聖テレジア幼稚園のブログ

子ども達が幼稚園で過ごしているあんなこと・こんなこと・・・子ども達の様子をご覧下さい!一週間に1回更新しています。

『学習会』 年少組

2013-02-15 18:04:15 | ブログ

無事に鬼も追い払い、もうすぐ年中さんのお兄ちゃん、お姉ちゃんになるんだとちょっぴり背伸びして頑張っている子どもたちです。13日(水)に生活支援センター ポップコーンの瀬野理記子先生を招いて、『3,4歳児の発達と子育て』をテーマに学習会を行いました。

自信にみちた3歳児から自分をみつめる4歳児へ・・・自分中心の世界にいたのが、だんだんと自分が見えるようになり、まわりも見えるようになり心が揺れる3歳半~4歳半の時期が“4歳の節”と呼ばれて、物事の考え方や捉え方が大きく変わる時期だそうです。日常の中でもできることがどんどん増えて、ことばで考えることもできるようになり、自分と他人との関係がわかり、その中で自分を捉えるようになるけれど、その中での心の葛藤があり、節を乗り越えていくためには大きな発達のエネルギーが必要だそうです。できたり、できなかったりジグザグしながら時間をかけて力をつけていこうとしている時なので、“できる・できない”や“比較”のものさしで見てしまわずに頑張ったことや、今できることへ共感の声かけをすること、またそれと一緒にできなかったことに対しても共感の声かけをして安心感・自己肯定感を積み上げていくことが大切だと教えていただきました。頑張っているのにもっと頑張れと言われたり、なんでできないの?と言われると大人でもだんだんと自信もなくなって“できない自分”だと思ってしまいますよね・・・今すぐにできなくても、失敗してしまっても大丈夫!自分は自分のままでいいんだ!と思えることがエネルギーになるのでしょうね。子どもの揺れる時期であると同時に大人も揺れる時期だけれど気長に、丁寧に付き合ってあげましょう、子育てには“失敗”がつきもので“失敗”のない子育てはないし、間違いに気付いた時が新たなスタートですと言ってくださった先生のことばで、また日々を振り返りながら心新たに子どもたちに向き合うきっかけになりました。これからも、子ども・家庭・幼稚園と手を取り合いながら共に成長していきましょうね!

今週木曜日はとってもいい天気!!ポカポカ陽気の中、年少組と年中組のお友だち一緒に仲良く手をつないで、コロコロローラーすべり台のある公園にお散歩に行ってきましたすべり台の近くにはドングリがたくさん落ちていて、そのドングリを拾ったり、すべり台や少し高さのあるアスレチック遊具にもチャレンジしたりしてほっこり楽しい時間が過ごせました少しずつ春に近づいている今日この頃・・・天気のいい日には、お外にとびだしていき、体をたくさん使っていっぱい遊びこんだり、冬から春への季節の変化を目で見て、耳で聞いて、体で感じ、自然から刺激をたくさんもらって大きくなりたいですね

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