タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

ツタウルシの毒々しい新葉の展開は、北海道東部の山地で今が真っ盛り

 北海道東部の山地では今、林内の樹木の幹や林道縁の草地でツタウルシが一斉に新葉を展開している。

 赤く縁取られ全体が毒々しく照り映えるこの時季が、最もウルシオールの効き目が強く、素手で触れるとアレルギー性接触皮膚炎を起こす危険性が高い。降雨時など湿気があるときは、近寄るだけで発症することもある。

 先日、谷地坊主の上に生えたヤマドリゼンマイを採取する際、右手指に触れてしまった。通常は谷地坊主の上を這うことはないので、不注意だった。たまたま家内が外用合成副腎皮質ホルモン剤「ダイアコート軟膏」を用意していて、すぐ塗布し事なきを得たが、油断大敵である。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「自  然」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事