特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

1分でカナ指導講座⑳授業準備時間から逆算する

2025年02月12日 | 研究

仮名指導プログラムはこちら

ひらがな指導プログラム

通級指導教室・特別支援学級で使える河村式ひらがなプリント (特別支援教育サポートBOOKS) | 河村 優詞 |本 | 通販 | Amazon

カタカナ指導プログラム

通級指導教室・特別支援学級で使える河村式カタカナプリント (特別支援教育サポートBOOKS) | 河村 優詞 |本 | 通販 | Amazon

 

鬼のように凝った指導を行って成果が出る。それはそれで我々教師としては行うべき仕事のスタイルだと思います。

しかしながら、1日の授業全てを鬼のように凝ることは物理的に不可能です。

以前実施した質問紙調査では、個々に応じた授業準備が毎日なされているとは言い難い現状が明らかになっています。

https://gssc.dld.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/journal/pdf19/19-077-084-Kawamura-1.pdf

 

そこで、本プログラムは、最低限「進度と量だけは最低限、個別化する」ということを推奨しつつ、守備範囲を広げ、このプログラムだけである程度の範囲の児童に対して有効な指導を行うことを目指したセッティングになっています。

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

その15

その16

質問:特別支援学校での使用法

その17

その18

その19

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


1分でカナ指導講座⑲復習は線結びだけで再生成績が上がるかも

2025年02月11日 | 研究

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結局のところ、もっとも良い指導方法を突き詰めても、復習が絶対的に必要です。

教育現場で軽視されているのではここで、「初めて○○を学ぶ時の授業」というところにばかり焦点が当たり、望ましい復習の方法が検証されることって少ないんです。

↓以下の文献は漢字指導の物ですが、実は刺激間を線で結ぶ課題を一回やっておくだけで、再生成績が改善することって結構あるんですよね。

https://gssc.dld.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/journal/pdf21/21-097-105-Kawamura.pdf

これを平易に言い換えてしまえば「どう書くか忘れる」のではなく「どの文字だったか忘れる」ということ。

頭の中に文字は入っているが、どの音とセットになるか忘れる、ということ。

もちろん本書ではこの線結びを活用し、最小限の負荷で多重的な復習のプロセスが踏めるように教材がセッティングされています!

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

その15

その16

質問:特別支援学校での使用法

その17

その18

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


1分でカナ指導講座⑱ユニバーサルデザインの源流を

2025年02月10日 | 研究

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ひらがな指導プログラム

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教育界にもユニバーサルデザインの波がやってきましたね。

これは大変望ましいことですが、原理的なところが忘れられつつあるなぁと思い、しばらく前に建築なんかのユニバーサルデザインをレビューしつつ文字指導プログラムの開発ガイドラインを出したことがあります。

https://gssc.dld.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/journal/pdf18/18-303-311-KAWAMURA-2.pdf

ああ、過去の院生時代の不出来な論文よ、穴の中に埋めておきたい、、という訳にもいかないのです。

なぜならば代替品がないのだから、、、

 

このガイドラインは漢字向けの物ですが、基本はひらがなでもカタカナでも同じです。以下のような感じで、これを網羅できるようにプリント類を作っています。

(1)適正な教材のサイズ

・紙面・マス・文字の大きさや,行間の広さは適正か

(2)コントラスト

・文字と背景,筆記具の色のコントラストは十分か

(3)利き手への配慮

・どちらの手で操作しても読み方が確認できるか

(4)構造の簡単さ

・簡単な手順で学習ができるか,視線の流れは一定か

(5)挿絵の使用

・漢字の意味を表す挿絵を付しているか

(6)刺激量の調整

・余計な刺激を含まず,シンプルか

(7)最低限の作業量

・必要最低限の作業量か

(8)配色への配慮

・多様な色覚に配慮した配色か

(9)誤りへの寛容性

・予備のマスが用意されているか

(10)補助の余地

・予備のスペースが用意されているか

(11)次の課題の確保

・早く学習を終えた児童用の追加課題は用意されているか

(12)習得状況の確認

・テスト等の習得状況が確認できる仕組みがあるか

(13)個人差への対応

・認知特性や習得状況に応じて課題が選択可能か

(14)差別感と不快の排除

・児童より下学年の学年が表示されている等,差別感や不快感はないか

(15)活用機会の確保

・学習内容を汎化させる課題は用意されているか

(16)教師側の使いやすさ

・教師に過剰な負担はないか,高度なスキルを要さないか

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

その15

その16

質問:特別支援学校での使用法

その17

 

