タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 山菜採り余録 4/7 ≫

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 4月5日、晴天に誘われてギョウジャニンニクの採り場の下見に出かけ、阿寒町の山地でデデッポー(キジバトの鳴き声)の出迎えを受けたが、本日、4月7日は、本来の私たち夫婦の採り場でも、二度、デデッポーの鳴き声を聞いた。
 ギョウジャニンニクを二か所の沢で採り終えたので、周囲の春の訪れを観察した。三の沢から出て川向こうに渡ると、湿地の水たまりにエゾアカガエルが群棲していて、繁殖行為の真っ盛りだった。昨年も同じ場所で撮影している。
 草地でアズマイチゲを一輪見つけ、思わず「ほっ、ほぅ」と声が出た。白い花はデジタルカメラでうまく撮影できず、いつも苦労する。
 下段中央の写真はケヤマハンノキ。褐紫色の花序がたくさんぶら下がっているが、まだ開花はしていない。下段右の写真は花序の一つを接写したもので、長く垂れ下がった褐紫色の雄花の左上方に紅褐色の短い雌花が二個見え、雄花も雌花も葉の出る前に開花する。佐藤孝夫『新版北海道樹木図鑑』増補版(亜璃西社)を参照。

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