〈2013.10.26 sat〉
tさんa子さん
お二人の人柄が感じられるあたたかい雰囲気につつまれ、
たくさんの方々の祝福をいただき、
人前結婚式と結婚披露宴が行われました。
“前菜”
天使の海老と自家製テリーヌ
紋甲烏賊と茄子のうま煮
“前菜”
帆立貝の低温調理 野菜レリッシュ
愛知県産絹姫サーモンと胡瓜のマリネ 畑のキャビア添え
岩手県産ほろほろ鳥の粕漬け
“スープ”
木ノ子の特製スープ
三種類の茸と特製ブイヨンで仕上げたスープ
“御魚料理”
オマール海老のテルミドール風グラタン
海老の旨みを活かした一品
体も心も温まる逸品
“御肉料理”
特選牛ロースの網焼きステーキ
温野菜 特製シャンピリアンソース
“御飯物”
お赤飯とお吸い物
紀州南高梅
“ウェディングケーキ”
“炭焼デミタス珈琲”
“シェフ特製デザートの盛り合わせ”
花嫁を飾った真紅のダリアと蘭の花をアレンジした卓上花に迎えられ、式が始まりました。
テーブルの氏名札にはa子さんの手書きのメッセージが添えられ、welcomeの気持ちが伝わり、
最後のご挨拶に頂いたイタリア旅行のおみやげ「ヌガー」にも
お礼のコメントが添えられていました。
会場は履物を脱ぎ籐椅子に掛けるスタイルで、アットホームな雰囲気の中緊張が和らぎ、
参列者同士の会話もはずみ、二人が挙式にむけて心配りをしてくれた様子が感じられる
とても佳い宴でした。
仲良く健康で末永く幸せであることを心から願いました
〈2013.10.25 fri〉
大型台風27号28号が今週末にかけて日本列島に接近する
明日10/26は、およばれがあり台風の進路が気になる
結局午後から仕事を休み、名鉄ニューグランドホテルに前泊する事にした。
名駅太閤口、椿口北交差点前のビックカメラの隣
名駅から雨に濡れずホテルに向かうことができる
清潔で快適
最上階の室内からツインタワーが正面に見える
チェックイン後名駅に向かう
ミッドランドスクエアB1“DEEN & DELUCA”で早めの夕食
サーモンとブロッコリーのホワイトソース平打パスタ
ダンナは&
大好きな巨峰ジュース
ミッドランドスクエアシネマで“人類資金”
途中で爆睡してしまいやや意味不明
スケールがデカクて、
アクションが良くて、
海外ロケと地下鉄構内でのロケがスゴクて、
世界の貧困を救い、
最後に人の笑顔が見られ、
森山未来の国連本部でのスピーチが超カッコよかった
原作福井晴敏・監督阪本順治
NW 国連本部・ロシア ハバロフスク・タイ カンチャナブリ・アメリカ ニューヨークでのロケ
佐藤浩市・森山未来・香取慎吾・仲代達矢・オダギリ ジョー・観月ありさ etc.
