タマシギ…シギ目シギ科
[学名]Rostratula benghalensis benghalensis(Linnaeus)
[英名]Painted Snipe
[別名]サワシギ、マメシギ、ムナグロシギ、ワシギ、コバンシギ
[形態]嘴峰44~50mm。翼長123~138mm。尾長36~47mm。跗蹠38~43mm。メスは、頭上緑褐色・暗黄色の頭央線、後勁は栗褐色、背は暗褐色。両側に黄土色の線走り。肩に白帯。眼の後方に白色斑。勁側・前勁は栗褐色、胸に幅広の黒帯。以下の下面は白。胸側は黒。翼と上尾筒に黄土色の円形斑多数。尾に黄土色の数帯。オスは、翼の黄土色円形斑一層顕著、眼の後方にクリーム色斑。前勁・勁側に淡褐色の縦斑。胸に同色の横帯。以下の下面は白く胸側に緑褐色斑。繁殖期に嘴の先端は極めて
美しい暗紅色。脚は暗灰青緑色。幼鳥はオス成鳥に似る。
[生態]繁殖期にコ-ッ・コ-ッと盛んに鳴く。蝶に似た動作で羽根を打ち振り、体を左右に移動させ、ジャンプのディスプレーも。冬期は数羽で群生。人を恐れない。飛行は緩慢。一妻多夫。
[巣]水中の小高い丘や水辺の草叢に。葉・茎により。
[卵]4~7月。黄灰の地。黒褐色の斑点。40×26mm。4~6個。
[分布]北海道・本州・九州に分布。
[エソロジー]「ヒトと動物」(「コクマルガラスの観察」(K.ローレンツ)より)
1 1926年初夏。1羽のコクマルガラスを買って来た。鳥小屋に収容した。
2 自由にしてやった。旋回し、わたしの上へ止まろうとした。が、減速出来なかった。
3 鳥の減速。浮翔か、一旦低いところを飛び浮き上がる。
4 彼女は、一旦中間着地をし、続いて地上へ。
5 ハシボソガラス・ズキンガラス。混成群の近くで「誘いの鳴き真似」。全カラスが飛ぶ。
6 時間的な経過の観察。方向感覚・定位感覚・行動半径。種に固有・遺伝的な習性。止まり木。
7 わたしへの挨拶・探索。
8 「保護色の効果」と「静止状態の後衝撃的運動、それによる認識」。
9 前者の混成群。攻撃。
10 自分の領地を去ることにはっきりした抑制。
11 冬を越して変化。わたしに対する依存関係を仲間関係へ。「家の小間使い」への恋。
12 方向感覚の欠如。成年のコクマルガラスとの同居で、よく定位。
13 3羽に都合のよい夫を見出さなかったのか、性的倒錯か?繁殖せず。
[他]今回休み
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