特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

1分でカナ指導講座⑰「つ・く・し」がベストとは限らない

2025年02月09日 | 研究

仮名指導プログラムはこちら

ひらがな指導プログラム

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カタカナ指導プログラム

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ひらがなの指導と言えば「つ・く・し」などの運筆が楽な文字からスタートすることが一般的でしょう。

しかしながら、これがベストとは限りません。

 

「つ」と「し」って、顔の向きを変えるとほとんど同じ形ですよね。

「く」と「へ」も同様です。

 

この手の弁別学習を進める時の原則が「見分けやすい刺激からスタートする」と言うことです。

運筆が容易で、さらに文字の形状の差が大きい組み合わせで学習をスタートする必要があります。

そこで、本プログラムでは「へ・い」「の・ろ」「つ・よ」「り・て」というように形状が大きく異なる文字同士を組み合わせ、字形の混同を防げるように出題順が調整されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

その15

その16

質問:特別支援学校での使用法

 

では、次回はこれに続く指導法を解説します。