観てみたい映画
今日の映画のチケットは
夫か妻のどちらかが50才以上の夫婦が同じ映画を一緒に観賞する“夫婦50割引”を利用し、
二人で\2,000のスペシャルプライス
映画を観た後、
名駅の東側から西側まで早足で通り抜けてホテルに戻り、明日に備えて早めに就寝
家では眠れない事が多いのに、余程疲れていたからか熟睡できた
〈2013.10.26 sat〉
朝食はホテルのレストランで和洋食のビュッフェ
流石名古屋メシ
手羽先
どて煮
きしめん
今日のナゴヤは快晴
9:00 名駅を西側から東側に通り抜けてミッドランドスクウアシネマへ
午前中シネマ歌舞伎“野田版鼠小僧”
笑いながら無常を感じる歌舞伎やった
台風襲来に備え名駅に近いホテルに宿泊したが、
台風は日本列島の手前で東に進路を変えて進み、
大型台風の上陸を心配した今日10月26日は快晴となった
映画を観て、熟睡して、今まであまり知らなかった名駅太閤口界隈に詳しくなった
中日新聞に川喜多田半泥子の記事
陶芸・書画・茶の湯・俳句・写真などに多彩な才能を開花された津市出身の
川喜田半泥子(1878~1963)が亡くなり10月26日で50年となる。
百五銀行の第6代頭取を務めた財界人で
、50歳を過ぎてから本格的に始めた陶芸は趣味の域を超え、
形にとらわれない自由な作風で多くの人の心をつかんだ。
北大路魯山人(1883~1959)と並び「東の魯山人、西の半泥子」と称され、
江戸初期に陶芸や書など多方面で活躍した本阿弥光悦になぞらえて「昭和の光悦」
とも言われた。
半泥子の陶芸作品を多く所蔵する石水博物館の龍泉寺由佳主任学芸員のコメントに、
『私の好きな作品は最晩年の書画“茶碗図”です。三本の線で茶碗を描き、
その横に“これハ何ぢゃ”と書き添えています。
半泥子が学んだ禅で、一筆の円は“悟り”の象徴。
悟りを求めて修行を続ける自らの心を描いたのではないでしょぅか。』とある。
『“苦心の作は見るに堪えない”という言葉を弟子に残しました。
いいものや売れるものを作ろうと、それが作品に現れてしまうという意味。
衝動に突き動かされ、楽しく作らなければならないという信念でした。』
水鳥が水面下で水を掻く様子を隠してすいすいと水面を泳ぐ様子に似ており、
集中力を持ちつつ平常心を心掛けたいと思う私の気持ちに通じると思った。
今日は松阪でlunch
oさん運転しながら
「そろそろお昼ですネ」
tomtom「どこか心当たり有りますか」
oさん 「う~ん」
tomtom「ベルファームの中に、かわいいランチ屋さんありますよ“ガーデンカフェ ルーベル”」
「“いろは”ってうどん屋さんも美味しいですよ」
「そういえばこの近くに鶏の焼肉屋さんあります」
oさん 「鶏の焼肉おもしろそうですネ」
ということで、“前島食堂”でlunchです
丁度12時を過ぎた時間で、店内は七割ほど席が埋まり、鶏を焼く煙でもくもくです
menuはシンプルで、焼肉は若どり・めす・きもそれぞれ\450。
ご飯は大(\200)・中(\170)・小(\150)から選びます。
キャベツは\100。
お味噌汁は大(\150)と小(\110)。
キムチは\80。
「とり野菜」と云う具だくさんの白味噌仕立てのスープが\450。
この中から注文します。
随分お久しぶりの訪問で、注文のシステムがよく分からずお店のオバサンに聞きながら
若とり×2
小ご飯×2
キャベツ×2
お味噌汁小×2
追加で若とり×1
を二人でいただきました。
注文する時「ニンニク入れますか?」と聴かれ、
tomtom「もう会社に戻るだけなのでokネ」
oさん 「そうですネ会社の中だけですからネ」
ということが、ニンニクも入れてもらいました。
