小学校の先生は丸つけが非常に丁寧です。きちんとプリントが完了したら、丁寧に〇をつけてくれます。
しかし、学習上重要なことは、丁寧な〇をつけるよりも、即時〇をつけることです。多少乱雑でも構いませんので児童が字を書いたらすぐに〇をつけて称賛したほうが、効果が大きいことが分かっています。
そこで本書のプログラムでは「即時・具体的に・視覚刺激を伴って」というフィードバックを原則としています。ただし、児童がネガティブな状態である時(例えばふざけている、怒っている等)の時は何も声を掛けないことを原則としています。
【注:以下、マニアック】
フィードバックから時間を経ると学習効果は大きく損なわれます。遅延大強化より即時小強化が基本です。
☆詳細は第1章を読んでください!
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では、次回はこれに続く指導法を解説します。