へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

東日本大震災

2011-03-15 | その他
マグニチュード9.0という初めての大災害に
あらためて人間の無力さを思い知らされる。
今日はもう5日目だが、まだ被害の全貌は見えない。
救助や支援の手は広がってはいるし頑張っているので
その必死の姿勢には頭が下がるのだが
その努力を有効に活かす為の国のトップの対応が
どうにも頼りなさ過ぎる気がするのは自分だけだろうか。

テレビ報道も全ての局が同じ様な画像と情報を
24時間流しっぱなしで専門家や評論家の意見を聞いているだけ。
誰に何をどう伝えたいのかがよく見えない。
まるで皆んなが戦場カメラマン気取りでいるようだ。

そういう自分も何一つ援助も出来ないので
文句をいう資格はないとは思っているが
どうしても一つだけ気にくわないことがある。

それは福島第一原発の事故対応の説明と経過である。
事故が起った事は仕方が無かったにしても
まだ安全な範囲にあるという説明だけで次々と問題が起きた。
現状はこうなっているが次にこういう対策をして
最終的にはこうなると何故説明できないのだろう。
必死で頑張ると言われても最終的な解決策が見えなければ
結果が駄目だったら仕方ないと諦めるのだろうか。
どうしても専門知識が必要ならモニターカメラなどから
専門家が遠隔指示等するような方法もあったのでは。
後からの説明が余りにも素人っぽく思えて仕方がない。
全てを現場に丸投げしているだけのようで・・・

東京電力も政府もトップが説明するより専門家に説明させた方が
もっとしっかりした対応ができたのではなかろうか。
絶対的な権限もそちらに任せる方がもっと良いと思うのだが。