経営法務研究室2023

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ペット税

2011-01-04 | (税務・会計)

自宅近所に建設中の建物を見つけた。かなりりっぱな建物。どうやら動物病院らしい。

最近のペットブームはすごい。今までペットショップができる思わないところにペット屋もできるぐらいだ。ペット屋さんは、銀座にもあるし、池袋の駅前にもある。きっと他にもあるはず。

今や子供のかわりにもペットを飼う人も少なくないし、公園で見かける飼主だって複数のワンちゃんを連れているのも珍しくない。他にも、ワンちゃんの温泉、カフェ、ホテルなどなど、ペットのためのものはよく見るといろいろある。動物病院も忙しくなるはずだ。

きっとあの動物病院もたくさんのペットのたちのためにどこからかスペース拡張等で移動をしてくるのだろう。


こうした動きにちょっとしたマイナス材料かもと思えるのが、ペット税(正式な名称はさておき)。昨年12月に民主党案がどうこう話されてたっけ。

ドイツにもかなり前から犬に税金がかけられているらしいし、。中には、犬に住民税をかける国もあるらしい。


そういえば、昨年板橋区で犬の住民票を発行しますというニュースもあったけ。



ペット税、税収を増やすためはもちろんのこと、実際のところかなり実益はあると思う。


だって、日本は子供が少ない。29年連続子供人口減少なんてニュースを見ると将来に不安を感じる。アメリカと中国は子供人口が多いのだ。
優秀な人材を生み出すには、まず母数の確保が重要だと思う。


政策案としては、ペットの無責任な放棄が多いことを理由にペット税とは言われているが、ペット税は、間接的には、少子化対策として有効だと思う。ペット税がかけられ、一方で子供を産み、育てる環境がつくられれば、子供の方へ流れる。即効性はなくても、徐々に変わるきっかけになると思う。


今はいろいろ議論されているけど、いずれは導入されるのであろう。