週末引きこもり?てついろモデラー

週末家に引きこもって、鉄道模型工作に、、、あれ?平日もやってるか?だいたい週末は飲んでるだろ!という突っ込みは^^;

北海道旅行記 (3)代行バスは被災地を抜けて~道東へ

2016-10-08 | 日記
旅程の中でこの日が一番朝が早い


ホテルの窓から、北の秋の朝空

元々は札幌8:54発のスーパーおおぞら3号の予定で旅程を組んでいたのだが、
水害で変更を余儀なくされ、
高速バスの釧路行でも札幌駅前発8:07、9/8から運転される臨時特急トマム行も7:54発と1時間繰り上がって」しまったからだ。

せっかく朝食プランを入れていたのに、朝食の始まる6:30にはホテルを出ざるを得ず、朝食は諦めて小樽駅へ


途中、今は遊歩道になっている手宮線を横切る。この先は北海道の鉄道博物館になっているのだけど、これも断念(もったいない)

小樽からは6:50発の135M江別行に乗車予定だったのだけど、6:38発のエアポート74号に間に合ったのでこちらに。さらに札幌まではuシートも自由席扱いとのことでそちらに移動する。

昨晩見られなかった銭函海岸の景色を堪能、海を見て右奥には昨日増毛から逆サイドを見た雄冬岬が見える。北海道ならでは景観、そして今日も晴天、いい気候である。

手稲の構内に廃止後数を減らしている14系座席車が見える、廃車回送待ちであろうか、大井川鉄道で余生を送る車が少数ながらいるのが不幸中の幸いか

札幌には7:24、予定より早めに到着となった。

札幌への到着を急いだのは理由があって、臨時特急トマム行は普通車全車自由席、グリーン車も車内発売のみということで、需要が読めない中、立席にはなりたくなかった為だ。


所が、年配の駅員に乗車位置を尋ねると、本日は(3連休最終日)1両増結の7両だが、自由席車は本来の6号車と増結の7号車のみだと言う。
そんなはずはないとWWWの案内で話をすると、その話は届いておらず、今から確認するという。
はたして、案内が正しくて全車自由席であった。ん~かなり問題ではある。で、2号車の案内に並んだ。

スーパー宗谷やスーパー北斗を眺めるうちに列車が入線、FURICO283ではなく、Tilt261系が入線 1号車がグリーン車、2~7号車が普通車の7連


乗り込んで席を確保してから、朝食としてそれぞれにホームの売店に駅弁を購入


妻が買ったのは駅弁4種のミニアソート


列を見る限りでは2~4号車は各列10~15名ほど、に対して自由席と案内された5号車から先は30名位。ちゃんとアナウンスすればよいのに。。。ちなみに途中グリーン車をみたら1名!の方が利用されていた。

時刻になって、一応間もなく発車しますのアナウンスはあったものの、昔みたいに発車ベルに急き立てられることもなく静かに発車、千歳線を南下していく函館本線からつながる千歳線は室蘭まで電化され、小樽~旭川間と共に北海道のメインラインで特急も多い
南千歳からは分岐して、1980年に開通した道東へのショートカット(それまでは函館本線を滝川まで上って富良野経由で帯広へつながる根室本線経由)となる石勝線に入る。
室蘭本線との接続駅である追分を発車すると風景が田園から原野に、さらに夕張への分岐点となる新夕張を過ぎると山岳へと変化していく
並走する道東道と共にトンネル中心の風景となり、当然携帯が圏外へ
最近では地下鉄線内でも圏外になることが稀になっているので、地上でも圏外なのは久しぶりな気がする。
やがて、トマムへの到着アナウンスが流れる、臨時特急はここまでで、かつトマム駅にはトイレもないので、帯広への代行バスを利用する場合は、列車内で用を足すように案内される。さすがはリゾートへの連絡だけな駅である。(利用客はそのままリゾートに向かうので、通常は不要なのだろう。本当か?^^;)

