七月最後の土曜・日曜は、この六月の二日と三日、二日間の老前整理で伐採したままになっていた田舎家のシラカバとヤナギ十数本の後始末をおこなって過ごした。放置したままでも数年で腐朽し始めるが、完全に土壌と同化するまでは毎年の草刈りの邪魔になるので、雑草に埋もれて倒れている伐採木を引きずり出し数か所に集め、枝先に近い細い部分から太さに応じ、剪定鋏・刈り込み鋏・手鋸・チエンソーを使い分けて切断した。
釧路市では、剪定・整枝をした庭木の枝を、清掃事業所において一定の条件(長さ1㍍以内、直径10㌢以内、麻紐などで束ねる)のもとで資源物として無料で引き受けるので、切断した枝を直径3㌢未満・直径3~5㌢・直径10㌢未満の三種に分けて束ね、取り敢えず集積(写真は一日目に処理したもの)した。直径10㌢を超える枝や幹(写真下段<右>)は持ち運べるサイズに切断し、田舎家の敷地の一角に積み重ね腐朽するにまかせることにした。
作業が一段落し女房は都合で釧路に帰宅、私は田舎家に残り、温泉につかって夕食後、早めに午後七時に就寝。翌朝、四時半から作業開始。七時前に女房が戻り、二人で午後二時まで作業。まだ残っている数本の伐採木は次の機会に譲って引き上げた。七十歳を目前にして、やはり体力の衰えは否めない。今回の二日間の肉体労働はかなり堪え、「老前整理」どころか「老中整理」の感を強くした。
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