へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

イチローの6年連続200本安打達成

2006-09-18 | プロ野球
あらためてイチローの凄さを見た気がする。
どんな世界にも天才というものがいる。
しかしどんなに優れた素材でも
やはり最後は本人の努力と研鑽に結果がついていくのだろう。
野球の世界では3割を打てる打者が初めて一流打者と言える。
10回の内の3回打てば良いのだから
簡単に出来そうに思えるのだが常人には不可能な世界である。
まず投手の投げる球に当てるだけでも難しい。
何しろ相手は打たせないように考えて投げているのだから。
それを前方90度の空間に守備者の間を抜くか
外野フェンスを超えるかの技術が必要なのである。
そう考えると普通の者には1割台でも当たり前の気がするが
プロには3割以上が求められる。
それを達成できた者だけが一流選手と認められる。
その安打の数が今年も200本以上なのだ。
しかも米国へきてから6年連続である。
凄いというより常人には異次元の世界である。
野球はしかし個人のスポーツではない。
いかにイチロー1人が凄くても仲間の力が無いと
勝負には勝てない世界である。
優れた打者と優れた投手のより多いチームが有利なのだ。
今年は城島が捕手として入ったが
来年以降優れた投手が日本から出て行く可能性は?