列車はトマムに到着するが、代行バス利用者はすぐに下りずに別途乗り換え案内があるまで車内で待機するようにとの指示が流れる。また、全員が十分座れるだけのバスが用意されており、慌てる必要はないとも。
確かに列車代行と言えども高速を利用して走るバスなので、立席というわけにはいかないのだろう。駅前?には5台以上?の大型バスが待機していた。

所が駅に到着すると、半分くらいの乗客がアナウンスなどなかったかの様に下りていく、「あれ?アナウンス無視か?」たぶん帯広まで直行してしまうバスではなく、トマムリゾートや近隣(自家用車でお出迎え?)の利用客なのでは?という結論となった。
しばらくして「代行バスへの乗り換えの準備ができましたので、下りてバスへ向かってください」とのアナウンスが流れる。さっき「号車毎に案内しますので」と言っていたのは何だったのか?札幌駅での乗車案内と言いちぐはぐである。


乗り込んだバスは2号車、ぱっと見た感じでは3台で足りた模様。
乗り換えには10分強であったが、余裕を見込んで30分近くある乗り換え時刻まで先行発車することはなく、発車時刻まで待つことに、やがて時刻となり、1号車から順に発車





人生3度目の代行バスは北海道で経験することになる。1度目は線路保守の関係で各駅停車が区間運休することになり、その区間を代行バスを利用した。初めて北海道を訪れた33年前のことであるが、奇遇というかなんというか。前回は偶然だったが、今回は予定しての利用ではあるが。(2回目を失念していたのを妻から指摘された、そう、阪神淡路大震災の時、住吉から灘まで乗っていたのだった。)

バスは町内を抜けトマムICから道東道へ、帯広まで1時間半の直行運転である。
トマムから日勝峠と狩勝峠を結ぶ尾根沿いの西斜面を走るあたりはたぶん冬場はスキー場にでもなるのか、針葉樹が見当たらないのどかな山肌を見せる風景であったが、2つのトンネルを抜け新得側にでると、渓流と言うよりは沢に近い川の両岸が激しく削られた岩肌を見せ、脇には倒れ流されてきた木々が転がっているという、大雨による濁流のすさまじさを露呈する箇所がいくつも見られた。さらに喫水線を残す草原や、橋と橋脚はコンクリートで固めれられて無事だったものの、むしろその両側が完全に流されて橋が浮いている所も。。。


いったいどれだけの雨と濁流が流れたのか想像するのが難しい情景が道東道の両脇に点在していた。

道東道は基本まだ対面通行70km/h区間なのだが、片側2車線区間がここは水害を免れることができなかったらしく、対面通行に戻されて、片側は補強工事のやり直しをしている所も存在した。(十勝清水までの間で)

おそらくは道東道もあと一歩で水害で通行止になりかかっていたのだと
思われる。かろうじて通行可能であったことが、道東へのライフラインを保つことができたのだと。

十勝清水から先も少なからず水害の爪痕を見ることとなったが、代行バスは特に渋滞などに詰まることなく走行し、芽室ICからは一般道で帯広駅を目指す。(帯広にはもっと近くまで高速でいけるのに、ここで下りる理由は不明)高速40分、一般道50分位の走行で、ほぼ予定通りに帯広着
切符を見せて駅へと歩いた。

帯広駅は都会の駅で、2面4線の高架駅、あれっと思ったら、33年前は広大な地上駅でここから北に士幌線、南に幸福駅のある広尾線が分岐していた十字駅だったが、すでに面影の欠片もなくなっていた。

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3 コメント

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帯広駅... (EF65-1111)
2016-10-09 11:21:42
もはや,そんなになってしまったのですね.
単なる中間駅か..

今や,いろんなことがWebなどで情報交換できるように
なっているから,オンラインの端末さえ持てばどこでも
リアルタイムに情報が交換できるのに....

恐らくJR-Hはそういう投資もできないのでしょう.
返信する
Unknown (謎の人)
2016-10-12 01:40:51
人生3度目の代行バスでは?
阪神淡路大震災のときに住吉〜灘乗ってるf^_^;)
返信する
あ゛っ (てつ)
2016-10-13 12:14:43
(^_^;)
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