お肉がふわふわで軟らかく、甘味噌味のタレがご飯によくあい、美味しくいただき満腹でした
毎週近くを通りますが、なかなか入る機会が無かったお店です。
何食わぬ顔で会社に戻ったら、ぷーさんから
「う~ん匂う」と云われて笑われました
〈2013.10.18 fri〉
6:20 起床
7:30 津駅へ
8:21 近鉄難波行特急 乗車
9:58 近鉄難波 着
高島屋B1でお弁当購入
10:30 松竹座 開場
11:00 昼の部 開演
14:30 終演
“たこ家道頓堀くくる本店”でたこ焼き
15:20 松竹座 愛之助サプライズイベント
高島屋で買い物
19:00 難波発近鉄名古屋行特急 乗車
20:23 近鉄津 着
半沢現象で財務官僚黒崎が歌舞伎役者片岡愛之助と知ったダンナが
「愛之助さんの歌舞伎観たい」と云うので大阪松竹座へ
大阪松竹座 十月花形歌舞伎
平成25年10月3日(木)~27日(日)
◆昼の部 上演時間
大坂純情伝 第一幕 11:00-11:40
幕間 30分
大坂純情伝 第二幕 12:10-1:15
幕間 35分
三人連獅子 1:50-2:30
◆演目と配役
昼の部
一、新・油地獄 大坂純情伝(おおざかじゅんじょうでん)
河内屋与兵衛 愛之助
お吉 壱太郎
刷毛の弥五郎 亀 鶴
皆朱の善兵衛 萬太郎
天王寺屋遊女小菊 新 悟
おかち 尾上右近
雁金文三 薪 車
山本森右衛門 猿 弥
おさわ 吉 弥
豊嶋屋七左衛門 男女蔵
果心 翫 雀
二、楳茂都 三人連獅子(さんにんれんじし)
親獅子 愛之助
子獅子 吉太朗
母獅子 壱太郎
今日のお席は「3階右側5番・6番」
真正面に花道
舞台上手が見難い
まぁ3等席\4,200なので満足
“新・油地獄 大坂純情伝”
ウエストサイドストーリーを三味線でアレンジ
新作歌舞伎の醍醐味
果心役の翫雀さんが陽気な芝居を引き締め、さすがな感じ。
娘役やお姫様役の多い壱太郎さんのお吉が、とても頑張ってる感があり良かった。
遊女小菊役の新悟さんのはかなさはぴったり。
弥五郎役の亀鶴さんはベテランの域。
おかち役の尾上右近さんも頑張っている感じ。
若手の頑張りとベテランの後押しが愛之助さんを引き立てる舞台でした。
“楳茂都 三人連獅子”
楳茂都流ということで、よく観る連獅子とは違う舞台が組まれている。
この先は文殊菩薩の浄土となる清涼山の麓の石橋が舞台中央にセットされ、
親獅子・母獅子・子獅子が登場する。
石橋が上下左右に移動したり、子獅子が石橋から飛び降りたりと、演出も違う。
子獅子役の吉太朗さんは一般家庭から片岡我當さんの部屋子になった12歳の有望株。
目線に迷いが無く潔い感じで、将来が楽しみ。
やはり壱太郎さんの頑張りが伝わる。
連獅子は沢山観ましたが、上方流も良かった。
幕間に、難波高島屋B1紀州笹一で購入したお寿司詰め合わせ
卵焼きは手作りでふわふわ
いろいろな種類が詰め合されて美味しい
あせ葉寿司
小鯛雀すし
箱寿司
さば棒寿し
伊達巻
太巻すし
大阪松竹座“坂東玉三郎 新春特別舞踊公演”
京都南座“吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 猿翁・猿之助・中車襲名披露”
どっちも観たい
終演後何故か松竹座前に人垣ができている。
夜の部の開場は15:30なのにと思いながら、
ダンナの希望で“くくる”のタコヤキに向かう。
「道頓堀がドラマの舞台となりました」ということで「倍返したこ焼」の宣伝が目を引く
たこもネギも天かすも倍返しの「倍返したこ焼」と、
くくる本店オリジナルたこがはみ出す「びっくりたこ焼」を注文
二人でこれだけ食べたらお腹いっぱい
“くくる”の隣には“曙ラーメン”も
松竹座前の行列は更に多くなり、係りの方が通行人の邪魔にならないよう人垣を作っていたので
