トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

敵はコロナウィルスなり!!

2021-01-18 04:44:00 | 感染症
昨年、ダニエル・デフォーが書いた「ペスト」という著作について紹介してくれる番組を見ました。

ロンドンでペストが流行したときの様子が、創作部分もあるものの、おそらく歴史的な事実ないし伝聞を中心に書かれているとのことでした。

いくつか、注目すべき点をざっくり思い出しながら書きますと

●政府の行動には、良い点と悪い点がある
 食料の安定供給のための政策などは市中に安定と安心をもたらした。
 (隔離政策は、貧困ないし失業者を救う、経済支援の側面もあったが、効果がない上に、差別などが助長されてしまった)
●遺体の扱いがあまりに粗雑で、遺族は心理的に受け入れがたいことも
●ロンドンから地方に行こうとすると差別を受けた
●第二波のときには、人々は慣れ切っていた。病原菌は弱毒化されたという者が続出し、警戒感は薄らいだ。

とまあ、こんな内容が印象に残っています。
間違えてたらごめんなさい。

特に、最後の「慣れ」については正直「うそうそ!」って思うほど酷いなあと思っていました。
テレビ番組の構成的にも
「死に際の患者に直接会いに行く者もいる始末でした」
というようなナレーションが入り、筆者が仮に死に際であっても、ペストの罹患者に会うことなど「あり得ない」と強く思っていることを感じました。
わたしには、ペストに自分が感染してでも会いたい相手に会いに行っているだけでは?それならまだ理解できるし、そこまで語気を強く否定しなくてもいいのに、なんてテレビに思ったものです。
(コメンテーターの伊集院さんが、これまたハッとさせられることをおっしゃるので、また考えが止まらなくなります。すごいです。)

とにかくショックなことの連続で、やたらに記憶に残っている番組です。コロナについて考えるたびに、いつも思い出していました。

そして、まさか、今、同じようなことが起きているということに愕然としています。

人間は同じなんだと。
国籍も時代も、ウィルスという脅威を前にすればさして変わらない。街中で、立ち尽くしてしまいました。


この番組を見たのは夏頃。
緊急事態宣言も終わり、生活も少し以前に戻ってきたかな?くらいの日々でした。

だから、慣れるとか弱毒化したとか、ないない!科学技術がない時代は大変ねえなんて思って見ていたのです。

一方で、その頃から
「日本人は元々清潔だから、感染が広がらない」といった発言をよく聞くようになっていました。
戦後、しらみを続出させた日本人が?
清潔。。。
民族的に清潔って何だ?うそうそ。。

清潔って何だ?

確かにワイングラスに息をはあ〜と吹きかけて磨いたらアウトです。
でもお茶の文化で、回し飲みもありますよね。そうでなくても、客人が飲んだ茶碗を洗うのはお茶を点てる時に使うのと同じお茶筅です。

どんなに綺麗に見える所作でも、感染症的にはアウトです。
日本にだって、感染症的にはダメだなあって思うことは山ほどある。

確かに外履きを玄関に置いていく文化ですし、お風呂も毎日入りますし、比較して良い点もいっぱいあると思います。
しかし「日本人は清潔だ」と過信してはいないか?一抹の不安を覚えていました。


この間、外出した時、人の多さに娘と愕然としました。
その日は、ストレスもあったし、散歩もしなければと、牛乳欲しさに、あまり時間を考えずに12時台に外に出てしまいました。

道ゆく人、人、人 最初からぶつかりそうです。

レストランに並ぶ人、人、人、
テイクアウトで並ぶ人、人、人
賑わうお店に、賑やかな声。

私もランチの時間は避けて出かけていたのに、その日は考え無しに出ました。

目の前に広がる状況に愕然としつつ、
自分こそが慣れていることに気づいて、ショックでした。

人間は楽観バイアスがあると聞いています。
例えばガンはふたりにひとり、罹患すると知っているはずなのに、いざ自らが罹患すると「なぜ私が」となる。それは、常に「もしかしたらガンになるかも」と考えて生活する負担から逃れるための、人間の防御の方法、言うなれば生きるための知恵、らしいんですね。
病は気からと言いますし、ストレスが身体にもたらす影響たるや甚大なものがありますから、避けられるようにしている人間はやはり賢いなあと思います。

しかし、ウィルスはその上を行きますよね。。
そんな私たち人類の生きる知恵をむしろうまく利用されてるような。

私はウィルスに負けたくないです。
でも、ステイホームはつらいです。

つらいですけど、なんかやっぱり、ウィルスに負ける気がして、プライドが許さないです。私は社会の半端者ですけど、人類の一員である以上、頭でわかってることは実行したい!歴史が教えてくれたことを無駄にしたくないです。

昔の人が警鐘を鳴らし、後年、あの第二波での人々の生活様式に呆れ返り、馬鹿にすらしてる、それが2021年の現代に起きている。今、起きている。。

精神的なストレスが世界を駆け巡り
その影響が甚大!!それもダメ!!

だから、考え方の転換を。。
考えろ、考えろ。
そのために私の頭はあるはずだ。

そもそも!!!
出かけるなとか、マスクしろとか、自分や誰かを非難することで保つ精神状態なんて健全なはずがありません。

あんれ?
敵は誰なんだ!?
ウィルスでしょう?私たちは仲間だよ。そうだ!仲間だよ!

とりあえず、みんなでウィルスと闘って、勝ちに行きましょうよ!!

敵は本能寺に、、、
じゃなくてコロナウィルスなり!!


病気になったら、まずは相手を知るところからはじめると良いと聞いています。
戦も、スポーツも、知略は教科書プラス相手の特徴を洗うことですよね!!

コロナウィルスの弱点とか、何なんだろ。
あー、情け無い。今まで考えたことなかった。
逃げ回ることしかしてこなかった。

逃げるが勝ちとも言うけど、逃げてだけいたら天下は取れません!
(いや、天下取ろうと考えたことは無いんですけどね笑。それくらいの相手かなと笑)

さて!私も考えを変えましてですね!
奴らの弱点は何なのかを追求していきたいと思います。

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