ミヤママタタビもサルナシ(コクワ)も、共に雌雄異株で、雌株の両性花が結実する。雌株は実を採取するため引きずり下ろされ、哀れな状態になっているものが多い。こんもりと立派に茂っているのはほとんど雄株である。
ミヤママタタビについては、昨年七月に雄花と両性花を撮影し、≪ミヤママタタビの花≫を七月六日に投稿しているが、サルナシ(コクワ)は、昨年七月十三日投稿の≪徹底林道のコクワの花≫に雄花を載せただけなので、今回は、雄花・両性花・果実を撮影した。
画像上段は雌株全体。中段<左>は雄花、<中>は両性花、<右>は果実。花は七月十八日、果実は八月十八日、いずれも釧路町深山で撮影。開花期の天候不順のせいか、開花数に比して着果率が極端に低いのが惜しまれる。 果実を確かめた十八日の前日、クロイチゴの画像と並べるためにエゾイチゴを撮影にこの林道を訪れたのに、サルナシ(コクワ)の果実のことは忘れていた。最近、物忘れが激しいなぁ・・・
サルナシ(コクワ)のついでにミヤママタタビを確認すると、まだ熟してはいないが、果実酒用に最適の大きさになっていたので、蔓を痛めないように久し振りに木に登って採取してきた。木登り名人、健在。
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