tomtom「何の行列」
係の人「愛之助さんのご挨拶があります」
tomtom「何時から」
係の人「あと10分くらいで始まります」
tomtom「今日昼の部の愛之助さん観ました」
係の人「ありがとうございます正面はいっぱいですが、両脇からなら見えますよ」
ということで私達も行列に並びました。
生ラブリン
愛之助さんのblogに今日のお知らせが出ていました
2013-10-18 08:37:01
おはよう御座いまぁす
本日、15:20より、大阪松竹座前にて、
私、片岡愛之助がご挨拶&手拭いまきを
したいと思いまぁす
愛之助手拭い30本しか撒きませんので、
しっかりキャッチして下さいね
高島屋で買い物など済ませ
近鉄特急の中でおにぎり頬張り
元気いっぱいで帰宅しました
ダンナ様と長崎にドライブ旅行をしたfさんから
珍しいお土産をいただきました。
“創業天保元年 寒菊・もしほ草本家 岩永梅寿軒”
求肥と昆布を合わせた、梅寿軒銘菓「もしほ草」
お抹茶でいただくと美味しいお菓子です
“長崎銘菓「クルス」とボンパティの「ワッフル」 小浜食糧株式会社”
クルス[珈琲]
長崎出身福山雅治さん主演の2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』を盛り上げるべく開発した
お菓子らしい
幕末当時の焙煎方法で再現した「龍馬が愛した珈琲」を生地に加えてサックリと焼き上げ、
珈琲チョコレートをサンドしたお菓子。
固めの生地にコーヒーの香ばしい香りのクリームがとても美味しい
鎖国時代にもオランダとの交易が許された長崎には独特の食文化があり、
長崎にゆかりのfさんから珍しいお菓子や食品をいただきます
ごちそうさまでした
〈2013.10.12 sat〉
京都南座
坂東玉三郎・鼓童“アマテラス”
06:20 起床
07:30 津駅へ
08:05 津駅発普通
08:19 伊勢中川着
08:34 伊勢中川発京都行特急
10:20 京都着
11:30 五山望
地下鉄で京都~四条へ
14:00 南座 開場
14:30 開演
16:50 終演
地下鉄で四条~京都へ
18:15 京都発柏原神宮行特急
19:03 八木着
19:19 八木発鳥羽行特急
20:12 中川着
20:16 中川発名古屋行特急
20:16 津着
快晴・F1開催・津まつり・連休で津駅の人出が多い
津駅08:14乗車予定が早めの電車に乗れた
中川駅でy子さんと合流
近鉄で津から京都に行くには大阪線に乗り八木で京都線に乗り換えるが、
私は高速バスを利用する。
津駅でバスに乗れば、京都観光の中心地五条京阪に1時間46分で到着できる
五条京阪から南座は徒歩10分未満、京阪電車やバスで観光地への移動も便利
今日は松阪からやって来るy子さんと一緒なので近鉄電車を利用
乗り換えが難しい
京都も快晴
伊勢丹で買い物を済ませてlunch
y子さんお奨めのhotel granvia kyoto 15F “鉄板焼五山望”
レストランから、京都タワーが真正面に大きく綺麗に見えます
「華小町ランチ」
先付
炙り鱧と南瓜のピューレと黒糖のジュレ
牛蒡のクリームスープ
甘鯛の鉄板焼
和牛フィレの鉄板焼 山葵添え
焼野菜
サラダ
茸の釜飯
味噌汁 香の物
デザート
コーヒー 紅茶またはハーブティー
「先付」
鮪ずけ
「炙り鱧と南瓜のピューレと黒糖のジュレ」
白い泡は柚子
「牛蒡のクリームスープ」
「サラダ」
フレンチドレッシングのかかったグリーンサラダには上質な塩昆布をトッピング
昆布の出汁がドレッシングにパンチを効かせます。
鉄板で温めた自家製フランスパンにコテで横一文字に切れ目を入れて提供されます。
