たまたま開いた本のページに
今の自分にぴったりなメッセージを見つけることがある、って聞きますが・・・・
さっきパラパラ見ていた文庫本
土屋賢二『無理難題が多すぎる』の
P176を偶然開いて、ちょっとグサリと刺さった文がありまして。
知っている方は知っているでしょうが、このシリーズは
週刊文春の連載『ツチヤの口車』から「厳選・精選」「濾過」し(中略)「大きく加筆修正された」
“自虐”ユーモアエッセイの文庫シリーズです。
『無理難題が多すぎる』 魎の章「思い通りになる人生」P176より *************************
聖人ツチヤ師(土屋先生の一人称)が崇拝者からの質問に答えたお言葉。
〜(中略)〜
「何事も、決めてから実行するより、自然に出たものを味わいながら流れにまかせる方がよい結果が出る。自分で考えて決めるとロクな結果にはならない」
〜(中略)〜
「〜(中略)〜熟慮して選ぶ物は、おのれの浅はかな考えを強化するだけで、視野も価値観も変えないが、〜(中略)〜」
〜(中略)〜
「〜(中略)〜全能の神でないことに感謝せよ。思い通りにならないときこそ、視野を広げ、価値観を深め、プライドを捨てるときだ。〜(中略)〜
浅知恵を捨て、〜(中略)〜」
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ピンクの文字が特にぐっ刺さったお言葉です。
独りよがりなわたしの、反省すべきキーワードが列挙されてるではないの・・・・
なぜ偶然・・・?怖い。
ケラケラ笑って読める自虐エッセイなのに、哲学者である土屋先生のお言葉は、やっぱり、深い。