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


1分でカナ指導講座⑰「つ・く・し」がベストとは限らない

2025年02月09日 | 研究

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ひらがな指導プログラム

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ひらがなの指導と言えば「つ・く・し」などの運筆が楽な文字からスタートすることが一般的でしょう。

しかしながら、これがベストとは限りません。

 

「つ」と「し」って、顔の向きを変えるとほとんど同じ形ですよね。

「く」と「へ」も同様です。

 

この手の弁別学習を進める時の原則が「見分けやすい刺激からスタートする」と言うことです。

運筆が容易で、さらに文字の形状の差が大きい組み合わせで学習をスタートする必要があります。

そこで、本プログラムでは「へ・い」「の・ろ」「つ・よ」「り・て」というように形状が大きく異なる文字同士を組み合わせ、字形の混同を防げるように出題順が調整されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

その15

その16

質問:特別支援学校での使用法

 

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


仮名指導プログラムへの質問③特別支援学校での使用

2025年02月08日 | 研究

仮名指導について質問が来ているのでお答えします。

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質問:特別支援学校の知的障害児に「河村式」のプログラム、使える?使えるんならどう使うと良い?

回答:使えます!開発過程には特別支援学校の教員や重度知的障害児も参加しています!ただし、本書よりももっと細かな指導が必要になることがあります。

第一に、本書のプログラムはある程度視写ができることが前提なので、重度の知的障害児に対してはプロンプトの段階が荒すぎることがあります。なぞり→視写、といきなり進むのではなく、破線や点線で文字を書いたものをなぞらせ、さらに破線の間隔を広げたり、薄い色にしたりと、より細かくプロンプトのフェードアウトを計画する必要があるケースもあります。(この教材もサポートプログラムとして今後配信します)

また、負荷に関しても過大にならないように注意が必要です。本書には反復実施するテストが含まれていますが、これは児童から選好されにくい(言い換えれば嫌われやすい)課題です。また、やることが分からない時に無反応になる、席を立つ等の事態が想定される場合は先に援助の要求の仕方(例:教えてくださいと言う、手を挙げる)を習得させておく必要があります。

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

その15

その16

 

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


1分でカナ指導講座⑬フィードバックの重要性

2025年02月04日 | 研究

 小学校の先生は丸つけが非常に丁寧です。きちんとプリントが完了したら、丁寧に〇をつけてくれます。

しかし、学習上重要なことは、丁寧な〇をつけるよりも、即時〇をつけることです。多少乱雑でも構いませんので児童が字を書いたらすぐに〇をつけて称賛したほうが、効果が大きいことが分かっています。

 そこで本書のプログラムでは「即時・具体的に・視覚刺激を伴って」というフィードバックを原則としています。ただし、児童がネガティブな状態である時(例えばふざけている、怒っている等)の時は何も声を掛けないことを原則としています。

 

【注:以下、マニアック】

フィードバックから時間を経ると学習効果は大きく損なわれます。遅延大強化より即時小強化が基本です。

 

 

☆詳細は第1章を読んでください!

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その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

 

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


仮名指導プログラムへの質問:通常学級での使用

2025年02月02日 | 研究

仮名指導について質問が来ているのでお答えします。

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質問:通常学級で「河村式」のプログラム、使える?使えるんならどう使うと良い?

