主の公現
表紙
「主の栄光はあなたの上に輝く」
入祭唱
「見よ、すべてを支配する主が来られる。王国と権能と主権は、
そのみ手のうちにある」
挨拶
「主の公現。3人の博士。初めてご自身を現された。その意味を
考える。神の恵み。ギリシャ正教では、クリスマスより大きい。
4・5世紀から。今日の戦争・テロの時代。もう1度考える」
第一朗読(イザヤの預言)
「主の栄光はあなたの上に輝く」
答唱詩編
「全ての王は、あなたの前に膝を屈め、全ての国は、あなた
に遣える」
第二朗読(使徒パウロのエフェソの教会への手紙)
「今や、異邦人が約束されたものを受け継ぐ者となるという
ことが啓示された」
アレルヤ唱
「東の空に星を見て、すべてをおいて、神を拝みに来た」
福音説教(マタイによる、2.1-12)
「わたしたちは東方から王を拝みに来た」
「公現。自分を見せる。エピファニー。神様とはどういう方か?
神と被造物との違いは?神は永遠だが、我々は有限。創造者
と創造物。どうやっても、神を知ることが出来ない。それは、被造物
は神ではないから。世の初め、創造された当時から、神は、自分を
相手に見せよう・相手に与えようとしてきた。今でもそう。自分を相手
に知らせたい。神が、自分を見せようとする1つの方法が被造物を創
ったこと。創造。宇宙・自然・人間は第1の聖書。神を最も良く表して
いる。そして、自分を示そうとされる。旧約・預言者・聖書。びっくりする
ことばかり。「御独り子・御言葉」を遣わし、自分をみせようとする。イ
エスの生涯は、神が子を示そうとされたこと。圧倒的な迫力で見せよ
うとした。エピファニー。それを3人の博士に示そうとした。イエスの誕
生。マリア・ヨゼフ・人々から嫌われ/蔑まされていた羊飼い達に。
羊飼いは、牧歌的とは程遠かった。神様はそういう人達に示された。
当時最高の知識人。天文学者(占星術)は、現代最も難しくお金が
かかる。アインシュタイン・ガリレオ、天文学者だった。望遠鏡を見て。
そんな天文学者に神が示されたのは、難しい理論でなく、只管星を
求めることだった。星を見せて、それを追わせた。ただ星について行
くことだった。これこそが、神を求める時の道。難しく考えてしまうわ
ない。単純・素朴に。御言葉を通して、神は御自分を示された。宇宙
万物をイエスがお創りになった。だから、1本の草花をじっくり見るこ
とによって、神が見えてくる。神は人間-赤ん坊・若者・中年・老人を
通して御自分を示そうとされる。そこに計算や理論は不必要。だから
子供にも解る。子供のようにならなければ。子供だから解る。解ると
は単純なこと。無知な人でも神様は理解出来る。年寄。呆けてきても
神様は解る。理解出来る。何故、わたしたちは解らないか?神は、
遠くにいる存在ではない。神の中で生きる。神の海。神の水。その
中の魚が人間。魚が水を何故見えない。「見えない。見せてみろ。」
言っている。理解出来ない。わたしたちは水の中にいる。わたしたち
は神の中にいる。それでいて、何故神を理解出来ないか?何故?
それは、余りにも頭だけで理解しようとしているから。占星術師に
示されたように、星を見ろ・花を見ろ。そうすると、そこに神がいる。
わたしたちは、神の前に謙虚に額ずく。そうしないと神が見えてこ
ない。」
共同祈願
「キリストはすべての人を導くまことの光」
拝領唱
「博士たちは東の国でその方の星を見て、贈り物を携え、
主を拝みに来た」
notes
1 後、掃除・クリスマスの片付け。人数少ないが宜しく。
2 待降節・クリスマスの飾り付けは、今日で終り。次の日曜
は、主の洗礼。カナの奇跡は公現の1つ。クリスマスは、
終り。
一言
「すべてを創られた。宇宙万物を創られた。」 説教を聞きながら
思ったことは、「公害も?」 悪魔や悪や犯罪でなく、公害が浮か
んだ。その様から神を連想するに難い。精神でなく物質を浮かん
だ。そして、恐慌。人々が何かを求め必死にやって来たことが一
瞬にして崩れる。そして、戦争があった。今も。「長江哀歌」を見て
いる。こんなシーンが。まるっきり大きな工場の鋼鉄製の煙突や
壁をハンマーで壊している。シジフのような仕事だ。ハンマーの
音だけが無人に近い空間を占領する。水に沈んだ街。廃墟の工
場。理屈は付けられない。圧倒するものは何か?廃墟と化した鋼
鉄の工場の外壁に神を探す。そんな旅をしたくなった。
表紙
「主の栄光はあなたの上に輝く」
入祭唱
「見よ、すべてを支配する主が来られる。王国と権能と主権は、
そのみ手のうちにある」
挨拶
「主の公現。3人の博士。初めてご自身を現された。その意味を
考える。神の恵み。ギリシャ正教では、クリスマスより大きい。
4・5世紀から。今日の戦争・テロの時代。もう1度考える」
第一朗読(イザヤの預言)
「主の栄光はあなたの上に輝く」
答唱詩編
「全ての王は、あなたの前に膝を屈め、全ての国は、あなた
に遣える」
第二朗読(使徒パウロのエフェソの教会への手紙)
「今や、異邦人が約束されたものを受け継ぐ者となるという
ことが啓示された」
アレルヤ唱
「東の空に星を見て、すべてをおいて、神を拝みに来た」
福音説教(マタイによる、2.1-12)
「わたしたちは東方から王を拝みに来た」
「公現。自分を見せる。エピファニー。神様とはどういう方か?
