特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

1分でカナ指導講座⑮いわゆる「つながらない」ってどういうこと?

2025年02月06日 | 日記

 

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 例えば、リンゴの絵に対して平仮名で「りんご」と書けるようになり、平仮名の「りんご」をカタカナに直す練習をしたとします。すると、練習せずともリンゴの絵に対してカタカナの「リンゴ」が書けるようになることがあります。この現象、便利ではありますが、条件によって生じやすいパターン、生じにくいパターンがあります。本書では教師にこのような知識を要求せず、さらに子どもの誤答を減らすため、「期待はするけど生じなくても大丈夫!」というように構成されています。

 

【注:以下、マニアック】

刺激等価性とノード距離効果に関する研究がベースになっています。仲介する刺激数が増加するにしたがって正反応率が低下することが知られています。そのような現象に対し、共通の刺激または反応との間で等価クラスを形成することで、成績低下を防ぐことができます。この関係を頭の中で描きながら指導するのは結構難しいので、本書は記録を取りつつ手引き通りに進めれば、勝手に成績低下を防げるように設計されています。

 

 

☆詳細は第1章を読んでください!

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バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

 

 

では、次回はこれに続く指導法を解説します。