バターにガーリックチップをのせていただくと更に美味しいです。
「甘鯛の鉄板焼」
甘鯛の皮を鉄板でカリカリに焼いてトッピング
焼いた甘鯛に湯葉を巻きじゃが芋のピューレにのせお出汁がかかっています。
鉄板でカリカリに焼いたガーリックチップが添えられます。
「和牛フィレの鉄板焼 山葵添え」
「焼野菜」
和牛は、ポン酢・にんにく醤油・胡麻ダレ・山葵&塩でいただきます。
お奨めは山葵&塩
ふわふわのヒレ肉
美味しい
「茸の釜飯」
固形燃料で炊いた釜飯を鉄板で蒸らし、
ご飯がふっくらとした頃合いを見計らい提供されます。
「香の物」
「味噌汁」
「安納芋のアイスクリーム」
「梨とアセロラチェリーのジュレ」
窓外に五山を望む席で
手間をかけたお料理が段取りよく提供され
佳い時間を過ごしました。
この席からは大文字の送り火を望みながら夕食を楽しむ事ができるらしいですが、
予約の電話が繋がり難く、luckyに恵まれるのは至難の業らしいとのお話でした。
隣り合わせた女性4名のグループは、おばあ様の86才のお誕生日のお祝いのお食事会でした。
明るい色のカットソーを召され、ネックレスでさりげないおしゃれをされた
おばあ様はお若くお元気な様子で、
お孫さんやお嫁さん(お嬢さん)に大切にされて幸せそうな様子が伝わり、
とても良い雰囲気でした。
気持ちだけでもあやかりたいと思いました。
京都駅から四条までは地下鉄で、南座までは徒歩で移動
阪急電車で烏丸から河原町までの移動も考えましたが、
駅でうろうろするより歩いた方が速いと思い徒歩で移動しました。
地下鉄四条から東向きに延びる地下道を利用しました。
地上の歩道に比べ人通りは少なく歩きやすかったですが、
案内の看板が少なく、初めての利用でもあり、高島屋で地上に出て歩きました。
坂東玉三郎・鼓童“アマテラス”
出演 :坂東玉三郎、鼓童、愛音羽麗(元宝塚歌劇団男役スター)
演出 :坂東玉三郎
音楽監督:石塚充(鼓童)
作詞・楽曲提供:木村俊介
振付 :KAZUMI-BOY
美術 :小川富美夫
照明 :熊田勝博(S.L.S)
音響 :洲拓郎(北前船)
衣裳 :服部俊夫
舞台監督:土橋達也(北前船)
会場 :南座
歌舞伎とは違い、坂東玉三郎・鼓童のパフォーマンス。
2001年、玉三郎さんと鼓童との交流が始まり、
2013年には玉三郎さんが鼓童の芸術監督に就任し更に強い結びつきを礎として、
2006年日本神話の世界観を描いた「アマテラス」が初演された。
今回は、7年ぶりの再演となる。
第一幕:アマテラス(坂東玉三郎)める高天の原に荒れ狂うスサノオ(小田洋介)が登場。
若さ故有り余ったエネルギーをいかようにも発散することができず
悶々と荒れ狂う様を、大きな布に風をはらませて表現する。
荒ぶるスサノヲの魂を、アマテラスが己の慈愛・慈悲で鎮めようと試みる。
かなわないことを悟ったアマテラスは嘆き・哀しみ、天の岩屋戸に身を隠す。
第二幕:アマテラスが身を隠してしまうと世の中は混沌した暗闇となり禍が発生する。
禍をおさめるために八百万の神が執り行った儀式を太鼓で表現。
愛音羽麗演じるアメノウズメ(芸能の女神・日本最古の踊り子)の踊りが加わる。
力強く激しく全身を使った踊りに、手指の繊細な表現で魅せるセクシャルな動きが
加わる。
踊りが最高潮に達した時、アマテラスが天の岩屋戸からそっと顔を覘かせ
地上に慈しみの光が射す。
玉三郎と愛音羽麗の持つ鈴の音が光を表現する。
玉三郎の背後に射す人口の光が高天が原を照らす光かと見紛うほどに、
玉三郎演ずるアマテラスが煌煌と世を照らす。
舞台中央にスポトライトを受けた太鼓がスタンバイ。
花道は取り除かれ、補助席がセットされています。
ステージが客席に迫り出して造られています。
