タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

釧路市郊外のデントコーン畑で落ち穂を拾うタンチョウの番い

 12 22 日午後0時 40 分頃、釧路市郊外(桜田)の酪農家のデントコーン畑で、数十羽のタンチョウの群が、浅く冠雪した地面を穿って収穫時にこぼれたデントコーンの実を啄んでいるところを撮影。

 タンチョウは、1924年に釧路湿原で再発見されるまで、絶滅したと考えられていた。その後の保護活動にもかかわらず、生息数は一進一退を繰り返したが、1970 年代以降、冬季間の給餌が行われると大きく増加に転じた。現在の生息数は 1500 羽を超えると推定される。

 数の増加に伴って湿原の生息地は過密状態となり、人里にも現れて交通事故や農業被害などの問題が生じている。

 「クリスマスだというのに、トウモロコシ、少ないわね」
 「もう収穫後2か月だから、食べ尽くしたんだよ」
 「そろそろ給餌場へ移動しようかしら」
 「うむっ、やっぱり給餌場頼りだな、冬は」

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