へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

卒業シーズン

2015-03-05 | 日記
今年もまた卒業式の季節になった。

学生は学業からの卒業で終りだけれども

社会人は何を卒業すればいいか判らない。

まあ人間死ぬまで勉強というから

毎年何かを卒業しているのかも知れない。

いや逆に落第を繰り返しているだけかも。

太宰治の「人間失格」ではないけれど

今は「落第人間」や「就職浪人」ばかりの世の中。

格差社会もここに極まった感がある。

人口は減少しているにもかかわらずである。

需要と供給が合っていないから仕方が無い。

昔は生きるために仕事をしていた。

今は好きな仕事しかやる気がない。

趣味を仕事に出来ればこんな良い話は無いけれど

人は誰かを助けるために働くものだと思うのだが。

高学歴社会は楽な生き方しか選べない人間しか育てない。

何とも矛盾した世界になっている気がする。