子供の頃に歌った「大黒さま」の「がまのほわた」は、秋に綿のような冠毛をつけて風に飛ばされるモフモフした微細な種子ではなく、正しくは、初夏に雄花穂から出る蒲黄と呼ばれる花粉を指す、とのことです。
蒲黄には薬効があり、外用で傷薬として用いられるそうです。赤裸の「因幡の白兎」は、大黒さまの教えのとおり、蒲黄に包まって元の体に戻ったのですね。花粉のこととはつゆ知らず、ただ穂綿とばかり思っていました。どのような方か存じ上げませんが、ご親切に対して心からお礼申し上げます。最近の記事
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