疑心暗鬼？

東日本大震災が発生して２週間が過ぎたが、
依然不安だらけの現状である。
これから復興を目指して活動するべきなのに
まだ被災者の救助すら終らず実際はそれどころではない。

問題は全て福島第一原発に起因しているようだ。
これが解決の見通しが立たない限りは
被災者にも一般国民にも苦悩は続きそうである。
現場の確認すらままならないのだから無理もない。

原子力のリスクと恐怖を今更に強く感じる。
放射能汚染の情報で誰もが疑心暗鬼になっている。
これ以上風評被害を出さない様にするためにも
政府ももっと分かりやすい発表をしてほしいものである。
それでないと復興への気力も湧かないだろう。

海外からの援助や支援も受入に難色を示したりして
政府で断っているものもあるらしい。
非常時には非常時の対応を臨機応変にすべきと思うのだが。
他国を頼らないで必死で頑張るのも道かも知れないが
相手国の善意を素直に受け取るのも外交の一つではないだろうか。
断るにしてもせめて誠意をもった対応を望みたい。