六月三日のワラビ採りの午前三時三十分起床は、このところ疲労が溜まり、右脇腹の筋肉痛や腰痛が出ている老身には応えた。
釧路から国道391号を北上すると、弟子屈町美留和のパークゴルフ場横に、摩周湖の伏流水が湧出している箇所があり、ここでジムニーを止めてもらい、水を飲んで一休み。冷たい水が眠気を追い払ってくれた。
摩周湖は、摩周カルデラが陥没し急斜面や崖で囲まれているため、流入・流出河川が一つもないが、湖面の水位は一定している。
雨水が水源で、地下の水脈を通って伏流水が周囲に流出していると言われている。この伏流水が源流となっていると推定される河川は、湖西部の美留和川・石狩別川、北部のアメマス川・オニセップ川・札鶴川(支流に<神の子池>がある)、東部のケネカ川支流(本流の源流は養老牛岳西部)だろう。南部の仁多川と磯分内川は仁多山、西別川は西別岳が源流と思われる。
ワラビ採りを終え、第二の場所に移動して女房がセリを採っている間、私は疲れたので、辺りを散策し、クレソンの花やノビタキを撮影したり、六月初旬にしては珍しい採取にふさわしいコゴミを見つけたりして身体を休めた。この後、まだ予定がある。
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