町内会の役員が高齢化で四年に一度回ります。(オリンピック?)
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普段は氏神様のお祭りや
平安講
地域清掃や
区民運動会
防災訓練
赤十字や赤い羽根
消防訓練
敬老行事等盛りだくさん。
しかし
私が役員したあとの、2年
コロナのせいで
市民新聞配りや
交番便り等の配布はあっても全
部の行事なくなり
役員さんたちはほぼ仕事がありませんでしたと
今日は
挨拶に来られました。
町内会費使うときもなく
お盆の地蔵盆もなくなり
余った町費で
ラップやスポンジ
京都市の指定ゴミ袋各種や布巾の詰め合わせ作られて
各個に配布されました。
役員してたときは行事プラス
国勢調査の年でした。
しかし最近はPC等でもできるから楽ですね。(笑)
京都市内の町内会の行事は多彩ですが
それにより
子どもたちの交流や、親同士の結びつき
町内の、お年寄りの状況の把握や
学区の社協の役員さんたちとの連絡等
災害時の事を念頭に色々されています。
どこに誰が何人で住まわれて
災害時
誰が閉じ込められているか等把握できるようになっています。
町内会倉庫には必要な災害時に使える道具や
大型のバール等も入れてあります。
その、点検も役員はします。
京都市内は路地が多く
しかも空襲少なく太平洋戦争前の古い町並みが多く残っていますから
明治大正期からの古い町家や、狭い路地は多く残り
防火バケツが各個に用意されていたり消化器が町内でたくさん置いてありますが
火事が一番怖いからです。
狭い路地は消防車の入れない場所も多く
火の用心の、当番や、
各町内にあるお地蔵さんのお花の水替えや、お掃除は毎日町内会で回ってきます。
全員で管理してます。
新しい他府県の方が引っ越されて来て
一番驚かれるのは
町内会にほぼ全員入られていて
みんな何らかの役割をされてることで
大体町内の、皆さんの家族とか様子はわかりますので
あまりにも都会の割にはコミュニティがすごいですねと言われます。
しかしこれは京都市内の中心部や
古くからの学区だけになっているかもしれないです。
新工房のことで彼の地の役所に、行ったとき
「田舎ですから、いろんなコミュニティありますけど煩わしくないですか?」
と、言われましたが
聞いて見ると京都の今の地域より全然楽でなんの問題もなく
私にしてみたら
田舎ですけど今よりはコミュニティ密でないし
狭い路地に家が密集して、それこそ内緒事もできないような密な関係性の京都の古い町内会に比べたらずいぶん楽そうです。(笑)
京都では、さらに
何年かに一度回ってくる時代祭の役もあります。
時代祭は市民参加のお祭りで、
桓武天皇が、平安遷都された10月22日を市民参加でお祝いします。
父も叔父たちも妹婿とかも
時代行列の中で
足利尊氏や楠公、坂上田村麻呂役で時代衣装で馬にまたがって行列とかしてました。
どの学区が何時代の役をするかで配役は違います。
戦国武将は人気ですね。
しかし平安時代のお姫様たちとかは
祇園のきれいどころのお姉さんたちがされます。(笑)
大体地区によりどの時代のどんな行列に関わるか決まってます。
平安神宮は市民の神宮なので
みんなこぞって
過去京の都を彩り支え
織田公等京に上洛された方々とか
維新前後の勤王志士の皆さんを称えるのです。
父の行列参加のとき等は
京都会館に時代装束に着替えるため母も行ったり
参加できることが誇らしい雰囲気でした。
つまり
都会の割には京都市内古い町内とか学区は色々大変です。
まあ、学生マンションさんとかは免除されてますけど。(笑)
前に他府県から引っ越しされたご夫婦は
「ここはホントに都会?」
と、結構やることたくさんなのに驚かれましたが
今では若いので中心メンバーになっておられます。
運動会とかは町内みんなで若い人たちの子どもたちの子守りしたりしますから。
馴染まれる方には
子供の事とかもみんなが見てくれますし楽ですね。
しかし町内会に入られてない方には住み辛いところかもしれません。
うるさい街です。(笑)
馴染むと住みやすいですが。
京都は案外都会の顔をした巨大な田舎かもです。
新工房のほうが
話を聞いてると
そこまでじゃないから楽ちんです(笑)
気楽な感じ。
逆なら大変です。
慣れるまで必死ですね。(笑)
市内でも新興住宅地は今ではもうそんなことはありませんね。
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