回答:使えます。というかむしろ是非使って下さい。開発段階の協力者の中には通常学級の担任も含まれます。文字の記憶に関する各種研究には知的障害を伴わない子も多数参加してくれています。

 ただし、一点異なるとすれば、人数が多いための個別指導が全員に実施できないという点でしょう。本書の記録用紙も同様に、せいぜい同時に10人程度までが前提で、それ以上の人数になると記録用紙の記入そのものにかなりの時間を要してしまいます。

 そこで「多層支援」の考え方が大切になります。この考え方はざっくり言うと「全体に対して良い指導をして、覚えられなかった子の数を徹底的に減らす」「その上で、覚えられなかった子に個別指導を実施する」という感じになります。30人学級の場合、「全体へのカードやプリントで覚えられなかった子」というのを大体5人以下に減らすことを目指しましょう。その上で「朝の支度をしている時や授業前の5分休みに呼び出して今日習う仮名を先に教える」「給食の後にちょっとカード学習をやってみる」という程度のうっすらした支援でさらに2~3人程度をカバーし、最後の1~2人は授業中に他の子がプリントを書いている間に張り付いて個別指導する、というように、段階的に支援を行っていきます。

 また、知的な障害を伴わないADHD児の中には非常に速いペースが「飽き」が生じる児童がいます。本書のプログラムでは同じレイアウト、同じ絵、同じ言葉に対して仮名を書く練習をするため、「覚えやすいが飽きやすい」という弱点があります。飽きにくさを確保するという意味で、別の挿絵の入ったプリントを併用するのも良いでしょう。

 

 

☆マニアックなことを勉強する余力がない方もご心配無用。拙著では誰でもできるようにセッティングされていますので、第1章を読んでください!

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その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

 

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


仮名指導プログラムへの質問:家庭での使用

2025年01月30日 | 研究

仮名指導について質問が来ているのでお答えします。

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質問:河村式の仮名プリント、家で使えますか?

回答:親子の関係性が安定していて、前向きに取り組めそうなら使えます!

 

※ある程度お家の人の指示に従うことができ、日常生活上のスキルが大体獲得されていることが前提です。もしこれらの前提に問題が生じている場合、本書を開始する前にお住いの「自治体名」+「ペアレントトレーニング」で検索し、トレーニングを受講してみましょう。

 

その子の特徴やお家の中の環境によって上手く行きやすいやり方は異なりますが、以下のような点を意識してみると良いと思いましょう。

・習慣化:既に習慣化していることとセットで実施しましょう。例えば毎日おやつを食べる習慣があるなら、おやつを細かい物2つにします。例えば「メインのおやつ:煎餅」と「サブのおやつ:小さいチョコ」というような感じです。そして先にサブのおやつを食べ、その後お勉強をし、できたらご褒美でメインのおやつをあげる、という流れです。お勉強を一生懸命やったら煎餅が2枚になる!なんてのも良いですね!

・環境設定:学習する時に気が散る物はなるべく遠ざけておきましょう。タブレット、絵本、おもちゃ、テレビのリモコンは見えないところに置いておきましょう。

・最初は短時間:いきなり長い時間学習すると続かなくなります。最初はフラッシュカード1枚からスタートでOKです。1日30秒ずつ時間を延ばしていきましょう。

 

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


1分でカナ指導講座① 刺激ペアリング

2025年01月21日 | 研究

拙著の予約販売が開始されていますので、解説をしていきます!

 

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【解説第1回、スタート!】

本プログラムは、最初にフラッシュカードで読みを言い聞かせる方法でスタートします。

この方法はよく行われる方法ですが、正しい行い方で「文字と音声をイコールの関係にする」という、文字指導を行う上で非常に重要な要素となっています。

 なぜならば、子どもが文字を忘れる時は「どう書くか、どう鉛筆を進めるか忘れる」というだけでなく、「文字の形は覚えているけど、どの音だっけ?」というように、音と文字の関係を忘れてしまうことがあることが、ここまでの研究で分かってきたからです。

 

【以下、マニアック注意】

この指導法は専門的には「刺激ペアリング手続き」と呼ばれる方法です。どんな指導法かというと「時間的・空間的に近接した刺激同士において等価クラスが成立しうる」なんていう非常に堅苦しい説明となります。勉強したい方は「刺激ペアリング手続き」「stimulus pairing procedure」でググってください。

 

☆マニアックなことを勉強する余力がない方もご心配無用。拙著では誰でもできるようにセッティングされていますので、第1章を読んでください!カードもダウンロード資料としてついてきます!

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 

続き 1分でカナ指導講座② - 特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

 

 

ひらがな指導プログラム

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仮名指導プログラム、アマゾン予約開始!