神と被造物との違いは?神は永遠だが、我々は有限。創造者
と創造物。どうやっても、神を知ることが出来ない。それは、被造物
は神ではないから。世の初め、創造された当時から、神は、自分を
相手に見せよう・相手に与えようとしてきた。今でもそう。自分を相手
に知らせたい。神が、自分を見せようとする1つの方法が被造物を創
ったこと。創造。宇宙・自然・人間は第1の聖書。神を最も良く表して
いる。そして、自分を示そうとされる。旧約・預言者・聖書。びっくりする
ことばかり。「御独り子・御言葉」を遣わし、自分をみせようとする。イ
エスの生涯は、神が子を示そうとされたこと。圧倒的な迫力で見せよ
うとした。エピファニー。それを3人の博士に示そうとした。イエスの誕
生。マリア・ヨゼフ・人々から嫌われ/蔑まされていた羊飼い達に。
羊飼いは、牧歌的とは程遠かった。神様はそういう人達に示された。
当時最高の知識人。天文学者(占星術)は、現代最も難しくお金が
かかる。アインシュタイン・ガリレオ、天文学者だった。望遠鏡を見て。
そんな天文学者に神が示されたのは、難しい理論でなく、只管星を
求めることだった。星を見せて、それを追わせた。ただ星について行
くことだった。これこそが、神を求める時の道。難しく考えてしまうわ
ない。単純・素朴に。御言葉を通して、神は御自分を示された。宇宙
万物をイエスがお創りになった。だから、1本の草花をじっくり見るこ
とによって、神が見えてくる。神は人間-赤ん坊・若者・中年・老人を
通して御自分を示そうとされる。そこに計算や理論は不必要。だから
子供にも解る。子供のようにならなければ。子供だから解る。解ると
は単純なこと。無知な人でも神様は理解出来る。年寄。呆けてきても
神様は解る。理解出来る。何故、わたしたちは解らないか?神は、
遠くにいる存在ではない。神の中で生きる。神の海。神の水。その
中の魚が人間。魚が水を何故見えない。「見えない。見せてみろ。」
言っている。理解出来ない。わたしたちは水の中にいる。わたしたち
は神の中にいる。それでいて、何故神を理解出来ないか?何故?
それは、余りにも頭だけで理解しようとしているから。占星術師に
示されたように、星を見ろ・花を見ろ。そうすると、そこに神がいる。
わたしたちは、神の前に謙虚に額ずく。そうしないと神が見えてこ
ない。」
共同祈願
「キリストはすべての人を導くまことの光」
拝領唱
「博士たちは東の国でその方の星を見て、贈り物を携え、
主を拝みに来た」
notes
1 後、掃除・クリスマスの片付け。人数少ないが宜しく。
2 待降節・クリスマスの飾り付けは、今日で終り。次の日曜
は、主の洗礼。カナの奇跡は公現の1つ。クリスマスは、
終り。
一言
「すべてを創られた。宇宙万物を創られた。」 説教を聞きながら
思ったことは、「公害も?」 悪魔や悪や犯罪でなく、公害が浮か
んだ。その様から神を連想するに難い。精神でなく物質を浮かん
だ。そして、恐慌。人々が何かを求め必死にやって来たことが一
瞬にして崩れる。そして、戦争があった。今も。「長江哀歌」を見て
いる。こんなシーンが。まるっきり大きな工場の鋼鉄製の煙突や
壁をハンマーで壊している。シジフのような仕事だ。ハンマーの
音だけが無人に近い空間を占領する。水に沈んだ街。廃墟の工
場。理屈は付けられない。圧倒するものは何か?廃墟と化した鋼
鉄の工場の外壁に神を探す。そんな旅をしたくなった。