子育てに失敗はない、間違ったと思えば、やりなおしはいくらでもできる。』
お母さん方も
日頃の子育てを、見つめなおすきっかけになったのではないでしょうか?
一人でかかえこまず、心にゆとりを持って子育てしていきましょう。