2025年01月20日 | 研究

前回紹介した、ひらがな・カタカナの指導プログラムについて、アマゾンで予約が開始されました!

 

ひらがな

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カタカナ

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各部をエビデンスに基づく有効な指導法で固め、さらに組み合わせた際のデータからも効果が実証されており、指導が上手く行かなかった場合の対処法も用意しています!

 

このプリントの特徴として

・各部は極限までシンプルで、低刺激なつくりとなっています。多くの市販品って、不要なキャラや指示書き、イラストなんかでゴチャゴチャしてるんですよね。

・集団指導と個別学習のハイブリッドでの指導がしやすくなっています。個に応じた指導が大切だと分かりつつも、目の前には集団がいるのが我々のジレンマなので、「集団で効果的なプリント学習を行い、自力で筆記しているスキに教師が個々の児童の席を回って個別指導」という設計です。

・記憶状況が把握しやすくなっています。正答率を確保しながら進めるためには読み書きの正誤を日々確認して進度を調整する必要があります。そのための記録用紙もくっついてきます!!

 

 

漢字指導やローマ字、英語指導にも通ずる点が多々あるので、現在ひらがな・カタカナを指導中でない方もぜひお手に取ってみてください!!

 

 

 


東京都教育委員会からの表彰

2024年12月27日 | 研究

先日の八王子市に続き、東京都教育委員会からも表彰して頂けるようです。

 

 

令和6年度東京都教育委員会職員表彰を実施します|東京都教育委員会ホームページ

東京都教育委員会のホームページ。事業内容、入試、都立学校、教職員採用、教員免許、生涯学習などの情報をお伝えします。

東京都教育委員会ホームページ

 

功績は「特別支援教育の推進」だそうです。

都庁に行ってきます!


みんなラボ第11回勉強会は12月1日!

2024年11月22日 | 研究

みんなラボ第11回勉強会が12月1日に町田で開催されます。

チラシはこちら!

https://www.minna-labo.com/_files/ugd/2b8f85_2ca4b9a579de4cd3985ae0e7cf0a3e7e.pdf

 

今回は文字指導の原則、および「失敗共有集会」です。教育現場の成功だけでなく、授業場面などの失敗を共有する試みです!

お申し込みはこちら!

みんなラボ 第11回勉強会のお申込み

 

 


9/14 行動分析学会発表

2024年09月05日 | 研究

9/14の行動分析学会で発表します。

↓↓

河村優詞・村浦新之助・杉本任士・松山康成・前川圭一郎・宮崎靜穗・I-Wen-Chen (2024). 行動分析学をテーマとした特別支援教育分野の教員サークルの研修効果――知識獲得および対処法選択の正確性の向上―― 日本行動分析学会第42回大会.

 

ペアトレに引き続き、スーパー研究者&実践家にご協力いただきました。

ぜひ見に来てください!


9/13 行動分析学会のシンポジウムに登壇

2024年09月05日 | 研究

9月13日の行動分析学会のシンポジウムに登壇します。

↓↓

・2024/9/13 企画:三田地真実・松山康成話題提供:河村優詞・門脇陽一・田熊立・増谷聡子 指定討論:藤巻峻・佐藤智彦 自主企画シンポジウム 行動分析学を社会に広めるために(2)具体的な手立てを共有して広めよう シンポジウム話題提供者「ABAをテーマにした教員サークル」日本行動分析学会第42回年次大会.

 

このジャンルの普及に関する提言をする予定です!

ぜひ聞きに来てください!

 


特殊教育学会で発表します

2024年09月05日 | 研究

特殊教育学会で今週土曜日に発表します。

↓↓

河村優詞・村浦新之助・門脇陽一・奥本あすか・藤本進太郎・吉見祐太・竹中正彦・前川圭一郎 (2024). 複数の教員サークルが連携したペアレントトレーニングの実践――対面・遠隔併用訓練による児童のQOLおよび行動問題に対する効果―― 日本特殊教育学会第62回大会.

 

ドリームプロジェクトかと思うほど、恵まれた共同研究者。さらにみんなラボからのペアトレスタッフの皆さんにもご助力いただき、完遂させることができた研究です。

会場は福岡国際会議場。

皆さんぜひ見に来てください!