歌舞伎とは様子が違います。
眠気覚ましのコーヒーは必需品
イザナギの司る天と地。
「音」が聞こえ始める。
光が見えてくる。
芦原の中つ国の光だ。
神々の名を呼び交わす声。
それは、天地の轟きにも聞こえ、風のざわめきにも聞こえる。
天と地を司る神の左の目から、アマテラスが生まれた。
左の目から、ツクヨミが生まれた。
鼻からは、スサノオが生まれた。
アマテラスは、神々のすむ高天の原を治めた。
高天の原は、光、満ち溢れ、妙なる楽の音が響き渡る楽土である。
ツクヨミは、月となり夜を治めた。
スサノオは、海原を治めよと命じられた。
スサノオは、従わなかった。
スサノオは、泣く。わめく。
スサノオは、母を慕いて泣くのである。
そして、海もスサノオの泪となって枯れはてた。
悲しみにくれたスサノオは、姉、アマテラスのいます高天の原へ向かう。
スサノオの歩む音はすさまじく、天地は轟き渡り、揺れに揺れた。
スサノオの荒ぶる魂は、
アマテラスの慈愛、慈悲ですらしずめることはかなわなかった。
アマテラスは、嘆きのあまり、天の岩屋戸へ、姿を隠してしまう。
そして、全ての光が失われた。
アマテラスは、独り岩屋戸に、在った。
闇の世界。暗闇にひそむものたちの、息が、聞こえる。
うろたえた小さな炎が、集まって来る。
八百万の神々が、集まって来たのだ。
神々は、天の岩屋戸の前で、宴を始める。
はじめは、互いの心を励ます、ささやかな祈り。
弱き、小さき神々の祈り。それが、響きとなり、轟きとなる。
アメノウズメが足を踏み鳴らし、踊り始める。
女神の恍惚の踊り。男神の魂を奮い立たせるほどに。
神々の魂がぶつかり、たわみ、もりあがり、
渦を巻いて一つになる。
外の騒ぎを聞いたアマテラスは、
そっと、岩屋戸を開けて、覗く。
すかさず神々が岩屋戸を引き開けた。
神々の歓喜に迎えられ、アマテラスは、
再び、世界のただ中にたたずむ。
世界は、再び、光に満ちる。
尽きることのない、慈悲と光。溢れる喜び。
アマテラス パンフレット より
鼓童の演奏が舞台で演じる役割は大きい。
一幕では高天の原の情景を、
二幕では、岩屋戸に隠れたアマテラスを再び高天の原に呼び戻そうとする
八百万の神々の宴を表現する。
両足で舞台を踏みしめ、身体の重心を左右に移動させながら、渾身の力で太鼓を打つ姿が
とても美しい。
舞台に腰を下し、両足で太鼓を支え、上半身を仰け反らせながら太鼓を打つ姿も美しい。
太鼓を打つのは精神と身体の両方が合わさった鍛錬の成せる技だと実感する。
玉三郎さんには台詞が無く、身体の動きと顔の表情でアマテラスを演じ、物語る。
しかも舞台への登場時間が短い。
非常に難しい役を演じられたのだと思う。
愛音羽麗さんの踊りは身体表現に意外性が高く、
演者の力量と振付師のイマジネーションとが一致して表現できるものと思った。
終演後カーテンコールが3度も有り感激
今年は伊勢神宮の式年遷宮と、出雲大社の60年に一度の御遷宮とが重なり、
日本人のルーツについて考える年でもある。
アマテラス観賞は良い機会になった。
南座を後に、四条通りを駆け足で地下鉄四条に向かいました。
混雑する中、近鉄京都駅で買った“平宗”の柿の葉寿しを車中でいただきました。
佳い休日でした
夏に受けた人間ドッグの結果が届いた
案の定
悪玉コレステロールが多い
今日ホームドクターを受診
とうとう薬を飲む事なになった
副作用の説明も受けた
服薬を契機に自分でも頑張ろうと決心
腹八分目
夜にお菓子を食べない
アイスを食べない
夜遅くに夕食を食べない
納豆を食べる
腹立つ事やイライラする事がいっぱいあるし
美味しいモノは大好きやし
なかなかジムに行けないし
難しいけど頑張ろう
頑張るって嫌やけど好き