一月三十日の月は<望>、釧路では十六時三十九分に出て、翌朝六時五十四分に太平洋上に沈んだ。三十一日の日の出は六時三十九分だが、我が家から見える東の空は高台に遮られ、太陽が顔を出すのは十五分くらい遅れるので、六時二十五分に西空に傾く満月を撮ったときは周囲はまだ薄暗かった。
身の回りの鳥たちの中で最も活動が早い昼行性の鳥はカラスだと思っていたが、最近、「冬の早朝、一番早起きな鳥はトビでしょうか。空が明るくなり始めるともう飛び始めます。東の空が赤くなってそろそろ街路灯が消えるか?というころがピークです」(1月11日付『釧路新聞』第6面)というコラムを読んで驚いた。 写真はいずれも東の高台から朝日が昇り、空が明るくなり始めた時刻に撮影。私は早起きなので、カラスが日の出前の暗がりを飛ぶのは毎朝見かけるし、スズメも、数は少ないが、薄暗がりの中を給餌台にやって来る個体がいる。ヒヨドリも自然の餌が不足するこの時季は早朝に給餌台に飛来し、スズメのアワ・ヒエをついばむ。しかし、トビは、日中から夕暮れまでという思い込みから、私には盲点になっていたようだ。迂闊だった。
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